トップわかる!株式用語日柄調整と値幅調整とは

わかる株式用語

日柄調整と値幅調整とは(ひがらちょうせいとねはばちょうせい)

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まずはざっくり

株式市場や個別銘柄の上昇が、止まったり下がったりすることを"調整"と表現します。

株価が上昇を始めると、「自分も買わなきゃ乗り遅れる!」と買いたい人が増え、どんどん雪だるま式に参加者が増えてきます。そしてある時、つき過ぎた勢いの調整が始まるのです。

日柄調整とは、株価は下がりそうで下がらず、日数が経つことで落ち着く調整のこと。値幅調整とは、株価が下落して落ち着く調整のことです。

これだけは覚えよう!

買いたい人は買ってしまえば売る側に回りますから、ある程度上昇すると今度は売りたい人が増えてくることになります。売りたい人が増えると、株価は上昇から下落の方向に変わります。

日柄調整の場合は、1回目の上昇に乗り遅れて買いそびれた人や、まだまだこれから先も上昇すると思っている人が、少し株価が下がって来た程度でも、浅い押し目でも「今度は買うゾ」と待ちかねています。だから、売り物が出て来てもすかさず買い物が入るので、株価が下がらないのです。

この状態がしばらく続くと、値幅調整が起きなくても「目先、売りたい投資家は売り終わったので調整は終了した。」と、市場にコンセンサスが出来上がります。しばらくとは何日なのかの決まったルールはありませんが、「ここまで調整すれば、そろそろ上昇してもいいんじゃない?」と多くの投資家が思っている状態です。

値幅調整の場合に株価が下がるのは、欲に目がくらんで買った人達の売りがたくさん出るからです。1回目の上昇の最後のほうで買った人達はアテがはずれると、高値で買っていますから「これじゃあ儲からない。下がる前に売ってしまおう。」と売り始めます。そして株価が下がり始めると、もう少し株を持ったまま待とうかと思っていた人達も怖くなって「損が大きくなる前に売っちゃおう。」と、雪だるま式に売りたい人が増えて、株価がどんどん下落します。

そして、売りたい人がみんな売ってしまえば、売る人がいなくなって株価の下落が止まります。これが、値幅調整完了のタイミングです。

日柄調整でも値幅調整でも、調整の完了とは『売りたい人がいなくなること』です。これが大切!調整が終了すれば、株価はまた上昇を始めるのですから\(^o^)/

もし、高値で買って持ち続けていた人が残っているとどうなるかというと、次の上昇が始まった時に、「やれやれ、やっと上がった来たからここで売ろう。」と思って売って来ます。これをギョーカイでは、"やれやれの売り"と言います。やれやれの売りが出ると、せっかくの上昇の勢いがそがれてしまうのです。

もうひと頑張り!

調整には、短期的に起きる小さな調整と、中期的に起きる大きな調整の2パターンがあります。
1.
短期的に起きる小さな調整

ある程度株価が上昇すると、早めに買った投資家が一旦利益を確定しようという売りが出て株価が下落しますが、この下落は通常は1〜3週間程度で終わって、再び上昇します。これが短期的な小さな調整です。

その銘柄の上昇エネルギーが強い場合には、1〜3日の短期の値幅調整(下落幅は上昇幅の1/3押し程度)が終わると、再び株価が上昇する可能性があります。通常はこの2回目の上昇で終わりますが、エネルギーがものすごく強い場合には2回目の調整に入り、その後3回目の上昇が起こります。

過去の市場における経験則では、3回目の上昇が起こるケースは少ないのですが、もしあった場合には1〜3回の上昇の中で、3回目の時の上昇率が一番高くなるという傾向があります。とは言っても、よほどの上級者でなり限りここを狙いに行くのはキケンです。3回目が無いケースのほうが多いのですから。さらに次に待っているのは、中期的に起きる大きな調整です。

2.
中期的に起きる大きな調整

短期の調整を繰り返しながら上昇した場合、1回目の上昇が始まった株価をから計算すると、いつの間にか上昇率はとても大きなものになっています。ですから、この短期の調整を2〜3回繰り返した後は、今度は本格的な調整が始まります。大きく上昇した後なので、調整も大きくなり、1〜3ケ月程度の日数をかけて、株価も大きく下落します。

この中期的に起きる大きな調整が終了したときに買えれば、いいことだらけ!

だって、株価は既に大きく下がっているから、さらに下がる可能性はほとんどありません。そして大きく下がった後だから、次には大きく上昇します。この中期的に起きる大きな調整が、ベストな調整です。

株式市場の大きな調整を見つけられれば、負ける確率が低く、大きな利益が獲れるはず。では、どこが大きな調整なのか・・・それが難しい問題です。株価チャートの分析だけでなく、政治や経済の問題も関わってきます。

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