トップ株 勉強年間投資計画の立て方【第2回】「負けないこと」が大事な理由

年間投資計画の立て方

【第2回】「負けないこと」が大事な理由

■「負けないこと」が大事な理由

株式投資には「利益を上げるリターンの部分」と「損をするリスクの部分」
という2つの側面があることは誰もがわかっています。

しかしながら、いざ株式投資を行うと「投資する以上は必ず勝ちたい」
「何とかして勝つ方法はないだろうか?」と勝つことばかりを考えてしまう傾向があります。

当然といえば、当然です。
なぜなら、最初から「株式投資で損をする=負ける」ことを想定して投資する人は誰もいないからです。

ところが、現実には、株式投資で損をして、損があまりにも大きくなって身動きできなくなったり、
株式市場から撤退せざるをえない個人投資家が後を絶ちません。

「個人投資家の9割が負ける」

一度は耳にしたことがあると思います。

つまり株式投資で「勝つ」ためには、「負けないこと」こそがもっとも重要だと言えます。

たとえば、

 年初の投資資金:500万円
 年間目標利益率:20%
 目標の投資資金:600万円

という目標を立てたとします。

株式投資では、年間20%の目標利益率は決して無謀に高い目標ではないと思いますし、
実際に「負けさえしなければ」年間20%の目標利益率を実現させることはそれほど
難しいものではないと思います。

もし最初の投資で−20%の損失を出してしまうと、

 年初の投資資金:500万円 → 次回の投資資金:400万
 目標の投資資金:600万円 → 目標の投資金額:600万
 年間目標利益率:20% → 50% ※(600万−400万)÷400万=50%

となってしまうので、この減った400万円を元本にして「当初目標の600万円」まで
増やさなければならなくなり、年間目標利益率を50%で運用しなくてはならなくなってしまいます。

負けさえしなければ年間の目標利益率は20%で運用すれば済んだはずなのに、「負けてしまった」
ばかりに50%で運用しなくてはならないとなると、「はやく元の500万円まで戻さなくては!」
という焦りや精神的なプレッシャーも重くなって大変です。

何よりも、年間20%の利益率なら比較的簡単に目標が実現できるのに、年間50%の利益率となると
上級者でも簡単には実現できない目標となってしまいます。

 

■株式投資の目的は「勝つ」こと、そのためには「負けない」こと

株式投資には「損をするリスク」の側面があることは事実ですが、リスクを正しく認識して「損をしない」
ようにすれば「負ける確率を減らす」ことができます。

投資家はすべて「株式投資で勝つ」ために行っているのですが、大事なことは「株式投資で勝つ」ためには
「勝ちにこだわる」以前に「いかにして負けないか?」に徹底してこだわった方が良いということです。

なぜなら、負けさえしなければ、損をする確率が少なくなり、結果的に「勝ちしか残らない」からです。

『自分が自信を持てない相場環境では投資しない』
『株式市場が大きく下がったときしか投資をしない』
『割安な銘柄でなければ投資しない』

など、負けないことに徹底的にこだわって、年間目標を確実に実現できるようになれば、
そこから「もっと勝つにはどうすれば良いのだろう?」という次のステージに必要な知識と技術を
学ぶ勉強をすれば良いと思います。

株式投資は「上がったり下がったりしている株価」を相手に戦うものですから、株価が安いときに買って
高いときに売れば利益が出て勝つことができます。

そうしますと「負けないこと」の絶対条件は、

『株価が安いときしか買わない=株価が高いときは買わない』

ということになります。

たとえば「日経平均やTOPIXが上昇していているときは買わない」や、日経平均やTOPIXが下がっていても
「自分が注目している銘柄が上昇しているときは買わない」というルールを作るだけでも、
高いときに買って損をする、個人投資家がもっとも失敗しやすい『高値掴み』の確率を減らすことができます。

そうしますと、投資できるチャンスや回数は少なくなりますが、それでもたくさん投資して損をする確率が高く
なることを考えれば、まずは投資回数は減っても

『上昇中は我慢する』
『下がるのを待つ』
『上がったときは欲を出さずに確実に売って利益を積み上げる』

ことにまずはこだわった方が良いことがわかると思います。

株勉強 topへ
年間投資計画の立て方
公開中レポート