トップ株 勉強年間投資計画の立て方【第5回】目標勝率を決める

年間投資計画の立て方

【第5回】目標勝率を決める

これまでに「投資計画を立てる」ことの重要性をお伝えしたなかで、「目標利益率」や
「売買回数」を自分が株式投資に使うことができる時間から検討し、必要に応じて
見直していくことが大切だと申し上げました。

今回は、株式投資で勝つために必要な「投資計画」のうち、「目標勝率」について説明します。

皆様は、株式投資をする上で、自分が行なうすべての投資で勝てるとお考えでしょうか?
投資する際には「勝てる可能性の高い銘柄探し」や「買い値の決め方」を慎重にチェックするので、
投資を行なう際には「必ず勝てる」と考えているかもしれません。

しかし、結果を見てみるとどうでしょう。
「100戦100勝」といった勝率100%の人はほとんど存在せず、また、
90勝10敗で勝率が90%と高くても「実際の利益額が思ったほどのものではない」
といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

1回の投資における利益率に目標を持つといったことも重要ですが、
「何回までは負けても良いが、何回は勝とう」という「目標勝率」を持つことが
いかに大切かを考えたいと思います。

例えば、「目標勝率」を設定せずにすべての投資で勝とうとする投資家は、
利益が出るまで株を保有し続けることになりがちです。

そして自分の考えが間違いであったり、相場が転換したにもかかわらず、
これらの株を保有し続けた結果として大きな損失を出してしまい、その損失を
取り戻すために大きな利益を求め、焦って銘柄探しを行ない結果が出ない
といった悪循環に陥りがちです。

ここで考えていただきたいのですが、仮に「勝率が75%で良い」と決めることができたらどうでしょう。

自分の考えと反対に動いてしまった場合は、
「勝てない25%に入ったかもしれない。今ならまだ損失が小さくて済むからロスカットしよう」
と考えることができ、その結果ロスカットすることができれば、負けても小さな損失ですみます。

そして、小さな損失であれば焦って取り返すこともなくなり、大きな損失を取り戻すための
無謀な投資をする必要もなく、なにより塩漬け株を保有することがなくなります。

また、「勝率が75%で良い」ということは、4回投資して3回が勝ち、1回が負けということになります。

このとき、「勝ったときの利益が10%」「負けたときの損失も10%」であれば
トータルでは20%の利益を残すことができます。

さらに「勝った時の利益を大きく・負けた時の損失を小さく」することで、より多くの利益を残すことができるわけです。

これらのことが、株式投資をする上での精神的な余裕をもたらすことになり、その余裕を持つことで
「勝つための銘柄探し」に集中でき、「年間目標利益」を達成することが可能となってくるはずです。

株式投資で大きく負けると、その損失を取り戻すために焦りを招きます。
焦りを伴って行なうことに"ろくなこと"がないのは、世の中のすべてのことに当てはまります。
この焦りを生まない方法として「目標勝率」を設定することが挙げられ、大きな損失をしないということを
意識するだけで株式投資への取り組み方が変わってくるはずです。

財産を増やすための株式投資において、行き当たりばったりの株式投資では勝つことができません。
これまでにお話した「投資計画」を頭の中で理解するにとどめず、皆様自身が実践されることをお勧めします。

 

■具体的に「いくらの資金を作れるか」を見てみましょう

計画といっても実際にどのように計画を立てればいいのかわからないという方が多いと思いますので、
具体的な数字を使って目標を設定してみるとイメージしやすいと思います。

 ・投資基金 「300万円」
 ・目標利益率「20%」
 ・運用期間 「10年」

で複利で運用した場合、資金は下記のように増えていきます。

 ※複利の計算方法
  今回は、1年間は年初の資金で運用し、1年間で得た利益のうち譲渡益課税(利益額の20%)を
  差し引いた最終利益を翌年の運用資金に組み入れるという方法で計算しました。

「目標利益率」を変えた場合、最終的な受取資金は下記のようになります。

この表を見て、どのように感じたでしょうか?

私は、
「目標利益率「20%」でも、続けることで、こんなに増えるんだ!」
と思いました。

で、あれば無理に投資回数を増やしたり、上がるか下がるかわからない時に
投資する必要はないのかな、と思えないでしょうか?

株式投資で財産構築することは可能ですが、そのためには財産構築するための
投資手法が必要です。

ここまで何度も申し上げましたが、財産構築するためには、「負けないこと」
が一番大切だということを覚えて欲しいと思います。

株勉強 topへ
年間投資計画の立て方
公開中レポート