トップわかる!株式用語信用取引(ケンミレ式)とは

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信用取引(ケンミレ式)とは(しんようとりひき)

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まずはざっくり

危ないというイメージが強い信用取引も、2つの逆転の発想をするだけで、リスクを抑えた上で、少ない資金を有効に活用できる、魅力的な取引方法に変わります。

そもそも信用取引自体が危ないのではなく、間違った使い方をしているために失敗する投資家が多かったので、信用取引がハイリスク取引の代名詞となってしまったのです。

間違った使い方をしなければ、信用取引は、現物取引だけを行う場合の利益率を1.5倍にすることができるステキな取引(*^_^*)

ハサミと信用取引は、使い方次第!危なくない信用取引をモノにして、賢い投資家になりましょう。

これだけは覚えよう!

一般的な信用取引の2つの間違った使い方と、グッドイシュー式の解決方法は・・・

1)買うタイミング

証券会社の営業マンは、「信用取引は金利がかかるので、長く持ってはいけません。」と言うのが決まり文句でした。それで個人投資家は、「買ったらすぐ売らなくちゃ、そのためにはすぐ売れるように、いま動いている株で信用取引をしよう。」と間違った認識を持ってしまったのです。

だから、上がっている最中の株を信用で買って、翌日もっと上がったら直ぐに売るという方法や、大きく上昇した銘柄を空売りして、下がったら買い戻すという投資方法がごく一般的に行われています。相場がどちらに向かうか分からない時に、早い勝負を仕掛けるという投資方法です。

相場が反対の方向に動いてしまえば、個人投資家は大きな損をしますが、証券会社は手数料商売なので、投資家が勝っても負けても短期で売り上げが得られるのです。

グッドイシュー式の信用取引は『相場の割安タイミング=株式市場が大きく下がって、そろそろ上昇に転換しそうなタイミング』でだけ使う投資方法です。つまり、割安株投資に限定した信用取引です。

信用取引は一般的には6ケ月以内に反対売買しなければいけませんが、反対に言えば『最長で6ケ月間、保有できる』ということです。株式市場が大きく下がった割安なタイミングで投資すれば、ほとんど6ケ月以内には上昇ピークをつけます。底値近辺で買っていれば、信用期日までには上昇する確率が高くなるのです。

高値で買ってしまうと、その後6ケ月間くらい下がり続けることもあるので損切りの確率がアップしますが、株式市場が大きく下がった時に買う割安株投資の場合には、損切りの確率を限りなく低くすることができると言えます。

つまり、信用取引は株式市場全体が大きく下がって『割安になっているタイミング』でだけ使えばローリスク取引になります!

もうひと頑張り!

追証を発生させないコツ

2)信用枠の使い方

「利益が3倍になるなら」と欲に目がくらんで、上限いっぱいのお金を借りて取引をすると、買った銘柄の株価がちょっと下がっただけでもすぐに追証が発生してしまいます。

一般の信用取引では、現金を担保にすると3.3倍、現物株を担保にすると2.6倍の信用買いができます。後者の場合、100万円を使って買った株を担保にすれば、さらに2.6倍の260万円の株を買えるので、合計すると最大で投資資金の3.6倍の360万円まで株を買えます。(株の担保率を80%として計算しています)

つまり、100万円の投資資金で信用取引の利用を最大にすれば、現物株だけの投資だと10%値上がりして10万円の利益のところが、36万円(10万円×3.6倍)の利益になります。ただし、信用取引を最大利用すれば、0.1%でも下がっただけですぐに『追い証』になって、追加で担保を入れなければ自動的に売られてしまいます。

ネット取引が普及する前は、30%の証拠金で投資ができて、追い証は20%を割り込んだときに発生したので、10%のマージンがありました。今のネット取引で信用取引をしている人は、30%を割り込むと追い証になるので、自分で10%のマージンを取ってだいたい40%くらいの証拠金で利用しているのではないかと思います。

40%の証拠金だと現物株を担保にする場合で、100万円で買った株を担保にして200万円の信用買いができるので、100万円の投資資金では合計すると3倍の300万円買うことができます。なので、株が10%動くと30%の損益になります。こういう一般的な資金の使い方では、信用取引はハイリターンではあってもハイリスクな取引となってしまいます。



グッドイシュー式の信用取引では、追証がかからないような資金の使い方を行います。信用取引が怖いと言われるのは、追証が発生して、強制的に売らされて、大きな損失が確定することがあるからです。なら、追証を避けましょう!

買った後に株式市場がさらに下がっても追証がかからないという枠内で投資すれば、追証が発生するリスクをほとんど抑えられます。有料会員サイトの中には『追証発生早見表』という計算ソフトを用意してあるので、買ったあとに何%まで下がっても追証がかからないようにしたいかで、自分の資金のうち信用取引にどのくらい使っても大丈夫かを逆算します。

最大限の資金枠を使わずに、投資資金の1.2倍、1.5倍だけ信用取引を利用して『リターンを少しだけ増やせればよい』というのが、グッドイシュー式の信用取引です。

@ 追証が防げて
A 割安株投資だけで使い
B 利益率が現物投資の1.5倍もあれば良いと欲張らない

と考えられれば、信用取引のプラス部分は予想以上に大きくなります。

グッドイシューでは年間目標利益率のモデルケースを、現物取引だけを行う場合には20%にしています。しかし、これに信用取引を加えられれば100万円の投資資金の50%だけを信用取引に使い、自分の資金の1.5倍の150万円にできます。そうすると利益率も1.5倍の30%に上げることができます。

たとえば、

100万円を 年率20%で運用 →10年後 619万円
年率30%で運用 →10年後 1378万円

計算上は現物取引では619万円になるのに対して、年率で10%の違いだけ=追証が掛からない信用取引を使うだけで、1378万円と2倍以上になるということです。

信用取引を最大限に使うと、100万円で買った株を担保にして200万円の信用買いができるところを、グッドイシュー式では現物株の50%の50万円が信用買いをする資金になります。一般的な信用取引の200万円と比べて1/4ですが、リスクを低くしながら、利益率は現物株投資だけの場合に比べて1.5倍になります。

一般的な信用取引をしている人から見たら『どんくさい』方法ですが、安全で上記のような成果が出るなら、どんくさいと言われても価値はあると思っています。

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