トップ株式投資で知っておいた方が良いこと株式投資で知っておいた方が良いこと「第17回 株価が「バリュー」の中で動く仕組み」

株式投資で知っておいた方が良いこと

第17回 株価が「バリュー」の中で動く仕組み

≫レポート目次を見る

株価が「どうしてバリューラインの帯の中で動くのか」についてマスターするためには、株価チャートとは「そもそも何か」について知っておく必要があります。

一般的に株価チャートとは、一日(日足の場合)や一週間(週足の場合)などの"株価の動き"をローソク足で表わしたものと言われています。もちろん"表面的"にはその通りで、決して間違ってはいません。しかし「そのローソク足がどうして作られるのか?」という"背景"を知っていれば、もっと重要なものがチャートから見えてきます。

(1)チャートの"背景"にある意味とは?

株価チャートのもう一つの側面とは、実はその価格で「買いたいと思った投資家」と「売りたいと思った投資家」の"心理"を表わしたものなのです。つまり、チャートを見たときに「過去や現在の株価はいくらなのか?」や「右肩上がりになっている」「右肩下がりになっている」という表面的な動きを見るだけではなく…

・この株価で買った投資家は、どのような心境で買ったのだろう?
・この株価で売った投資家は、どのような心境で売ったのだろう?
・右肩上がりの相場で買った投資家は、どのような心境で買ったのだろう?
・右肩上がりの相場で売った投資家は、どのような心境で売ったのだろう?
・右肩下がりの相場で買った投資家は、どのような心境で買ったのだろう?
・右肩下がりの相場で売った投資家は、どのような心境で売ったのだろう?

という"投資家心理"を考えながら株価チャートを見れば、今まで見慣れたチャートでも「これまでとは違ったチャートの側面が見えてくる」と思います。たとえば、次のチャートは日経平均のチャートですが、単なるローソク足の集合体としてではなく"投資家心理"を意識しながらご覧になってみてください。

日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移
日経平均と投資家心理の推移

このように株価チャートを「上がれば欲しくなる欲望」と「下がればもっと下がるかもしれない恐怖心」という"投資家心理"に置き換えてみれば、株価が動く仕組みが見えてくると思います。つまり株価が「上がったり下がったりする」のは、投資家が企業業績の変化や成長ストーリーに対する分析(=ファンダメンタルズ分析)と、過去から現在までの株価の動きに対する分析(=テクニカル分析)の結果から導き出した回答が…

・『欲望>恐怖心』であれば、株価は上がる
・『欲望=恐怖心』であれば、株価は下げ止まったり、上げ止まったり、もみ合ったりする
・『欲望<恐怖心』であれば、株価は下がる

…ということが言えますが、これをケンミレでは「株価変動メカニズム」と呼んでいます。

この『欲望』を『期待(感)』、また『恐怖心』を『失望(感)』と置き換えても良いと思いますが、このように株価は"過去や未来を分析した結果の投資家心理を反映したもの"という見方ができれば、株価が「バリュー」の中で動く仕組みも理解しやすいのではないかと思います。

つまり『バリューライン』とは、この投資家が思ったり感じたり考えたりする「心理の変化点や均衡点」をライン化したもの、ということになります。

そしてこの「投資家心理」の側面から株価チャートをチェックするときのポイントは、チャートを見たときに『自分ならこう思う』ではなく『自分以外の多くの投資家だったらどう思うだろう?』という視点でチェックすることです。なぜなら、『自分ならこう思う』という視点でチェックしますと"自分に都合の良いように考えて結論を出してしまう"からです。

これが当レポートで何度も取り上げている「自分中心ではなく、株式市場の動きに自分の動きを合わせる」ということにもなります。

(2)『バリューライン』の理論が分かれば、どのように実戦で活かせば良いか?

このような基本的な株価変動のメカニズムと『バリューライン』の仕組みが分かれば、それを実戦でどのように活かせば良いか?ということになりますが、紙面が尽きましたので次回に解説したいと思います。

株勉強 topへ
株式投資で
知っておいた方が良いこと