個別銘柄が集中している株価水準を見る
株価指数の水準と採用銘柄の水準の比較
★このソフトは、9の市場の株価指数水準と、その株価指数に採用されている銘柄の株価水準を比較して、個別銘柄に比べて株価指数の方が上っているのか、下がっているのかを見るソフトです。
今回は日経平均の期間2年でみてみます。1月22日の日経平均株価は「これのでと同じで高値ゾーンある」と表示されています。
では、数値を見ますと、高値ゾーンの銘柄数は225銘柄中で65銘柄、占有率は29%となっており、1/3以下になっています。
株価指数は高値ゾーンなのに、底値ゾーンの銘柄数が112銘柄で、占有率は50%となっています。つまり、日経平均は高値にあるのに、採用銘柄は50%が底値、21%が中間、29%が高値となっています。
つまり、転換点を探すソフトと同様、このソフトも「株価指数が高く、個別銘柄が下がっている」ということが分かります。
1/22/ 20:48
コメント
★日経平均は高値圏にあるのに、採用銘柄の株価水準は全く違っています
株価指数の水準と採用銘柄の水準の比較を見ますと、株価指数は高値圏にあるのに、高値圏の採用銘柄数は65銘柄、率にして29%しかありません。
中位圏は40銘柄で18%、残る53%の採用銘柄には「底値圏にある」という事になります。
こうなりますと、今日の株式市場を見るのに、日経平均株価の推移を言ってもナンセンスだという事になります。
もっと残念なのは、このようなデータを出しているのが「新ケンミレ株式情報」だけなので、誰も気が付かない事です。
2/12/ 22:57