トップわかる!株式用語信用取引とは

わかる株式用語

信用取引とは(しんようとりひき)

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まずはざっくり

信用取引とは、自分が持っているお金以上の金額の取引ができたり、自分が持っていない株でも売ることができる取引のことです。




そんなことができるのは、証券会社がお金を立て替えてくれたり、株券を貸してくれたりするからです。手持ちの資金が少なくても、大きな額のお金を使って取引できることが信用取引のメリットです。

お金や株券を貸しても大丈夫な相手なのか?と、相手の信用力を証券会社は事前にチェックします。住宅ローンを借りたりするときと同じですね。ですから、信用取引をするには、事前に申し込みが必要です。そして、ネット証券ではアンケートのような審査があって、それに合格すると、晴れて信用取引ができるようになります (^0^)/

ふつうに自分の手持ち資金の範囲内で売買することは、現物取引(げんぶつとりひき)と言います。

これだけは覚えよう!

証券会社も商売ですから、ただではお金を貸してくれません。担保が必要なこと、返済期限があること、金利がかかること、これまた住宅ローンと同じイメージです。これらの条件の数値は、証券会社ごとに多少の違いがあります。

担保にできるものは、現金か、自分が持っている株式です。これを委託保証金と言いますが、最低金額は30万円くらいです。現金の担保の場合だいたいで、30万円の担保なら、100万円の取引ができます。300万円の担保にすれば、1000万円の取引ができるのです!株券の場合には、時価の80%しか担保の価値として計算してもらえないので、だいたい時価38万円分の株式で、現金30万円と同じということになります。

最近は返済期限を設けない無期限信用取引を証券会社が独自に行っている場合がありますが、基本的には返済期限は6ヶ月です。証券会社からお金を借りて株を買うのですから、返済期限までに株を売ってお金を返さなければいけません。この返済期日の最終日を絶対期日と言います。借りたお金には金利がかかり証券会社によって利率は違いますが、だいたい年率2〜3%程度です。

株券を借りる場合とは、どういうこと?

ふつうは、現金で株を安いときに買って高くなったら売れば、その差額が利益になります。300円で買った株が500円で売れたら、200円の利益が残りますよね。

それなら、自分が株を持っていなくても、株を借りてくることができれば、逆パターンでも利益が出せるよね?という知恵が働くワケです。借りた株を500円で売って、300円に下がった時に同じ株を買い戻し、株を借りた人に返してしまえば、差額の200円が手元に残ります。

実際には自分が持っていない株を売ることから、このような売買の仕方を、空売り(からうり)と言います。

現金を借りて"買った"場合には信用期日までに"売り"、株券を借りて"売った"場合には信用期日までに"買い戻す"という反対売買を行って利益を得るのが信用取引ということです。

ちなみに、すべての銘柄が信用取引の対象になってはいません。信用取引で買うことができる銘柄を信用銘柄と呼び、さらに空売りもできる銘柄のことを貸借銘柄と呼んでいます。

もうひと頑張り!

信用取引の2つの間違い

自分の実際の資金よりも多額の資金で売買できる信用取引は、とても魅力的な取引ですが、使い方を間違えてしまうと大変なことになります。残念なことに、間違った使い方をしている人が多いので、信用取引は危ない取引だというイメージが付いています。

もし最大限のお金を借りて信用取引を行うと、自分の資金の3倍くらいの総額で取引ができます。売買が上手くいって利益が出たときには利益額も3倍になりますが、もし買った銘柄が期待に反して値下がりして損が出た場合、損失額も3倍になります。

委託保証金には、常に何%を維持しておかなければいけないという決まりがあり、それを委託保証金維持率と言います。取引所では最低20%を定めていますが、現在ほとんどのネット証券の取引ルールは30%以上になっています。投資家が売買に失敗したときのために、損失額分がまかなえるくらいの保証金を常に入れておいてもらわないと、お金の貸し手としては困るので当然のルールです。

特に、株券を担保にして、信用でさらに株を買っている場合、担保の株も値下がりして、信用で買ってる株=建玉(たてぎょく)も値下がりすると、ダブルパンチで簡単に委託保証金維持率を割ることがあります。

委託保証金維持率が目減りして足りなくなると、証券会社から、追加で保証金を入れてくださいと言われます。これを、追証(おいしょう)と言います。ITバブルが崩壊した時や、東日本大震災の時など、『追証を入れても、入れても相場が下がって巨額の損失を被った』という投資家は沢山いました ((ll゚Д゚ll)))。
だから、信用取引は危ない取引だと言われるのです。

間違いの原因は2つ

「期限もあるし、金利もかかるってことだから・・・買ったらすぐ売らなくちゃ、そのためにはすぐ売れるように、いま上がっている銘柄を買おう」と考えて、高値でいつ下がり始めてもおかしくない時に買ってしまうこと。

もうひとつは、「利益が3倍になるなら」と欲に目がくらんで、上限いっぱいのお金を借りて取引をするので、買った銘柄の株価がちょっと下がっただけでもすぐに追証が発生してしまうこと。

この2つの間違いをしなければ、信用取引は、現物取引だけを行う場合の利益率を1.5倍にすることができる、危なくなく、ステキな取引になります§(*^_^*)§

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