トップわかる!株式用語利益確定の売り と 利食い売りとは

わかる株式用語

利益確定の売り と 利食い売りとは(りえきかくていのうりとりぐいうり)

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まずはざっくり

「去年、○○という銘柄を買ったら、当たってすごく上昇した。」という自慢話をする人がいます。よく聞いてみると、結局、その時点では売れずに今でも持っている、と言うオチが付いたりします。

そのうち、大きな下落が始まると買った値段よりも安くなり、ますます売りたくなくなって、結局は塩漬け銘柄になってしまう最悪のケースだってあります。

こんなことにならないためには、買った後で値上がりしたら着実に売ることが大切!

買い値よりも株価が高くなっている状態を、含み益(評価益)が出ているという表現をします。まだ絵に描いた餅である含み益(評価益)を、売ることで、確定した利益(実現益)にすることを、利益確定の売りとか利食い売りと言います。

これだけは覚えよう!

このギョーカイには「利食い千人力」という格言があります。株価が突然大きく下落したとしても、その前に利食いをしておけば、慌てふためくこともなく大船に乗った気分でいられる、千人力に等しい、というような意味でしょう。

格言にまでなるということは、それだけ多くの人が失敗や苦労をしているということ。重〜い教訓です。

利食い売りと利益確定の売りは、ほとんど同じように使われていますが、ニュアンスが微妙に違う場合があります。

利食いは、株価が上昇して儲かったから「よし!売ろう」という感じ。

利益確定は、株価が上昇したけどいつ下落に転じるか分からないから「今のうちに売っておこう」と、どちらかと言うと相場の先行きに不安がある時に使われることが多い気がします。

とにかく、利益確定の売りでも利食い売りでも、売って利益を手にするというのは投資家にとっては最高の瞬間なはず。でも多くの人は「もう少し上昇したら売ろう。」と思うのでなかなか決断できません。

一度の上昇で株価が倍になるのを期待するのはギャンブルと同じなので論外ですが、例えば既に25%上昇しているのに、もう少し、と小さな欲を出したばかりに利益確定を逃し、大きな損失を出すことは本当にもったいないことです。

売れた後に、自分が売った銘柄がさらに値上がりすると「損した!もう少し持っていれば、大きく儲けられたのに・・・」と後悔で一杯になってしまい、次の投資では最大利益を狙いたくなります。「まだ大丈夫」「もう少し」と待っているうちに、株価が下がり始め、戻って欲しいと願いながら迷っているうちにどんどん下がり、失敗する典型的なパターンです。

では、欲に固まった発想の転換をしてみましょう。売った後に値上がりするということは、まだ上昇中なので買いたい人が大勢いたということです。そういう人が買ってくれたから、自分の株は売れたのです。本当は、今回の売りは大成功だったという意味になります。

売った後に、株価が上がったら喜びましょう。

もうひと頑張り!

そもそも売りやすい銘柄を買っていますか?

ほとんどの場合、なかなか売れない人には、気持ちの問題のほかにもっと根本的な2つの原因があります。

それは、もともと上昇能力が無い銘柄を選んでしまっているか、買ったタイミングを間違えているか、のどちらかです。

大きな上昇が期待できる銘柄か、あまり上がらない銘柄かを判別するには、平均上昇率で簡単に判断できます。過去に大きく上がった実績があり、毎回バラつきがなく一定以上の上昇率を出している銘柄を選びましょう。(これは、割安株の3つの条件の第1条件です。)

次に、どんなに上昇が期待できる良い銘柄を選んでも、上昇中の高値圏で買ってしまうと、上昇したかなと思った途端に下落が始まります。いわゆる"高値つかみ"というヤツです。

これを防ぐには、株価が大きく下がっている時にしか買わないこと。(割安株の3つの条件の第2条件です。)

さらに、ただ下がっているだけでなく、これ以上下がる可能性が低く=間もなく上昇に変わるタイミングにある銘柄を選んでください。(割安株の3つの条件の第3条件です。)

割安株なら、確実に売って利益確定をするのは、難しいことではありません

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