トップわかる!株式用語日経平均ドル換算値(ドル建て日経平均)とは

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日経平均ドル換算値(ドル建て日経平均)とは(にっけいへいきんどるかんさんち)

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まずはざっくり

私達がいつも見ている日経平均のチャート、実は、外国人投資家(海外投資家)(海外投資家)には違う形に見えています。それは、外国人投資家(海外投資家)が円ではなくドルに換算して日経平均を考えるからです。

日経平均が少し下がった場合でも、そのときが円高なら、外国人投資家(海外投資家)にとってはちっともお買い得ではありません。でも持っている株を売る場合には、外国人投資家(海外投資家)にとっては円高の時がダンゼン得になります。

いつが買い時でいつが売り時なのかを、外国人投資家(海外投資家)は為替レートを計算して考えます。だから、外国人投資家(海外投資家)が今どう考えているのかを知るためには、外国人投資家(海外投資家)と同じように、日経平均をドルで換算した株価(日経平均ドル換算値)チャートを見ることが必要です。

これだけは覚えよう!

みなさんが海外旅行に行く時に円を外貨に両替するように、外国人投資家が日本株を買う時はドルを円に替え、売る時は円をドルに替えます。

たとえば日経平均が10000円の時に外国人投資家日経平均を買おうとすると、為替が80円なら125ドル必要になりますが、90円なら111ドルで買うことができます。つまり、外国人投資家が日本株を買う場合は円安の方が得なのです。

売る時はこの逆です。日経平均が10000円の時に売ろうとすると、1ドル80円なら125ドルもらえますが、90円なら111ドルしかもらえません。つまり、外国人投資家が日本株を売る場合には円高になった方が得なのです。

このように外国人投資家にとっては、普通の(円建ての)日経平均株価が上がった、下がったというだけでは損得が計算できません。そこで、ひと手間かけて換算します。

計算方法は簡単です。日経平均の始値・高値・安値・終値をそれぞれ1ドル○○円なら、その○○で日経平均を割ってドルで表示するだけです。これが、日経平均ドル換算値というわけです。

(例)
日経平均が9600円、1ドル80円の場合
9600÷80=120ドル
つまり、日経平均はドル換算で120ドルになります。

もうひと頑張り!

日本の株式市場に参加する投資家が日本人だけなら、いつも見ている普通の(円建ての)日経平均だけで十分です。でも、東証一部の売買代金の6割以上(2013年12月現在)は外国人投資家の売買によるものなので、影響力が絶大です。

海外投資家がいっせいに買い越しに転じました。」というニュースを聞いたときに、普通の日経平均株価のチャートを見ると、海外投資家がなぜ割安だと判断したのかが分からないことがありますが、こんなとき多くの場合、外国人投資家が見ている『日経平均ドル換算値』の株価チャートを見ると納得できます。

もちろん自分で計算してグラフ化することはできますが、面倒でしょうからグッドイシューの会員さん用の株価チャートでは、日経平均ドル換算値チャートを始め、TOPIXドル換算値チャート・日経JASDAQドル換算値チャート、東証一部単純平均ドル換算値チャートも用意してあります。

また、普通の日経平均株価のチャートの上に、日経平均ドル換算値の折れ線グラフとを、上書きさせて表示することもできます。

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