トップわかる!株式用語FFレートとは

わかる株式用語

FFレートとは(えふえふれーと)

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まずはざっくり

FFレートはアメリカの代表的な短期金利で、日本で言えば日本銀行に相当する米連邦準備制度理事会(FRB)が目標を決めて誘導します。

景気が悪い時にはFFレートを下げ、金融市場にお金がたくさん出回るようにして刺激し、過熱しすぎるとFFレートを上げて資金量を絞り、需給調節を行っています。

2011年8月9日に行われたFOMCでは、アメリカは回復が遅れている景気を支えるため、2013年半ばまでFFレートを据え置き、実質的なゼロ金利政策を継続することを、期間を明示して発表するという異例の決定となりました。

これだけは覚えよう!

FF金利が上がれば … 市場金利↑ 債券価格↓ 企業コスト増 株価↓
FF金利が下がれば … 市場金利↓ 債券価格↑ 企業コスト増 株価↑

という関係があります。NYダウの株価チャートにFF金利のグラフを重ねてみました。上昇中はFF金利が高く、株価が低迷しだすと金利を下げ、上手く上昇してくるとFF金利も上がっています。


サブプライムローンからリーマンショックを経て、リセッション(景気後退)に入った米国は、2008年12月16日にFFレートを過去最低の0.0-0.25%に引き下げて、実質ゼロ金利としましたので、これ以上さらに金利を下げることはできませんが、この状態を2013年半ばまで継続するということです。

アメリカ政府は期限ぎりぎりで債務不履行(デフォルト)を避けるために借金の上限を引き上げましたが、雇用拡大は成果が出ず、景気減速を裏づける経済指標が発表されてドルが売られ、アメリカ国債の格下げが行われました。

そして、2011年8月8日にNYダウが10809.85ドルとなり、1日で634.76ドルの下落、半月でおよそ15%の下落をして、その翌日に開催されるFOMCに注目が集まっていた中で、このFFレートの長期維持が発表されました。追加の金融緩和の可能性にも触れられました。

NYダウは429.92ドルも上昇しましたが、下がりすぎの反発という側面もあり、単純にFFレートの維持が評価されたわけではなかったようです。アメリカの景気回復は程遠いというイメージもついてしまいました。

もうひと頑張り!

FFレートをもう少し詳しく用語辞典的に説明すると、アメリカの連邦準備制度(FRS)に加盟している民間の銀行が準備預金を調整するために、無担保でお互いに貸し借りするときに使う金利です。

民間銀行はその預金残高に応じて、一定の割合を無利子の準備預金としてFRSに預け入れることが義務付けられていて、この準備預金のことをフェデラル・ファンド(Federal fund)と言います。この準備預金から資金を調達するときの金利がFFレートで、日本で言えば『無担保コール翌日物』に相当します。

有料会員サイトでは、1990年からのFFレートなど、日本とアメリカの48種類の経済指標を、過去の推移も分かるように、表やグラフやチャートでみることができます。

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