トップわかる!株式用語窓と窓埋めとは

わかる株式用語

窓と窓埋めとは(まどとまどうめ)

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まずはざっくり

たいていの場合ローソクは、一部分重なり合いながら連なっていますが、たまに株価チャートにぽっかりとした空間が出現することがあります。これを"窓"と言い、「窓を開けて大きく上昇しました。」というように表現されます。

チャート

その後、その空間を埋める値段のところまで、株価が下落してくると「窓埋め完了」というふうに表現されます。

反対の形は、「窓を開けて大きく下落して」その後上昇して「窓が埋まる」と言うパターンです。

これだけは覚えよう!

なぜ株式市場で“窓"が注目されるのかと言うと、窓が開くとそれだけ相場に勢いがあるという目安になることと、その後しばらくすると窓を閉めるように株価が反対に動くという習性があるからです。

前日の高値よりも翌日の安値のほうがずっと高いと窓が開くわけで、前日の高値が350円で、翌日の安値が380円だった場合には、空白の30円では値段が付かなかったことです。つまり、前の日には350円で買えたのに、翌日には380円払ってでも買いたいと思った投資家が大勢いたということです。

窓を作るような相場の場合にはその後も大きく上昇しますので、しばらくは窓を開けたまま動き続けることが多いのです。そしてある程度上昇すると当然、調整が起こりますが、この時には「きっと窓を埋める価格まで下落する。」と投資家は考えます。

窓埋めが完了すると、今度は投資家が「調整が終了した!」とみなして、上昇のきっかけとなることもよくあります。

チャート

窓埋めした後に大きく上昇する場合もありますが、必ず大幅上昇するという意味ではありません。専門家は株価が下がってくると、窓埋めするだろうと考えて、その価格で買い物を入れて来ます。そして窓埋め後に株価が反転すればすぐに売却します。専門家とは証券会社のディーラーのような人のことですが、売買手数料を払う必要がなく、毎日頻繁に売買して利益を出さなければいけないので、少し上昇すればすぐに売却します。

また、窓があまりに大きかったり、連続して窓が開いた場合などは、相場の天井や大底のサインになる場合があります。

もうひと頑張り!

投資家はこの習性をどう使う?

株価チャートだけを見て、単に窓埋めしたから上がると“予想して"買う投資法は、当たり外れのギャンブルと変わりません。

株式投資の中上級者の場合には、政治や経済の外部環境の判断や、抵抗ラインの分析などを加えて、その後上昇するケースや下落するケースのことも併せて考えます。

株式投資は、買うか買わないか=0か100かではありません。こんなときに自分の気持ちをコントロールするための目安が、『株式組入比率』です。

買わないでその後大きく上昇し、もし買っていれば取れたはずの利益を逸して悔やむことを避けるには、自分の投資資金の全額ではなく、そのときの環境に合わせて例えば50%くらいまで買うという方法です。リスクをできるだけ取りたくない人は、50%ではなく、30%でも10%でもいいのです。

初心者の方なら無理は禁物。日経平均株価が大きく下がって株式市場が割安なタイミングになるのを待って、まずは、安全性を重視した資産運用ができるようになることが大切です!

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