トップわかる!株式用語社債とは

わかる株式用語

社債とは(しゃさい)

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まずはざっくり

一言で説明すると「会社の借金」です。借金の目的は資金調達です。
社債は、投資家から資金を調達する際に発行する有価証券です。言い換えると、債券を買うことは社債発行会社にお金を貸すことになります。

「国債」の発行元は「国」ですが、社債の発行元は「事業会社」です。
「国債」と同じように「期間」「利息」「額面」という条件が決められ発行されます。

■ 何が株式と違うの?
どちらも企業の資金調達として使われますが、株式は自己資本として扱われるので返済義務はなく、社債は償還期限がありますので負債として扱われます。

これだけは覚えよう!

■メリット
・同じ期間で利息を比べてみると、社債>国債>預金となりますので、社債では相対的に高めの利息が得られます。
・債券市場も株式市場同様に開かれていますので、市場価格で売買ができます。欲しい債券があれば探すことも可能ですし、債券価格の上昇の価格差で利益を得ることも可能です。債券価格が下落をすれば、損をする元本割れをする可能性があります。

■デメリット
・ 償還前に途中売却をした場合には、元本割れをする可能性があります。
・ 発行会社が破綻した場合、債務不履行になる恐れがあります。
・ 債券市場は株式市場に比べ流動性が低いので、途中売却をしたくても売りたいときに売れないこともあります。

もうひと頑張り!

ただ単に「社債」といっても種類は様々にありますし、金利や償還年数、発行額面も異なります。

金利の違いは、発行会社の信用度と償還年数によっても違いが出ます。
例えば、A社10年社債があったとします。A社が10年後まで存続し、金利の支払能力、償還金返済の能力があるのか、ということが金利を決めるポイントとなります。もしA社の赤字が続き、負債が多くある企業であれば、投資家は怖くて買えませんから金利を上げざるを得なくなります。

一般的に格付けがBBB以上が投資適格対象と言われていますので、個人投資家は低い格付けならば、償還年数がなるべく短い社債を選びたいものです。発行会社の信用度を見極めた上で投資することが重要となります。

最近では海外の事業会社が円建ての社債を発行することもありますので、金利が高いというだけで選ぶのではなく、発行会社の事業内容や財務内容を把握する必要も忘れないようにしましょう。

★いろいろな種類の社債

■ 劣後債とは
簡単に言えば、普通社債に「劣る」社債となります。どういうことかと言いますと、債券発行会社が破綻したときに、お金の返済される順番が普通社債や債務の後に回るということです。そのため普通社債よりも金利が高く設定されます。

またこの劣後債ですが、銀行が発行元のことが多くあります。これは劣後債が一定の制限の下「自己資本」に組み入れることができるからです。リーマンショック以降、銀行の健全な運営に関してBIS基準が見直され、国際的に厳しくなりました。銀行の劣後債の発行が増えている一つの要因です。

■ 転換社債(CB)とは
株式に変えることができる“選択肢"がついた債券です。基本は債券ですので、償還期限、金利、額面が決まっています。償還期限まで持てばもちろん元本は戻ってきます。転換社債とは、普通社債に条件が付与されたもので、「決められた転換価格で社債を株式に変えられる」権利がついているものを指します。

転換社債は「利息収入」と「株式の値上がり」の両方が狙える特性があります。この特性があるため、金利は普通社債を発行するよりも低く設定されますが、株価が上がらなければ債券として保有し、株価が上がれば売却利益を得られるという債券と株式の利点を兼ね備えた社債です。

発行会社側は、普通社債よりも低いコストで資金調達ができ、株式に転換した場合は自己資本に組み入れられますので、借りたお金を返済しなくてもよくなります。投資家と発行会社ともに利点がある債券とも言えるでしょう。

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