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会社四季報の見方

第1回 業績の見方

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『会社四季報』には、投資に役立つ情報がぎっしり詰め込まれています。『会社四季報』を使いこなせば伸びる会社、これから上昇する株が見つかります。 そこで、『会社四季報』の見方を説明しましょう。
『会社四季報』の誌面は大きく12の欄に区分されます。
    業績の見方
(1) 業種
(2) 社名・事業内容・本社住所等
(3) 記事
(4) 業績
(5) 配当
(6) 業績修正・変化記号
(7) 株主
(8) 役員・連結会社
(9) 財務
(10) 資本異動・株価・格付
(11) 株価チャート
(12) 株価指標
   

(1)業種(2)社名・事業内容・本社住所等について

(1)業種(2)社名・事業内容・本社住所等について まず、(1)、(2)でその会社が何をやっているかを知ります。
(3)については第2回で説明いたします。

(4)業績について

「売上」の見方

業績は、「売上」と「利益」からなります。最終的には利益が大事ですが、「売上」なくして利益はありえません。
製品やサービスの単価に売れた量を掛けて計算する「売上」は、利益の源泉。「売上」を伸ばせない会社はコスト削減によって利益を上げるしかなく、先細りの懸念もあります。

『会社四季報』の業績欄で太字になっている予想売上の数字が、前の決算期に比べ増えている会社を探してみてください。
増えていれば、今後、儲けも増える可能性があります。


「営業利益」の見方

「売上」からさまざまな費用・損失を引いたものが利益です。製品を作る費用、販売する費用、管理部門の人件費、借金の金利を払う費用、土地の売却損など費用・損失はさまざまです。四季報では、営業利益、経常利益、純益(四季報では「利益」と表記。「最終利益」、「当期利益」ともいう)の3つを載せていますが、本業の儲けを示す営業利益が最も大切です。経常利益や純益は、その期だけの特殊要因で増えたり減ったりすることがあります。

業績欄で太字になっている営業利益予想の数字が前の決算期に比べ増えている会社は儲かっている会社。
こうした増益の会社を探してください。経常利益、純益も増えているとなおよいです。


「1株益」の見方

1株益も見逃せない指標です。純益を発行済み株式数で割ったものです。株価に直結する大事な指標となります。
株価は1株当たりの数値なので、最終的には1株益が増えることが株価に好影響を与えます。

業績欄の1株益予想が前の期に比べ増えている会社を探がしてみてください。純益予想が前期より増えていても、増資などで株数が増えれば1株益予想が減ることがあります。こうした会社は株価が上がりにくい可能性があるので要注意です。


「経常利益・利益」の見方

営業利益は企業が本業で生み出す利益、これに受取利息から支払利息を引いた金融収支などを加えたものが経常利益。ここまでが企業の日常(経常)的な活動から生み出された成果です。ここから土地の売却益や減損など、非日常的な損益(特別損益)を加え、税金などを差し引いたものが当期利益(『会社四季報』では「利益」)です。


「経常利益・利益」の見方

また、(4)の業績欄で「予」が付いている業績予想は東洋経済の独自の判断によるもので、会社発表予想と異なることがあります。東洋経済の担当記者が全社取材し予想します。ここで大事なのは、前号に比べ、どれだけ業績予想を修正したかということです。営業利益の修正幅が一目でわかるように矢印を使って記号化しています(6)。
特には30%以上増額修正した会社で要注目です。

 配当の実績と予想の「実額」は【配当】欄に掲載(5)。【業績】欄の*は分割等を考慮し、1株益、配当を修正している場合です。過去からの増減推移が確認できます。

会社四季報の見方 - 目次

第1回 業績の見方
『会社四季報』には、投資に役立つ情報がぎっしり詰め込まれています。『会社四季報』を使いこなせば伸びる会社、これから上昇する株が見つかります。 そこで、『会社四季報』の見方を説明しましょう。 『会社四季報』の誌面は大きく12の欄に区分されます。
第2回 記事の見方
記事の前半は業績について書かれた業績記事、後半は株価材料について書かれた材料記事といわれます。【業績】欄にある今期・来期の業績予想の数字の根拠をこの業績記事欄で書いているのです。
第3回 知っておくと得する項目の見方
企業の安全性を知りたい場合は、H財務欄とI格付が参考になります。財務欄の株主持分比率は、安全性を示す指標で、一般的にはこの比率が高いほど、安全性が高いといえます(自己資本比率とも呼びます)。

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