トップ株式投資で知っておいた方が良いこと株式投資で知っておいた方が良いこと「第16回 『バリューライン』の基本的な引き方と」

株式投資で知っておいた方が良いこと

第16回 『バリューライン』の基本的な引き方

≫レポート目次を見る

あらためて『バリューライン』とは、株価の「安値と安値同士」もしくは「高値と高値同士」を結んだ平行なラインが"引けそうなところ"に引き、そして2本のラインの真ん中にもう1本の計3本のラインを引いたものです。

現在、この『バリューライン』はソフト化されていませんので、自分でチャートの「安値と安値」もしくは「高値と高値」を結んでラインを引いて、"ここなら平行な3本のラインが引けそう"と思えるところに引くことになります。

言い換えますと、平行な3本のラインが引けそうでないチャートに無理してラインを引いても意味が無いということになります。

このとき、週足チャートで引いた方が良いのか、それとも日足チャートで引いた方が良いのか、で迷う方がおられるかもしれませんが、ケンミレでは週足チャートと日足チャートを次のように使い分けています。

■「過去と比較して、現在の株価が高いところにあるのか、低いところにあるのかという株価水準」や「これまでの株価の大まかな傾向(=トレンド)」をチェックする場合は週足チャート

■「この銘柄をいくらで買おうか?」や「いくらで売ろうか?」という買い値や売り値をチェックして決める(=売買タイミングを決める)ときに使うのが日足チャート

どうしてこのような定義で使い分けているのかといいますと、最初から日足チャートを見て株価水準や株価の傾向などのマクロのチェックを行うと「大局的なチェック」ができないからです。チャートとは、過去の動きを見て将来の分からない株価の動きを予測するものですから、日足チャートで短い期間でチェックするよりも週足チャートで「できるだけ長い期間」でチェックした方が「たくさんの過去データ=株価のローソク足」を見て判断することができますので、より正しく現在の株価水準や傾向をつかんで判断することができるからです。

ただし、決してミクロのチェックをおろそかにしても良いという意味ではなく、まずは「週足チャートで長い期間のチェック」を行ってから「徐々にチャートの表示期間を短くしてさらに細かくチェックする」という意味です。

さて、話を元に戻しますと、「安値と安値同士」を結んだラインを『アンダーバリュー(ライン)』、「高値と高値同士」を結んだラインを『オーバーバリュー(ライン)』、2本のラインの真ん中に引いたラインを『フェアバリュー(ライン)』と呼び、次のようにして引きます。

「3本のバリューライン」の基本的な引き方』
「3本のバリューライン」の基本的な引き方』
「3本のバリューライン」の基本的な引き方』
「3本のバリューライン」の基本的な引き方』
「3本のバリューライン」の基本的な引き方』
「3本のバリューライン」の基本的な引き方』
「3本のバリューライン」の基本的な引き方』
「3本のバリューライン」の基本的な引き方』

さらに、3本の『バリューライン』で引くことによって"チャートが2分割"されますが、この2分割された下側を『アンダーバリューゾーン』、上側を『オーバーバリューゾーン』と呼びます。

「アンダーバリューゾーン」と「オーバーバリューゾーン」

本来は『バリューライン』の理論的な解説をする予定でしたが、その前に『バリューライン』の基本を知っていなければ理解もしにくいと思いまして、今回は『バリューライン』の基本的な引き方と言葉の意味について解説しました。

今後、『オーバーバリュー(ライン)』『フェアバリュー(ライン)』『アンダーバリュー(ライン)』『オーバーバリューゾーン』『アンダーバリューゾーン』という言葉がたくさん出てくると思いますので、今回のレポートで基本をしっかりとマスターして頂ければと思います。

株勉強 topへ
株式投資で
知っておいた方が良いこと