ケンミレ物語

波動ラインができるまで

当初、セミナーなどで「三本のバリューライン」の話を良く話していました。
株価は「アンダーバリューライン・フェアバリューライン・オーバーバリューライン」という三本のバリューラインの間を、人間が持っている欲望と恐怖心によって動いているという考え方です。

アンダーバリューライン(実際の価値よりも下り、これ以上は下がらないという底値の事)まで下がれば上昇に転じて、その銘柄の正しい価値であるフェアバリューラインまで上昇します。

ここで止まれば「株価は全く動かない」事になりますが、株価が上昇すると「今、買えば儲かるという欲」から、投資家は更に株価を買い続けます。

そして、これ以上は上がらせないというオーバーバリューラインまで上昇すると止まって、フェアバリューラインまで下落します。

ここで止まれば問題ないのですが、持っているともっと下がって損失が拡大してしまうという恐怖心から、さらに株価は下落してアンダーバリューラインまで下って止まります。

◆波動ラインの誕生
この欲望による上昇と恐怖心による下落が繰り返されているのが株式市場です。そこでこの上昇と下落を機械的にとらえて、投資判断に材料にしようと考えて開発したのが「トレンド波動ライン」です。

たとえば、年間で2回の上げ下げの波動を作るためには、株価の動きが年間で二回の波動に入った事を認定する必要があります。

つまり、年間で4回でもなく、3回でもなく、2回の波動の条件まで下落した時に、「今年間で2回の波動に入った」ことを知らせれば、年間で2回の波動ラインの認定を買いタイミングにする事が出来ます。

実際に見てみますと、波動が認定された翌日から上昇に転じたケースもあれば、波動が認定されてからも下げ続けるケースもあります。

この波動ラインの長所は「決められた下落率まで下がらなければ買わない」と決める事で「高値買いを防ぐ」事、他の指標と組み合わせて制度をアップさせる事などが有ります。

◆このソフトをどうやって使えば投資の武器になるのか
このソフトでは年間の波動回数を2回から20回前後まで引けるようにしました。短期で売買したい人は短い波動(1年間で20回となりますと、上げ下げで40本の波動ラインが引かれます)を使えばよく、ゆっくりとした投資をしたい人は「年間2回の波動」を使えば良いという事になります。

これだけでは投資の武器としては弱い事から「波動が認定された日」を表示するソフトを作りました。

また認定されますと、薄い水色のラインが現れます。この色で波動ラインが認定中なのだということもわかります。

因みに波動ラインには「認定中の波動」と「確定した波動」の二つの波動が有り、認定中は水色、下落が確定した下落波動ラインは青、上昇が確定した波動ラインは赤になっています。