トップわかる!株式用語限月とは

わかる株式用語

限月とは(げんげつ)

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まずはざっくり

限月とは、日経225先物の建玉が「満期を迎える月」のことです。清算しなければならない満期日をSQ(エスキュー)と呼び、各限月の第2金曜日となります。

また、建玉を反対売買する場合の最終売買日は満期日の前日、つまり通常、各限月の第2木曜日となります。第2金曜日が休日の場合、繰り上がって木曜日が満期日となります。

限月は、日経225先物(ラージ)の場合は3月、6月、9月、12月の各月(年4回)、
日経225先物ミニの場合は1月から12月の各月(年12回)となります。

これだけは覚えよう!

日経225先物取引の取引対象となる限月はラージ5本、ミニも5本と決まっています。
平成13年10月1日で考えた場合を例に見てみましょう。

■日経225先物(ラージ)の場合
平成13年12月限(期近 きぢか)
平成14年 3月限(期先 きさき)
平成14年 6月限
平成14年 9月限
平成14年12月限

■日経225先物ミニの場合
平成13年10月限
平成13年11月限
平成13年12月限
平成14年 1月限
平成14年 3月限 (2月限ではありません*)

*ミニの5本目は2月限月となりそうですが、「ラージの限月を2本入れる」というルールがありますので『2月限』ではなく『3月限』となります。

もうひと頑張り!

ここまでは、限月の形式的な話でしたが、ここからは、実践で使うときの注意点など
についてです。

日経225先物を売買するとき、真っ先に決めなければならないのが、この「限月」です。
株式投資で言えば個別銘柄を選ぶことにあたります。

■限月を決めるときのポイント

1.流動性(売買枚数)
2.残存日数(満期までの日数)

この2つが重要な要素となります。

1.の流動性は、売買高(枚数)が多いものを選ぶということです。通常、一番近い限月が一番売買高が多い傾向があります。

ただ、ミニの場合は、ミニの一番近い限月ではなく、5本あるミニの限月の中でラージの一番近い限月(3月、6月、9月、12月で一番近いものという意味です)が売買高が多い傾向があります。

例を挙げると、日経先物ミニで10月限が一番近い限月の場合は、流動性を考えると、10月限ではなくてラージの一番近い限月である12月限を取引することになります。

次に2.の残存日数ですが、これは本来、長ければ長い方がいいのですが、例えば1年後に満期を迎えるような限月は、流動性(取引枚数)が極端に悪くなります。1日中取引が成立しないものもあります。

ですから、ラージの場合は期先(一番近い限月が9月なら12月)まで、ミニの場合もラージの期先までを取引対象にすると、流動性と残存日数のバランスの良い限月を選べると思います。


■限月間で価格が違う場合があります

最後は、限月間の価格差についてです。直接取引には関係ありませんが、知っていて損はない知識です。
すべての限月が共通して日経平均を対象にしているので、限月の違いから価格の差が生じるのは違和感を感じると思います。

例えば9月限と12月限では大きく価格が異なる時期があります。その差は70円以上になることもありますが、なぜこのような価格差が生じるのでしょうか?

それは先物には配当金がないからです。

日経平均は日本の株式市場全体の動きを知るための指数として有名ですが、中身は225銘柄の株価を一定の計算式で算出した数値です。

簡単に言うと、日経平均は採用されている225社の株価の集合です。そのため、例えば
9月末に採用されている企業が中間配当をすれば、日経平均株価は落ちた配当金の分だけ価格が下がる計算になります。

しかし先物には配当金がないので、決算をまたぐ限月の場合、あらかじめ配当金が差し引かれた価格となっています。そのため、決算(配当落ち)をまたがないで満期を迎える9月限と決算(配当落ち)をまたぐ12月限とで価格差がうまれ、12月限のほうが9月限より配当落ち分だけ安くなるというわけです。

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