トップわかる!株式用語裁定取引とは

わかる株式用語

裁定取引とは(さいていとりひき)

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まずはざっくり

株式市場で使われる「裁定取引」という言葉は、一般的に日経平均と日経平均先物を使って『サヤを取る取引』を指します。そのほとんどは先物と日経平均(現物)の価格差が「一定以上開いたとき」に割高な先物を売って日経平均を買うという方法となります。

これだけは覚えよう!

株や先物の取引なのに、「金利を狙う」と聞くと「なんだか、債券の運用みたいだなぁ」と思う方もいらっしゃるかも知れません。

ざっくり言うと日経225先物の値段は、日経平均の価格に金利や配当を考慮した値段(=理論ベーシス)になっています。日経225先物は少し先の期日の時にどうするという約束をする取引です。ですので、それまでの金利や配当分をを考慮して、取引がされているんです。

日経225先物と日経平均は、SQ日には同じ価格になります。
ですので、日経先物を空売りしておいて、日経平均を買っておけば、その価格の差額(金利分)が必ず利益として取れるようになっています。この金利を狙ってする取引を裁定取引といいます。

この基本的な裁定取引以外にも、「先物が理論ベーシスを考慮してもさらに割高になっているときに空売り」をして金利分よりも大きな利ざやを稼ぎにいくという取引も、市場では行われています。

もうひと頑張り!

裁定取引が投資家に与える影響とは!?

一般的に裁定取引は、SQ日に解消されます。
ただ、SQ日を待たなくても、日経225先物と日経平均の価格が同じ、もしくは近づいた時には、裁定取引を解消して金利分の利益確定をすることができます。これを「裁定解消」と言います。

日経225先物は、その名のとおり日経平均より“先"に価格が動く商品です。
上昇相場になると、先物主導で相場を押し上げていくので、「先物が高くなったときに空売りをして、現物が割安な状態で現物買いをする」という裁定取引をする機関投資家が増えます。
※裁定取引をした時に、投資家が売買した現物株の残高を計算したものを「裁定残」といいます。

この状態で、日経225先物と日経平均の価格が近づくと、SQ日を待たずに利益確定しようとする投資家の売り(=裁定解消)がでて、相場がくずれてしまう場合があります。

相場が上がっている時には、投資家はついつい強気になりがちです。
でも実は、すでに裁定残がつみあがっていて相場を崩す要因がつみあがってしまっている場合もあるんです。

強気になったときこそ、裁定残やテクニカル指標などの客観的なデータをみて、冷静に取引することが大切です。

会員さんサイトでは、裁定残と日経平均のチャートを同時に表示して、動きを見ることができます。裁定残がどうなっているかとあわせて日経平均の動きも見れるので、冷静な判断に役立つツールです。

▼ 無料サイトでも裁定残のデータをこちらから確認できます。

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