トップギーニの快答 「第2回 株式市場の基礎用語2」

ギーニの快答

第2回 株式市場の基礎用語2

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『日経平均・TOPIX』

投資家は今日の株式市場は上昇したのか下がったのかを知ったり、前に比べて今の 株式市場は高くなっているのか、安くなっているのかを知る必要があります。

高ければ買ったら損をする可能性が高いですし、安ければ得をする可能性が高い訳ですから、今が高いのか安いのかを知る事は非常に重要です。投資家はこの事を判断する目安 として『日経平均』と『TOPIX』を使っています。 日経平均は日本経済新聞社が発表し、TOPIXは東京証券取引所が発表していますが、どちらかと言いますと日経平均の方がポピュラーな株価指標です。

『株価指数』

株価指数というのは指数ですから一つのものではなくて、いくつかのものを合計して作った数字です。例えば日経225(日経平均株価)ならば日本経済新聞社が選んだ225銘柄を平均化して株価指数を作っている訳です。

株価指数には日経平均、TOPIX、単純平均など色々な指数がありますが、皆様が覚えておいた方がいいのは日経平均とTOPIXの2つで十分ではないかと思います。

『新興市場』

東京証券取引所、新興市場と大きく分けてこの2つの市場で株を売ったり買ったりできます。
東京証券取引所の一部銘柄(東証一部上場銘柄)は約1,800銘柄、東証二部が約540銘柄、そして新興市場(ジャスダック市場が約1000銘柄、マザーズ市場が約190銘柄)と、合計では約3,500銘柄を売買することができます。

東証一部というのは大きな会社が多く、東証二部というのはまだ一部に上がることのできない会社、そしてジャスダック市場やマザーズ市場というのはまだ二部に上がることが出来ない会社です。信用度から言いますと一番高いのが東証一部、次に東証二部、そしてジャスダック市場、マザーズ市場ということになります。

1998年9月にジャスダック市場が最も安い水準にあり上昇する可能性が出て来たので、ある証券会社のアナリストに倒産する懸念の少ないジャスダック市場の銘柄を何十銘柄かリストアップして欲しいと頼みました所、そのときの彼の返事は「ジャスダック市場はどこまで信じて良いか分からない」というものでした。その位に現在のジャスダック市場は各社の業績に対して信頼が薄いということになります。

信頼性が薄い、良く分からないというのは、相場の世界では逆にプラス材料となります。「もっといいんじゃないか、いや悪いんじゃないか」という投資家の思惑から、株価が大きく動くことがあるからです。これを狙って個人投資家や証券会社のディーラー、外国証券の大きく儲けたいという資金などがジャスダック市場やマザーズ市場に流れ込んで、新興市場が大きく値上りしたことがあります。

『大型株・中型株・小型株』

以前は、資本金ではなくその企業が既に発行した株数(発行済み株式数)で区別したのが大型・中型・小型株です。そのときの基準は、発行済み株式数2億株以上を大型株、発行済み株式数2億株未満で6000万株以上を中型株、発行済み株式数6000万株未満を小型株としていました。現在は、その企業の時価総額とたくさん売買されているかどうか(流動性)で大型株・中型株・小型株と分けています。

ついでに申し上げますと、発行済み株式数が多いと言う事は市場で日々売買している株数も多くなりますので、何時でも売る事・買う事が出来る事から機関投資家と言われる大きな資金を運用している投資家が好んで売買します。そして株数が多いという事は買っても買っても売り物が出る事であり、売っても売っても買い物が出る事ですから、株価は余り動かないという特徴があります。

逆に小型株とは市場に流通している株数が少ない訳ですから日々の売買株数(出来高)も少なく、従って買い物が多くなりますと株価が急騰(急激に上昇)し、売り物が多くなりますと株価は急落(急激に下がる)という特徴があります。従って、株価の変動が大きい事から少ない資金で大きな利益を取れる可能性がある事から1回の投資金額が小さい個人投資家が好んで買うという特徴があります。

それぞれに大型株指数・中型株指数・小型株指数というものがあります。これはそれぞれをまとめて平均したものです。それぞれの指数の動きによって『今日は大型株指数が上昇した』という場合は機関投資家が積極的に株を買ってきたと判断出来ますし、『今日は小型株指数が上昇した』という場合には個人投資家が積極的に買ってきたという相場判断をする事が出来ます。

