トップ株式投資で知っておいた方が良いこと株式投資で知っておいた方が良いこと「第2回 負けなければ「勝ち」しか残らない」

株式投資で知っておいた方が良いこと

第2回 負けなければ「勝ち」しか残らない

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(1)株式投資で勝つのは難しくない

本屋さんに足を運べば「株式投資で儲ける必勝戦術」や「デイトレで1億円稼ぐ方法」など、株式投資の経験がない人でも“自分にも簡単にできるかも”と錯覚してしまうような書籍が氾濫しています。

目に付くキーワードは「簡単」「儲かる」「楽」「デイトレ」「勝者」「成功者」などですが、本当に誰でも「簡単」に「デイトレ」で「楽」して「儲かる」なら、株式投資で億万長者が続出しているはずです。

私は約20年前に大学を卒業して最初に就職した先が証券会社だったことが株式投資の世界に足を踏み入れるきっかけとなりましたが、入社した翌年からバブル相場がはじけて長い坂道を転げ落ちるように下落しましたので、この20年の大半は「失敗の連続」です。

しかし人よりも長い回り道をし、人よりも多くの失敗をしたおかげで、株式投資の真実がやっと見えてきたのも事実です。そして株式投資の真実が見えてきた結果として今の私があると思いますし、この真実にできるだけ多くの個人投資家が「私のような回り道をしなくても気付いて欲しい」と思ったことがレポートを書くきっかけとなりました。

すなわち、株式投資の真実とは『安いときに買って、高くなれば売るだけ』ということです。

あらためて「その通りだ」と感じるのか、それとも「何だ、つまらない」と感じるのかが、勝者と敗者の分かれ目と言っても過言ではないと思いますが、私は失敗の数が人よりも多かった分、勝つためには「高いときは買わなければ良いんだ」ということが分かりました。

つまり「失敗しなければ、負けることはない」「負けなければ、結果的に勝ちしか残らない」という当たり前のことを当たり前のように行えるかが、株式投資の勝者と敗者の分かれ目ということです。ですから、グッドイシューでは株式投資で勝つために必要なステップを次のように考えています。

1.株式投資で勝つためには、「勝つ方法」ではなく「まずは負けない方法」をマスターすること
2.次に「勝つ方法」をマスターして、勝つ確率を上げること
3.最後に「パフォーマンスを上げる方法」をマスターして、年間の投資効率を上げること

本屋さんに氾濫している“楽して儲かる方法”とは、3番目の究極の方法のことです。しかしデイトレードなどの方法で効率良くパフォーマンスを上げるためには、1番目と2番目のステップをマスターしていることが必要なのですが、多くの個人投資家がそれを知らずに最初から一番難しい方法を選んで失敗しています。ですから、今回から始めたこのレポートは「知っていれば負けないこと」について、できるだけ紙面を割いていきたいと思っています。

(2)チャートが「教えてくれる」ときだけ投資しよう

さて、株式投資の真実が『安いときに買って、高くなれば売るだけ』ということなら、少なくとも『高いときに買ってはいけない』ということになります。もちろん高いときに買っても株価がそのまま上昇を続けることもありますが、それでも『安いときに買う』という方法に比べますと「高値で買って損をする」という失敗するリスクははるかに高くなります。

問題は、どのようときが「高いとき」で、反対にどのようなときが「安いとき」と判断すれば良いかということですが、これにはいくつかの方法があります。

一番簡単で誰でもできる方法は、たとえば日経平均やTOPIXなどの株式指標が上がっている日は「今日は相場が高いから買わない」や、自分が注目している銘柄または買いたいと思っている銘柄が上がっているときは「株価が上がっているので買いは明日にしよう」と判断する方法です。

この方法を採るだけでも高値で買って失敗する確率をかなり防ぐことはできますが、相場や株価が「高いか安いか」の判断精度をアップするために多くの投資家が活用そしているのが株価チャートです。しかしチャートで「高い」や「安い」を判断するためには知識と技術が必要になりますので、多くの人が「チャートは難しい」と感じていると思います。

株式投資でチャートを無視することは100%できませんので、チャートの見方につきましては今後もレポートの中で折に触れて書いていきたいと思います。ただし、一般的な「チャートの見方や使い方」は書店で売っているマニュアル本を読んで頂くとして、「自分が知っていて、かつ“これは使える”」と実践を通じて感じたことだけを書いていこうと思っています。

話が横道に外れてしまいましたが、どのようにすれば初心者でもチャートを見て「高いとき」や「安いとき」と判断できるかといいますと、まずはチャートを見て「大きく上昇したのでそろそろ天井かもしれない」や、「大きく下落したのでそろそろ底値かもしれない」というように、株価の動きをできるだけ長い期間で見て判断することです。

▼大きく上昇したら「高いとき」、大きく下落したら「安いとき」

つまり見た目の判断に頼った方法にはなりますが、それでもチャートを見ないで根拠のない「勘」だけで投資することに比べれば、負ける確率を大きく減らすことができます。

しかしそれでもチャートに不慣れな初心者には判断が難しいと思いますし、株式投資の経験が長い中上級者でも「自分に都合の良い判断でチャートを見る」という癖がついてしまった人は、チャート見て判断しようとしても“決断ができない”ということになってしまいます。

グッドイシューでは、『波動ライン』という「今は下がって安くなっている」や「今は上がって高くなっている」とチャートが教えてくれるソフトを提供していますが、この波動ラインを使った負けないための投資手法を『波動投資』と呼んでいます。

▼赤いラインが引かれていれば「高いとき」だから買ってはいけない

つまり波動ラインの青い下落波動のラインが引かれているのか、赤い上昇波動のラインが引かれているかを見るだけで、難しい知識や技術がなくても「安いとき」や「高いとき」を判断することができるようになっていますので、少なくとも赤い上昇波動のラインが引かれている間は「買わない」というようにすれば“株式投資で一番してはいけない高値で買う失敗”を防ぐことができます。

自分の目で判断しても良いですし、『波動ライン』のようなソフトを使って判断しても良いと思いますので、まずは「相場や株価が高いときは買わない」ことが『安いときに買って、高くなれば売るだけ』という株式投資の真実に近づく第一歩だと思います。

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