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第7回 短期投資よりも長期投資の方が安全だ?!

買ったら売らない長期投資の方が安全だと良く言われます。確かに、高度成長経済であれば「買ったら売らずに持っていた」方が安全です。しかし、1989年末に日経平均は38,957円まで上昇し、2011年1月では10,500円前後ですから、持っていた人は安全とは言えません。中国など新興工業国であればこの考え方は一理あります。

なぜ一理かと言いますと、倒産リスクが残るからです。今の経営者の能力は分かっていても、将来の経営者の能力は分かりません。将来のわからない経営者に掛けて、何も考えずに買った株を持ち続けるのは非常にリスキーと言えます。

経営的に言いますと、資本金回転率を上げるというやり方があります。つまり、資金を一回転するといくら儲かる、ならば資金の回転を上げればもっと儲かるという分析指標なのですが、買ったまま持ち続けるということは「資金の回転率は1回」ということになります。つまり、もっとも効率が悪い方法になります。

勿論、回転率のアップとリスクは比例しますので、資金の回転率をアップできて、しかもリスクが高くならない回転率はいくらなのかと考える必要があります。下の「東証1部全銘柄の最大能力分布図」を見ますと年間1?3回程度の資金回転が最も効率が良いと分かりました。そして、株式市場が実際はどう動いたのかを見る東証一部のパフォーマンス表を見ても「年間1?3回」がベストということが分かります。

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