トップ株 勉強年間投資計画の立て方【第7回】1銘柄あたりの目標利益率から年間計画の妥当性を確かめる

年間投資計画の立て方

【第7回】1銘柄あたりの目標利益率から年間計画の妥当性を確かめる

■ 投資タイミングで複数銘柄に投資する意味

前回【 初級者の例 】で、

年間目標利益率 20%
売買回数     年間4回(中期波動ラインが引かれたタイミング)
年間目標勝率  75%

として、利益確定、損切りを同じ率にした場合、
投資1回あたりの目標利益率は10%になることをご説明しました。

今回は、この「投資1回あたり」についてもう少し詳しくご説明します。

まず、ケンミレでは投資タイミングには、1銘柄に集中投資するのではなく、
複数の銘柄に投資することをオススメしております。

なぜなら、勝つ確率が100%ではない以上、9項目チェックやチャート分析で
絞り込んだ銘柄とはいえ、たまたま選んだ銘柄があまり上昇しなかったり、
さらに下がってしまう可能性があるからです。

これまでも何回か申し上げましたが、「財産構築のための株式投資」では、
「トータルで勝つ」ことが大切であり、勝率100%を求めるのは失敗の原因となりえます。

つまり、中期波動ラインが引かれるような相場全体が大きく調整したタイミングで
投資するとはいえ、個別銘柄の勝率は80%くらいと考えた方がいいということです。

 

■ 銘柄選びの勝率と目標利益率の具体例

では、具体的に考えてみます。

1回の投資タイミングで5銘柄に投資して、勝率が80%だとすると、
「4銘柄勝ち」、「1銘柄負け」となります。

ということは、
3銘柄分の勝ちで目標利益率10%を達成すればよいことになります。

<具体例1>
投資金額を300万円とした場合、
1銘柄あたりの投資金額は60万円(300万円÷5銘柄)となります。

3銘柄分の勝ちで目標利益率10%を達成するには、
30万円の利益を出せばいいので、1銘柄あたりだと10万円の利益です。

ですので、1銘柄あたりの目標利益率は、
10万円(1銘柄あたりの利益額)÷60万円(1銘柄あたりの投資金額)
≒16.7%

となります。

<具体例2>
年間目標利益率 30%
売買回数     年間4回(中期波動ラインが引かれたタイミング)
年間目標勝率  75%
投資金額を300万円、1銘柄あたりの投資金額は60万円とした場合、

3銘柄分の勝ちで目標利益率15%を達成するには、
45万円の利益を出せばいいので、1銘柄あたりだと15万円の利益です。

ですので、1銘柄あたりの目標利益率は、
15万円(1銘柄あたりの利益額)÷60万円(1銘柄あたりの投資金額)
=25.0%

となります。

下記に、
・年間の売買回数を年間4回(中期波動ラインが引かれたタイミング)
・年間目標勝率を75%
とした場合の組み合わせ例を表にしました

 

■ 今までの運用成績と見比べることが大切です

1銘柄あたりの目標利益率を見て、どのように感じましたか?

売買履歴を付けている方は「年毎の運用成績」過去の取引傾向の表中に、
「勝敗と勝率」
「勝った時の平均利益率」
「負けた時の平均損失率」
などが表示されますので、是非ご自身の運用成績と比べてみてください。

あくまでもこの組み合わせ例は、ほんの一例にすぎませんが、
買った銘柄で平均的に30%の利益を出すというのは、なかなか
難しそうだと感じたのではないでしょうか?

年間目標を達成するために1回の投資でどれくらいの目標利益率が必要か
が分かれば、その数字が、自分の「投資レベル」や「使える時間」から見て
無理があるのかないのかが判断できます。

ここで無理がある場合は、もう一度最初の年間の投資計画に戻って
「投資に使う時間を増やすことができるか」「目標利益率は本当に妥当なのか」
を再検討し、時間が増やせないなら目標利益を引き下げるなど、
無理のない計画を立てることをオススメします。

また、まだ売買履歴を付けていない方は少しずつでも入力をして、
過去の成績がどのようなものだったかを数字で見れるようにして下さい。

過去の取引を振り返ることで得られるものは、きっと大きいはずです。

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