トップ株 入門覚えたほうがよいチャート機能第2回 チャートのどの機能を使うのか
第2回 チャートのどの機能を使うのか
チャート機能で個別銘柄分析に求める機能は
A. 今の株価水準が割安なのか、適正なのか、割高なのか | B. 今のトレンドはどっちを向いているのか | C. どこまで下がるのか、どこまで上がるのか |
![]() |
![]() |
![]() |
と言う三つです。
チャートで市場全体の方向性を見るためには
- A 株価指数の比較
- 日経平均株価・規模別株価指数・業種別株価指数
- B 世界の株価指数との比較
- NYダウ・DAX指数・FT100・上海指数・ハンセン指数など
- C 為替市場との関係
- ドル円・ユーロ円・ユーロドル
- D 原油市場との関係
- WTI・北海ブレント・ドバイ
- E 債券市場との関係
- 今はゼロ金利ですので意味はありませんが、将来的には日本の公定歩合・無担保コール・CD新発3か月・長期国債や米国のFFレート・EUの市場介入金利などを参考にします。
などを比べてマクロの分析をします。
ただし、マクロ分析は非常に難しく、また時間もかかりますので、基本的には専門家の見方を参考にすれば良いと思います。 好きな方はマクロ分析は面白いので試してはいかがでしょうか。
チャートにはお金が落ちているというレベルでチャートを使うなら、マクロ分析までは必要ありませんし、またチャートの本に書いてあることもほとんど必要ないと言えます。 ここでは、本に書いていない、株式投資の勝者が使っている、マニアックな、しかし難しくない機能の使い方を解説します。
このレポートは初級編のレポートですので、最低基準として「どうやってチャートの機能を使って勝つのか」についてだけ申し上げます。
勝つために使うチャートの機能
- 期間の自由変更(もっとも重要)
- 移動平均線の日数の自由変更(重要)
- トレンドライン(重要)
- 日足と週足と月足の比較
- 押し目・戻し目ライン
- 新値銘柄数
- 信用の評価損率
- 信用買い残高と売り残高
- 売買タイミング指標
- 業種別インデックス・テーマ別インデックス・事業品目別インデックス
- 三本のバリューライン
これだけ使えればチャートは強力な武器に変わります。
そして、この使い方に慣れてきますと、チャートを開いた瞬間に全ての分析が瞬時にできるようになります。
そうなれれば、引っかかった銘柄のチャートだけを見れば良いわけですから、短い時間で良い銘柄を見つけられやすくなります。
次回は上記の機能について一つ一つ解説していきます。
覚えたほうがよいチャート機能
※ 新ケンミレ有料会員はいつでもすべてのレポートを確認することができます。新ケンミレ会員サービスについて詳しく知りたい方はこちらへ