トップわかる!株式用語空売り残高、信用売残とは

わかる株式用語

空売り残高、信用売残とは(からうりざんだか,しんよううりざん)

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まずはざっくり

株式市場が上昇局面に入った時には、この値が大きい銘柄ほど上昇率が高くなるという目安になる数値です!

空売り残高とか信用売残などと呼ばれるこの数値は、信用取引で空売りされている累計の株数です。信用取引の仕組みはよく分からないという人でも、この数字が大きいと上昇に勢いがつきやすいという原則を知っていれば、銘柄選びの時に、より利益が取れる可能性が高い銘柄を選ぶ大きな助けになります(0^-')b

これだけは覚えよう!

空売りとは、これからもっと株価が下がると思ったときの投資方法です。実際に自分では持っていない株を、証券会社を経由して借りてきて売り、その株が値下がりした時点で買い戻し、差額で利益を出すという投資方法です。もちろん借りた株は返します。

株価が下がると予測して空売りをする投資家が多くなると、空売り残高(信用売残)が増えます。予測通りに株価が下がれば買い戻しが行われますが、予測と反対に株価が上がってしまうと損になるので買い戻しは行われません。

どんどん株価が上がって行ってしまうと、空売りしている人の損もどんどん大きくなってきますから、どこかであきらめて買い戻すことになります。また、信用取引には基本的に6ヶ月以内に買い戻さなければいけないルールがあるので、買戻しが行われていない空売り残高(信用売残)は、近い将来には買い戻される"買い要因"となります。

このように、株式市場はこれから下がると見る弱気派がいて空売りが多い環境で、その後に日経平均が上昇し始めた場合には、ふつうの現物取引で買う投資家に加えて、さらに空売りしていた人の買い戻しが行われるので、買いのパワーが強くなるのです。だから、空売り残高(信用売残)の多い銘柄ほど上昇率が高くなる傾向があるのです。

もうひと頑張り!

空売り残高(信用売残)はどうすれば分かる?

自分の注目銘柄の空売り残高(信用売残)を知りたい → 株価チャートで分かります!

株価チャートの下の方に、青色の折れ線グラフで表示しています。数値は、チャートの右側に"信売残"と略し、同じく青い文字で表示しています。

ただし、空売り残高(信用売残)で銘柄の上昇能力を判断する場合、単純に数字が大きいかどうかだけを見ていると、判断を誤ることがあります。

空売り残高が10万株あったとしても、1日の出来高も10万株くらい場合には、買い戻しが出てきても1日で消化されてしまうってことです。株価の上昇に拍車がかかるようなインパクトは期待薄ですね・・・(/_;)

でも、空売り残高が10万株あって、1日の出来高が1万株しかない銘柄なら、買い戻しを消化するのに10日かかるというふうにみると、株価上昇へのインパクトが期待できます(^○^)

この期待度を、いちいち自分で計算しなくても、ぱっと判断できたらいいですよね。ということで作ったのが、グッドイシューオリジナルの指標『空売り残高比率』です。

次回、空売り残高×インパクトの強さ=「空売り残高比率とは?」はこちらからご覧いただけます。

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