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年間投資計画の立て方

【第3回】負けないための売買履歴の活用法

前回のレポートで、いかに「負けないこと」が大切かを説明しました。

そのためには、『上昇中は我慢する』『下がるのを待つ』ことの重要性をお伝えしましたが、
なかには相場が上昇してくると買いたい衝動にかられる方もいると思います。

直近では、10月31日の黒田バズーカから短期間に18000円を超えるまで上昇しました。
この間、投資家心理としては、いわゆる「持たざるリスク」を感じる投資家の方も多いと思います。

焦りと雰囲気に流された投資は、結果的に損をしていることが多いはずです。

そこで、「売買履歴」をつけている方は、今年の自分の投資行動を振り返ってみてください。
もしかすると、高値で「もっと上がりそう」と考えて、高値掴みをして負けているかもしれません。

買いたい衝動を抑えることは、勝つためにとても重要です。
そのために、自分の投資手法を明確にしておくことが損失の回避につながります。

今回は、年間投資計画を立てる前に、負けないための売買履歴の活用法についてレポートします。

売買履歴をつけていない方は、2015年の年間投資計画を立てるまえに、将来の自分のために
出来るだけ「売買履歴」を残して、自分の取引を振り返って欲しいと思います。

 

■ 自分の株式組入比率を確認して株式投資のリスクをコントロール

ケンミレでは株式投資のリスクをコントロールするために「組入比率」ソフトを提供しています。
投資資金と売買履歴を正しく記入すれば「自分の組入比率」が自動作成されます。

上の図は日経平均のチャートと組入比率のグラフです。

良い例は、株式相場の『山』で組入比率が『最小』となり、『谷』で『最大』となっています。
反対に悪い例は株式市場の『山』で『最小』となり『谷』で『最小』となっています。

つまり、株が高くなったら「買いたくなる」人は山に向かって投資資金の多くを株式で持つ傾向があり、
反対に「安くなったら買う」ことを徹底している人は、谷に向かって株式の比率を高めることになります。

しかし「安い時に買って、高くなったら売る」という当たり前のことを実践することは難しいものです。

一般的には、株式市場が上がっている時の方が「心理的に買いやすい」ため、どうしても高値圏で株式比率が
高くなる傾向があります。反対に安くなると「恐怖心」からなかなか買う事(株式比率を高める)ことが出来ません。

このような悪循環を断つ方法の一つに、波動を使って株式組入比率をコントロールするやり方があります。
簡単に言うと「日経平均に中期下落波動が引かれるような底値」で組入比率を高めていき、
「中期上昇波動が引かれた」など相場が上昇するにしたがって、組入比率を下げていくという方法です。

この組入比率をうまく活用できるようになれば、高値圏では組入比率を極力減らせるようになりますので、
個人投資家がお陥りやすい『高値掴み』をしないようになります。

 

■売買履歴は続けることが何より大事!

売買履歴を振り返る際には、振り返る項目を決めて、毎回同じ項目についてチェックすることが重要です。
毎回同じ順序で投資行動を決定することで、自分がどんな情報に左右されやすいのか、
どうして利益確定がうまくいかないのか、割安なタイミングでだけ投資をすると決めていたのに、
どうして違った投資をしてしまったのかなど、自分の癖がハッキリしてきます。

負けないことの重要性と自分の投資の癖を見つめ直してから、年間投資計画を立てるようにすると、
おのずとより堅実で実現可能性の高い年間投資計画が立てられると思います。

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