トップわかる!株式用語仕手株、仕手系材料株とは

わかる株式用語

仕手株、仕手系材料株とは(してかぶしてけいざいりょうかぶ)

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まずはざっくり

株式市場のニュースをみていると「今日の市場は、仕手系材料株が物色されました」というニュースを目にすることがあります。

特定の人たちが株価操縦など非合法な手段を使って株価を上昇させることを「仕手」といいます。

そして、仕手系材料株とは、特別に何か良い材料が出たわけではないのに、「昔も仕手が何回も入ったから、また上がるんじゃないか」という「思惑」で買いが入る株のことです。

株価の値動きが荒く、流通している株式数が比較的多く、流動性が高いのが特徴です。

これだけは覚えよう!

上昇相場がひと段落し、次の相場が始まるまでの間=相場が膠着しているときに仕手系材料株が買われて上昇するという現象がよく起こります。

具体的には、

  1. まず、相場が売られ過ぎて底値を付けたあと、行き過ぎの水準訂正で株式市場全体がリバウンドする。
  2. リバウンド後に良い材料などが出て、業績の良い銘柄群が株式市場を牽引する形になると、相場が一段高になる。
  3. 先行銘柄が利益確定売りなどで上昇一服となり、出遅れている銘柄群が買われ始める。(循環物色)
  4. 出遅れている銘柄群に買いが一巡してしまうと、買う銘柄がなくなってしまい、株式市場全体にも水準がかなり上昇してしまうので、全体では上昇が止まる。
  5. 良い材料やニュースなどのさらに高値を買うきっかけが出てくれば、先に上昇して調整していた先行銘柄群が再び上昇を始めて循環物色が始まるか、高値警戒感から買う投資家が減り、株式市場全体に調整となる可能性もある。

「4から5」の間に投資家は、株式市場の上昇によって懐具合がよくなっています。そのため、「何か買いたい」という心理になっています。

なぜなら、「市場が過熱しているなぁ」とか「高値圏に着ちゃったかなぁ」と積極的に買うことは出来ない状況なのですが、外部環境をみると株を買いやすい環境になっているからです。

こんなときに起こるのが、仕手系材料株の物色です。

買うものがない状態になると、投資資金が仕手系材料株に流れて、その結果、これらの仕手系材料株は株価が上がり始めます。

そして、株価が上がるから買う、買うからまた株価が上がる、という循環が起きます。

ただ、多くの場合、値動きだけが魅力となり、人気が冷めると「あっ」という間に株価が急落してしまいます。

一般的に"良い会社"と言えば、社会貢献している会社とか、伝統ある有名企業というイメージですが、株式投資で資産運用をする場合の"良い銘柄"とは大きく上昇する銘柄です。

仕手株も株価が急騰するので魅力的な銘柄です。でも、売買タイミングを間違えてしまうと「高値掴みをしてしまって、気づいたら大暴落していた」なんて可能性もあるので、初心者にはちょっと手ごわい相手かもしれません。ΣΣ(~◇~;)!

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