トップ株 勉強年間投資計画の立て方【第4回】年間トータルで勝つことを目指す

年間投資計画の立て方

【第4回】年間トータルで勝つことを目指す

財産構築のための株式投資売買をするのに欠かせないことは、
「年間トータルで勝つこと」を目指すことです。

なぜなら、株式投資で100%の勝率は不可能だからです。

ですから、全ての株式投資で勝つことを目指すのではなく、年間を通して利益が出れば
財産構築になるということを念頭において年間投資計画を立てるようにしましょう。

個人投資家が株式投資で勝つために立てる「投資計画」で決めることは、投資に使える資金額をもとに
「年間の目標利益率」「年間の売買回数」「年間の目標勝率」の3つです。

時々、「相場は水物なんだから目標利益を掲げることには意味がない。」という方がいます。
確かに、相場が明日どうなるかは誰にも分からないわけですが、だからといって「投資計画」を
持たないということは行き当たりばったりの投資をすることになり、財産構築のための株式投資ではなく、
ギャンブルに近いものになってしまうと思います。

そして、年間の目標を決めた上で、自分の「投資レベル」や「投資に使える時間」を考えますと、
「どれくらいの頻度で売買することが可能なのか(売買回数の目標)」が分かります。
株式投資に割ける時間が少ない人は、勝つための株式投資をするのであれば「売買回数」は必然的に減り、
一方多い人は逆に増やすことができます。

投資に使える時間もないのに無理して売買回数を増やそうとすると、「勝つための銘柄探し」ではなく
「買うための銘柄探し」になってしまい、「ここで買ってもきっと大丈夫だろう」という自分に都合の良い
判断をしてしまうことが多くなります。

また、「売買回数」が分かれば、年間目標を達成するために1回の投資でどれくらいの目標利益率が
必要かが分かりますので、その数値が、自分の「投資レベル」や「使える時間」から見て無理があるのか
ないのかが判断できます。

ここで無理がある場合は、もう一度最初の年間の投資計画に戻って「時間を増やすことは可能なのか」
「目標利益率は本当に妥当なのか」を再検討し直し、時間が増やせないなら目標利益を引き下げるなど、
無理のない計画を立てるようにします。

さらに、1回の投資での目標利益率が決まれば、その目標利益率を達成できる銘柄を探すという
「銘柄探しの明確な目標」が決まりますので「買うための銘柄探し」ではなく「勝つための銘柄探し」が
できるようになるはずです。

 

■年間目標利益率の決め方

(1) 初級者向け:低い年間投資目標利益率

個人投資家の9割が負けていることを考えると、ほとんどの投資家は、
投資歴が長い人も含めて初級者と思っていた方が良いと思います。

株式市場は常に存在していますので、焦って投資をする必要はありません。
投資の実力を付けるまでは初級者の目標利益率で我慢し、実力がつくに従って
「目標利益率」をアップしてゆく方法が一番良いと思います。

投資家は儲けることばかり考えて株式投資をしますが、実際の市場では
『儲けている投資家よりも損している投資家の方が断然多い』という事実を忘れてはいけません。

損をする確率が高い時には投資を休み、儲かる確率が高い時にだけ投資する方法が、
投資の初級者には一番向いている投資方法だと思います。

つまり、初級者は「負けない投資家を目指すこと」に徹するべきです。

 

(2) 上級者限定:高い年間投資目標利益率

何%以上の年間目標利益率が分岐点になるかは、能力と株式投資に割ける時間によって変わりますので
断言することはできませんが、言えることは『目標利益率』と『投資レベル+投資に使える時間』は
正比例に近い関係にあることです。

投資に使うことができる時間を長くし、投資レベルがアップすれば間単に利益率が大きくなる
わけではありませんが、投資に使う時間を長く、かつ投資レベルをアップさせることができなければ、
目標利益率は高くはならないと言えます。

少なくとも30%以上の利益率を目標にするならば、最低次の2つを満たしている必要があります。

 ・毎日投資に使う時間がある。
 ・ある程度の投資レベルに達している

この2つの条件を満たしていないのに目標利益率をアップしますと『危ない時にも投資する』ことになり、
利益が増加するのではなく反対に減少することになります。

つまり、大多数の初級者が高い年間目標利益で投資計画を立てることは、
自分の資産を減らしてしまうことに繋がりかねません。

 

■初級者はどの程度の目標利益率が良いのか

最低で10%、最高でも30%程度の目標利益率に抑えるべきだと思います。
10%と30%の違いは何かと言いますと、それは個人の持っている時間と能力の差と言えます。
週末の1日で1、2時間程度の時間しか使えない投資家は、投資レベルはあまりアップできませんので、
まずは10%の目標利益で我慢すべきだと思います。

しかし、毎日レポートを読み、たまにはソフトを動かしたり、過去に登録した銘柄のチェックをしたり、
週末にまとまった時間を取って『ソフトを使った銘柄探し』や自分の投資レベルをアップするための努力が
できる方でしたら、多少高めにして20〜30%の目標利益率を設定することも可能だと思います。

 

■初級者はどの程度の目標利益率が良いのか

なお、初級者と上級者で年間目標利益率が変わってくると御説明しましたが、
実際に目標利益率によって何が変わるかといいますと『売買回数』が変わります。

具体的には、初級者は中期波動(年間で2〜4回の買い場)、上級者は短期波動(年間で8回程度の買い場)で
売買タイミングを取る様にするといいと思います。

初級者の方で、年間で2〜4回の売買タイミングであっても、投資レベルがアップできれば、
1回の売買タイミングのなかで、先行した銘柄で利益を確定した後に、出遅れ銘柄に投資するなど、
売買回数や利益を増やすことができます。

ですので、財産構築のための株式投資であれば、中期波動の売買タイミングを捉えて投資する方法が
ベストだと思います。

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