トップわかる!株式用語業種(東証33業種)とは

わかる株式用語

業種(東証33業種)とは(ぎょうしゅ)

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まずはざっくり

業種というと普段の生活でも、あの会社は製造業、最近運送業は景気がいいらしい、なんて表現を使いますよね。このギョーカイでは、もう少し細かく分類します。製造業なら食料品、電気機器、金属製品などの業種に分けられ、運送業なら陸運・海運・空運に業種を分類しています。

会社は複数の事業を行っていることも多いですが、どの分類の業種に所属させるかを決めるときには、基本的に一番売上高が大きい事業を基準にします。同じ業種に分類された会社は、株価の動きも似てくる場合が結構あります。

東京証券取引所では、銘柄を33業種に分類しています。

これだけは覚えよう!

株式市場に上場した会社には、証券コード(銘柄コード)という4桁の番号が付けられます。業種によって割り当てられる番号がだいたい決まっているので、証券コードが分かればどんな業種の会社なのかが分かります。

参考までに(暗記する必要はありません!)・・・こんな感じで割り当てられます。
業主別の株価の動きは、その時々の市場テーマによって変わります。


ケンミレ株式情報の株式ランキングでは、毎日の業種別の値上がりランキング/値下がりランキングを見ることができます。

もうひと頑張り!

株式投資の基本は、大きく下がった時に買って、上がったら売ること。中でももっとも安全な方法は、市場全体が大きく下がって、ほとんどの銘柄も大きく下がっている時に買うことです。特に初心者には、この方法が一番ですが、自分の投資力がレベルアップしてくれば、買いタイミングを増やすことができます。

TOPIXは東証1部の約1800銘柄をひとつのグループとしてまとめた大きな市場。これに対して、33業種はメイン事業別にグループを作った小さな市場、と考えます。

そうすると、TOPIXという大きな市場が大きく下がったときだけでなく、小さな市場が大きく下がった時も、買うタイミングとして活かすことができます。ある業種が大きく下がったら、その業種の中で割安銘柄を探せばいいのです。

ただし、もっと真剣に買いタイミングを増やそうと考えると、業種というグループでは足りなくなってきます。業種は一番売上高の大きい事業を基準にして、1つの銘柄を1つの業種に所属させます。でも、業種では電気機器だけど、精密機械の事業も大きいという場合には、精密機械のグループにもあったらいいな、と思うし、電気機器業種でも家電と半導体では傾向が違うから別々のグループにしたい、というふうに考えるようになるからです。

なのでケンミレ株式情報では、会員さん用の有料サービスになりますが、業種別だけでなく、事業品目別で作った270グループの中から割安銘柄を探せるハイパー・インデックスというソフトも用意しています。


さらに33業種が今どこの水準なのかを目で見て理解できる「33業種チェック」もございます。
例えば、下の図のように33業種チェックができ上がったとします。

33業種チェックでは、上昇相場への転換が近づいてきているという形になっています。つまり、日経平均やTOPIXを見れば高値圏にありますが、東証一部単純平均や業種別インデックスを見れば、相場は日柄調整が終るかもしれないという形になっています、といった分析ができるわけです。


今回は上昇への転換の察知の方法を例にしましたが、このピンクの推移がもし逆に下落に推移していたら…?


転換点を知るための大きな武器になるとは思いませんか?