トップ株式投資で知っておいた方が良いこと第6回 波動が分かれば「後の祭り」になる確率は減らせる

株式投資で知っておいた方が良いこと

第6回 波動が分かれば「後の祭り」になる確率は減らせる

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株式投資とは「探す」「買う」「売る」「休む」の繰り返しですが、最後の「休む」の時間の使い方と判断によって、残りの「探す」「買う」「売る」の成否のほぼ90%が決まってしまうといっても過言ではありません。

なぜなら、休んでいるときとは「そろそろ下げ止まりそう」という割安タイミングを待つことに他なりませんので、この割安タイミングの判断を間違えてしまうと「株価が下がっている途中で買ってしまう」ということになるからです。買ってからさらに大きく下がってしまったのでは、後から失敗に気付いてもすでに『後の祭り』です。

よくセミナーやお問い合わせメールなどで「どのような銘柄が良いのか?」や「塩漬け株はどうやって対処すれば良いのか?」という銘柄探しや売り方で質問されることがありますが、そもそも大きく下がった割安タイミングになるのを待って安いときに買ってさえいれば、乱暴な言い方をすれば「何を買ってもバーゲンセールなので、塩漬け株になる可能性は非常に低い」というのが私の答えです。

この大きく下がった割安なタイミングを知る方法の一つが、これまでお話した「チャートに自分で大きく下がったと判断できるところにラインを引く方法」です。グッドイシューでも非常に重要な手段と考えていて、「自分でラインが引けない人」でも武器として使えるように『波動ライン』としてソフト化しています。

さて、チャートを見ますと株価の動きには「小さな上昇と下落」があり、そしてこの小さな上昇と下落がいくつか集まってさらに「大きな上昇と下落」を作っていることが分かります。


このチャートは、この3年ほどの日経平均のチャートに「大きな上昇と下落」と「小さな上昇と下落」のラインを引いたものですが、もう少し分かりやすく株価の変動メカニズムがイメージできるように図解しますと次のようになります。

グッドイシューでは、この小さな上昇と下落を『短期波動』、大きな上昇と下落を『中期波動』として明確に区別しています。どちらの波動ラインであっても「短期波動や中期波動が上がっているときは買わない=下がっているときしか買わない」というルールを作れば、割安なタイミングになるまで「休んで待つ」ことができるようになりますので、少なくとも株価が上昇しているときに買って高値つかみをする失敗を大きく減らすことができます。

そうしますと、自分に合った割安タイミングは「短期波動で判断した方が良いのか、それとも中期波動で判断した方が良いのか」ということになりますが、判断するためには基準が必要になります。次回は短期波動と中期波動の特徴、メリットとデメリット、自分に合った波動の判断の仕方について解説したいと思います

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