ケンミレ物語

最適指標銘柄探しができるまで

昔、ある証券ディーラーから毎日、銘柄情報を貰っていました。
当時はダイヤルQ2というものが流行っておりました。そこで私もダイヤルQ2をスタートさせました。1日1回、8分間の株式投資に関する情報の提供をしました。1回で800円貰えたのですが、毎月250万円くらい稼ぎました。

そのディーラーともう一つ化け物みたいなダイヤルQ2をしている人の二人の情報で銘柄を提供したのですが、提供した全銘柄の勝率は80%を超えるパフォーマンスを出していました。彼等は凄い情報網を持ったプロでした。

特にダイヤルQ2をしている人の、1日8分の仕事での1ケ月間の収入は1200万円でした。
特にディーラーの情報は凄かったのですが、彼は毎日、私に電話をかけてきて「今、ディーラーたちはRSIを使っている」とか「今、彼らはストキャスティクスを使って売買している」という話を良くしていました。

そこで実際の株価の動きから、今、ディーラーたちは「どんな指標を使っているのか」という方向でソフトの開発をスタートしました。つまり、プロやセミプロが「どんな売買タイミング指標が、どういう数値になったら売買しているのか」を探すソフトの開発をスタートさせました。最適指標銘柄探しソフトでした。

当時は一世を風靡し、色々なプロの人たちが使い、彼らが成功した話をするので、最適指標銘柄探しソフトは成功しました。

この時に「米国4位のオンライン証券」と「日本の準大手の証券会社が合同でオンライン商連を作る」「ついては御社の最適指標銘柄探しソフトを使いたいので、プレゼンテーションをしてほしい」と云われました。

誰でも知っている準大手の証券会社でしたから、相手の会社に行って「最適指標銘柄探しソフトのプレゼン」を行いました。

ところが、後で「採用しない事になった」という連絡があり、さらに数ケ月後に「最適シュミレーション」という名前で大々的に売り出していました。

そして、ある時、日経マネーが「その会社の最適ソフトとAガラスの投資ソフト、そしてケンミレの最適指標銘柄探しソフトの三つのソフトを無断で使って、それぞれ20銘柄をピックアップして紙面に乗せました。

私は当時、朝日新聞が運営している朝日コムで書いていましたので、1ケ月後に3社の成績を朝日コムで発表しました。

A社は10%以下、ケンミレの最適指標をパクった会社は14%、そしてケンミレは24%の平均上昇率となりました。それは「最適指標のノウハウ」は離さなかったからでした。

このように、ケンミレのなかで最初に開発したのが最適指標銘柄探しソフトでした。