トップ株 入門覚えたほうがよいチャート機能第7回 新値銘柄数、信用評価損率

第7回 新値銘柄数、信用評価損率

最後の二つは、私が株式市場の転換点を探すときに使ったものですが、 的中精度は非常に高かったので、ぜひ使い方を覚えていただきたいと思います。

新値銘柄数

新安値銘柄数は転換点を探す指標ですが、新高値銘柄数はあまり信用しないほうがよいと思います。
なぜかと言いますと、株価はゼロ以下にはなりませんし、資産がありますので、ゼロになる前に下落が止まります。 そして下落が止まる価格は、ある程度は理論的に計算できます。

しかし株価が上昇する場合は無制限に上昇できますので、 どこで止まるかは別の指標のほうが当たる確率が高くなります。 したがって、新安値銘柄数を使った転換点探しが新安値銘柄数の役割と考えて下さい。

証券取引所が発表している新値銘柄数の計算方法には矛盾があります。
新値銘柄数の計算方法は、前年1月から本年3月までの15ヶ月間は、その期間の安値を下回ったときに「新安値とカウント」します。

ところが4月1日になりますと、新値銘柄の対象期間は本年の1月〜3月の3ヶ月間になります。 つまり、15ヶ月間の新安値も3ヶ月間の新安値も「同じ新安値」として発表されます。 矛盾がある新安値銘柄基準ですが、市場が使っている以上は無視できませんので、 この証券取引所が発表しているは新安値も参考にします。

つまり、3月の新値は前年1月から当年3月までの15ヶ月の新値であり、4月の場合には1月から4月までの新値となります。

一方は15ヶ月間の新値で、もう一方は3ヶ月間の新値ですから、新値と言っても意味は違います。

そこで私は「全ての銘柄を、過去15ヶ月間の新値」という計算方法で新値銘柄数を計算していますので、 両方の新値銘柄数を比較しながら検討すると良いと思います。

基本的な使い方としては、新安値銘柄数が200銘柄前後出ると小さな転換点になる可能税性が高く、 500銘柄を上回ったら「もうすぐ、転換点になる」と考えて良いと思います。

信用の評価損率

信用取引の評価損益率ではなく、評価損率と「損失率」に限定しています。 投資家は儲かったときにはすぐに売り、損したときには「我慢して持ち続ける」ので、 必然的に評価損を抱えている銘柄だけが残ることになりますので、評価損率と銘打っています。

評価損率の使い方は、評価損率がプラスになると下落への転換が近いというシグナルになり、 評価損率が15%を突破してきますと、上昇への転換が近づいているというシグナルであり、 評価損率が20%を超えたときには「上昇への転換のカウントダウンが始まった」と考えて良いと思っています。

チャート以外の銘柄チェックの方法

これまではチャートから見た銘柄チェックの方法をレポートしてきましたが、もう一つ銘柄から見た「有望銘柄のチェック方法」があります。 その一つが「チェック9項目」というダメな銘柄を除外し、有望銘柄だけを残すという「銘柄の絞り込み法」です。

その進化版の「チェック12項目」が間もなくリリースされます。

銘柄の探し方に長けている人でも、疲れると「つい、うっかり」を犯し、株式投資で負けてしまいます。

投資を知らない人には「株式用語を使わずに、銘柄の絞り込み」を行う武器であり、 上級者には「ついうっかり忘れた」というミスを犯さないようにする武器となります。

チェックミスは即損失につながりますので、チェック凡ミスを犯さないために作りました。 特徴は「投資知識がなくてもできる銘柄の絞り込み方法」であり、まさに初心者向けの武器だと思います。

覚えたほうがよいチャート機能

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第7回 新値銘柄数、信用評価損率
株価が上昇する場合は無制限に上昇できますので、 どこで止まるかは別の指標のほうが当たる確率が高くなります。
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