トップ株 入門覚えたほうがよいチャート機能第3回 チャートの表示期間を自由に変更
第3回 チャートの表示期間を自由に変更
それでは一つずつチャート機能の使い方を説明します
チャートの機能につきましては、作った人の意思が反映されますので、どの会社が作ったチャートもそれぞれ独特の機能を持っています。 ここではチャートの基本的な機能と、あれば便利な機能の中で、自分が好きな機能を見つけることから始めればよいと思います。
チャートの表示期間を自由に変更できる「二つのスクロールバー」(もっとも重要)
多くのチャートは1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年・3年というように、表示期間が限定されています。 株式市場の上げ下げがその期間にピタリと当てはまれば問題ありません。 しかし、今から4ヶ月前に上昇スタートしたときには、4ヶ月前から現在までの動きを見たほうがわかりやすいのですが、 現実には6ケ月チャートを見るしかないチャートがほとんどです。
見やすいチャートは分析しやすいチャートですから、6ヶ月間のチャートよりも4ヶ月間のチャートのほうが大きくて見やすいと言えます。
また長い期間のチャートを見たら、ある期間のチャートが今の相場と似ているときは、そのときのチャートの動きを見たくなります。 この場合に、年月日を指定してチャートを表示するのではなく、目で確認しながらチャートを表示できれば大きな武器になります。
どうして、大きな武器になるのかと言いますと、人間は将来がわからないので「過去に同じような動きをしているときがないか」を調べ、 見つかったときは「過去を参考に投資判断」をします。株式市場では「歴史は繰り返す」と言いますが、 それは多くの投資家が過去の動きを参考にするからです。
そして、多くの投資家が過去の動きを参考にするから「チャート」が重要になるのです。
ここまで下がったら、下げが止まったということを何度も繰り返している銘柄が見つかった場合、 多くの投資家は「過去に下げ止まった株価に買い差し値注文」をいれます。 そのため、過去の下げ止まったところで今回も止まる可能性が高いのです。
このように、チャートを参考に投資判断をしている人がたくさんいますので、 チャートについて「知っていれば儲かったこと」「知っていれば損しなかったこと」をできるだけたくさん覚えて下さい。
覚えたほうがよいチャート機能
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