■大企業・中堅企業・中小企業・零細企業
大型株・中型株・小型株が発行済み株式数で判断するのに対して、大企業・中堅企業・中小企業・零細企業は資本金によって区別します。大企業とは資本金が100億円以上、中堅企業とは資本金が10億円以上で100億円未満、中小企業とは1億円以上で10億円未満、零細企業とは1億円未満の企業をいいます。

ギーニの快答 - 目次

第1回 株式市場の基礎用語1
『寄り付き(よりつき)・前引け(ぜんびけ)・後場寄り(ごばより)・大引け(おおびけ)』
『出来高』
『買い気配・売り気配』
『銘柄・株価』
『各証券取引所』
第2回 株式市場の基礎用語2
『日経平均・TOPIX』
『株価指数』
『新興市場』
『大型株・中型株・小型株』
『日経平均225種・日経平均300種・日経平均500種』
『TOPIX・東証一部単純平均・東証一部規模別株価指数』
第3回 株式市場で使われる用語1
『NYダウ30種・S&P500種・NASDAQ・ラッセル2000』
『リバウンド相場』
『自律反発相場』
『高値引け・安値引け』
『反発・反落・小反発・小反落』
第4回 株式市場で使われる用語2
『騰落銘柄数・新高安値銘柄数』
『思惑先行』
『値動き』
『引き合い』
『利食い』
『流動性が高い(厚い)・低い(薄い)』
『銘柄の乗換え(入れ替え)』
第5回 株式市場で使われる用語3
『高値警戒感』
『割高(感)・割安(感)』
『ストップ高・ストップ安・比例配分』
『買い手口・売り手口』
『浮動株と安定株』
第6回 株式市場で使われる用語4
『値嵩株と低位株』
『ブル相場・ベア相場』
『追い証』
『追い証の投げ』
『窓・窓埋め』
『ナンピン(ナンピン買い)』
第7回 株式市場で使われる用語5
『(1/3押し・1/3戻し)(1/2押し・1/2戻し)(2/3押し・2/3戻し)(全値押し・全値戻し)(38.2%押し)(61.8%押し)』
『軟調・堅調』
『注意気配・特別気配』
『サーキットブレーカー』
『裁定取引』
第8回 株式市場で使われる用語6
『ベンチマーク』
『資金効率』
『整理ポストと管理ポスト』
『需給』
『5%ルール』
第9回 株式市場で使われる用語7
『押し目買いの押し目とは何ですか?』
『セリング・クライマックス』
『吹き値売り』
『売買(バイカイ=板)』
『底堅い』
第10回 株式市場で使われる用語8
『月曜ぼけ』
『陰転・陽転 』
『逆ザヤ 』
『売り一巡』
『買い安心感』
第11回 株式市場で使われる用語9
『塩漬け・塩漬け銘柄』
『買い仕掛け』
『売り仕掛け』
『はしごを外される』
第12回 株式市場で使われる用語10
『締め上げ』
『円高修正・円安修正』
『利益確定の売り』
『自社株買いとPER』
第13回 株式市場特有の用語1
『ザラ場』
『日計り・日計り商い』
『シコリ玉(ぎょく)』
『仕手材料株』
『政治銘柄』
第14回 株式売買の用語1
『現物株を買った場合』
『信用取引で買った場合』
『売買代金』
『マーケットメイク』
『自社株買い』
第15回 株式投資法の用語1
『バリュー投資』
『グロース投資』
『ドルコスト平均法』
『配当落ち』
『権利落ち』
第16回 信用取引で使われる用語1
『日柄整理(日柄調整)・値幅整理(値幅調整)』
『空売り(カラウリ)』
『買い乗せ・売り乗せ』
『順張り・逆張り』
『踏み上げ・踏み上げ相場』
第17回 株式とデリバティブ取引の用語1
『業種別日経平均』
『外国人投資家』
『派生商品(デリバティブプロダクト)』
『スペシャル・クォーテーション(SQ=特別清算指数)』
『スペキュレート取引』
第18回 株式市場の状態を表す用語1
『見送り症状』
『閑散症状』
『手掛かり材料難』
『閑古鳥が鳴く』
第19回 株式市場の状態を表す用語2
『こじっかり・小高い・小安い』
『下げ渋り』
『上値が重い』
『地合い』
『嫌気売り』
『引け際』
第20回 株式市場の状態を表す用語3
『人の行く裏に道あり花の山』
『甘い・小甘い』
『買い決め・売り決め』
『連想買い』
『陰の極』
第21回 株式市場の状態を表す用語4
『模様眺め』
『手詰まり感』
『アク抜け・アク抜け相場』
『節分天井』
『彼岸底』

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