トップ株 入門ケンミレ読学塾「すぐに買わない」が勝利を呼び込む!

「すぐに買わない」が勝利を呼び込む!

すぐに買いたがるせっかちAさん

Aさんはお風呂から上がって、インターネットで経済記事をチェックしていました。突然、モニターを見つめるAさんの瞳が輝き始めました。彼は鼻息を荒くして、いつもネット取引で利用している証券会社のホームページにアクセスし、すぐに買いの注文予約を入れました。
Aさんは、2、3日前からある銘柄に注目していたのですが、その企業に好意的な記事がネットに掲載されていたので、矢も盾もたまらず、その銘柄を即座に買おうと決めたのです。
「ちょっと高値だけど、これだけ褒められているんだから、もっと値上がりするだろう。そうすれば大儲けだ。ヒヒヒ」。Aさんはそう言って、よだれを垂らしました。
Aさんは、株式投資を始めて3年ほどになりますが、とにかく株の売買が大好きで、情報をこまめにチェックしては、「目に留まった銘柄を、買いたい時に買う」タイプなのです。この日も、そんなAさんの気ままで熱くなりやすい性格が出てしまったのでした。
さて、Aさんが買った銘柄は、購入後まもなく値を下げ始めました。それもそのはず。Aさんが買った時、その銘柄はすでに天井圏にあったのです。
「また持ち直すだろう」などと考えているうちに、値はさらに下落し、Aさんは結局、売り時を失ってしまいました。

なかなか買わない気長なBさん

Aさんが株を買っていた頃、Bさんはパソコンに向かってチャートをじっくりと読み込んでいました。彼は投資の初心者です。というより、株式売買をしようと思ってから半年間、実はまだ一度も株を買ったことがありません。Bさんが初めて株を買ったのは、それからしばらくたって、相場全体がかなり下落した頃でした。
Bさんの狙いはこうでした。「底値近辺で株を買えば、株価はやがて確実に上昇する。そうすれば、確実に利益が上げられるだろう。一度に大きな利益を狙う必要はない」。
その狙い通り、Bさんは10パーセント上がったところで株を売り、確実に利益を上げることができたのです。
よく考えずに高値で買ってしまったAさんと、割安な株価になるのをじっくりと待って利益を上げたBさん。どちらがいい投資家であるかは言うまでもありません。

ケンミレ読学塾

第1回 上がりっぱなしも下がりっぱなしもない
株の値段も、くだものと同じように上がったり下がったりします。しかし不思議なことに、株は値上がりしている時になぜか人気が出るのです。 多くの投資家は、値上がり中の株を見ると、「もっと上がる」と考えて、つい買ってしまいます。
第2回 銘柄探しは2番目では最初にするべきことは?
「いい商品」というのは、前にも説明したように、「安く仕入れられて、高く売れる商品」です。有名品種でも、「安く仕入れる」ことができる時期でなければ、結局は高い仕入れ値のために、大きな利益を上げることはできないのです。
第3回 買うと同時に売り値を決めて確実に売ろう
「株式投資では、冷静な判断をすることが大切だ!」。わかりきったことですよね。しかし、感情がある以上、冷静でいられない時があることを忘れてはいけません。
第4回 「すぐに買わない」が勝利を呼び込む!
「底値近辺で株を買えば、株価はやがて確実に上昇する。そうすれば、確実に利益が上げられるだろう。一度に大きな利益を狙う必要はない」。
第5回 勝ち続ける必要はないトータルで勝てばいい
プロスポーツでも「100戦全勝」はありえません。ましてや、株式投資の世界でプロと言えない個人投資家が、常に勝ち続けることは不可能です。専門家の間では、10回投資して7回勝てばいいと考えられています。
第6回 株式投資の目的と目標を見失わないために
株式投資で財産をつくるためには、勝てる可能性が高い時にだけ投資をして、着実に利益を積み重ねる必要があることは、すでにお分かりいただけたと思います。

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