トップギーニの快答 「第1回 株式市場の基礎用語1」

ギーニの快答

第1回 株式市場の基礎用語1

≫レポート目次を見る

『寄り付き(よりつき)・前引け(ぜんびけ)・後場寄り(ごばより)・大引け(おおびけ)』

株は一日中売り買いは出来ません。朝は9時から始まりますが、投資家から売買の注文が入って株の値段が次々に付いていきますが、その日の最初に値段が付く事を『寄り付き』といいます。

例えば、ソニーの寄り付きが3000円と言えば、その日のソニーの最初の株価が3000円と言う事になります。 証券会社も取引所もお昼を食べますので、午前と午後に売買する時間を分けます。 午前は9時から11時までですが、午前の売買で3000円買を前引け(ぜんびけ) と言います。ソニーの前引けが3100円だとしたら午前の最後の売買価格(前引け価格)は3100円だったと言う事になります。 後場は12時30分から3時まで売買が出来ますが、後場寄り(ごばより)とは午後の売買の最初に付いた値段であり、大引け(おおびけ)とはその日の最後の売買でついた値段です。

株が上昇した、下落したと言う場合は前日の大引けに対して上がったのか下がったのかといういうことです。例えば、ソニーが前日の大引け3050円で終わり、 次の日の寄り付きが3100円とすれば、ソニーは前日比50円高で寄り付いたと言う事になります。

『出来高』

株の売買は基本的に1000株単位で行います。中には100株単位や1株単位の銘柄もあります。例えば300円の株を買いたい時は最低で も1000株単位でしか買えませんから、300円×1000株=30万円のお金 が必要になります。そしてこの場合に『出来高は1000株』と言います。

株式市場が上昇し多くの投資家が儲かってくると、株式市場に参加する様になりますので、売買が活発になって出来高が増加します。逆に株式市場が下がりますと、株を買って損をすると投資家が思う様になるので投資家は株の売買をしない様になります。そうなると出来高が減少する事になります。

以前の株式市場はほとんどの株が1000株単位でしたので、出来高の大きさから株式市場全体の活況度がわかりました。しかしながら最近では、1000株単位の株だけではなくなったことや、株価の高い株も多くなったので、『売買代金(出来高×株価)』の大きさで株式市場の活況度を見ることが多くなっています。

『買い気配・売り気配』

1987年に世界の株式市場が暴落したブラックマンディーが起こりました。この時にテレビのニュースでは『全ての株価が売り気配で値段だけが下がっています』と言っていました。

これは売りたい投資家が買いたい投資家よりも多くなる事です。反対に買い気配と言うのは買いたい投資家が売りたい投資家よりも多くなる事です。投資家は株が上がると思えば『誰でも株が上がる前に買いたい』と思って買いの注文を出しますし、株が下がると思えば『誰でも株が下がる前に売りたい』と思って売りの注文を出します。

ソニーが3000円と言う事は3000円で売買が成立したと言う事なので、誰かソニーを3000円で売り、誰かがソニーを3000円で買ったと言う 事です。つまり株に値段が付くのは『売りたい投資家と買いたい投資家の株数が一 致した時です。逆に言えば一致しなければ一致するまで値段は付かないと言う 事になります。

この値段が付かない間は買いたい投資家が多くいますので、買たい投資家は売って下さい、という情報を投資家に知らせるのが『買い気配』で あって、売りたい投資家が多くて買いたい投資家が少ない時は、売りたい投資家は買って下さいと投資家に知らせるのが「売り気配」と言う事になります。即ち、売り気配とか買い気配とかは『いくらで買いたい(売りたい)投資家がいます』と言う事を知らせて売買を早く成立させる為のシグナルと言う事です。

『銘柄・株価』

銘柄は企業名であり、例えば"日立製作所"とか"SONY"というのは銘柄ということになります。
株価はその会社の1株当りの値段です。会社の業績が良ければ株価は高くなりますし、業績が悪ければ株価は安くなります。

株価は何によって決まるかと言うと、一株利益や会社の業績がこれから良くなるのか悪くなるのかによって決まります。例えば、その会社の持っている借金=負債がどこまで経営を圧迫するか、負債があれば借金を返さなければなりません、借金には金利が付くので金利も返さなければいけません。すると資金繰りでも困りますし、利益にも借金の金利が影響を与えてくるのでいい会社とは言えません。逆に借金をしていないトヨタなど(故にトヨタ銀行などと言われますが)そういう会社はお金をたくさん持っていますので、国債を買えば金利がもらえ、お金がお金を生むという逆のプラスの材料が出る訳です。

更に商品力が良ければ業績も上がってきます。株価というのはその会社を全体から見てどの程度の価値があるのかを表すものです。

『各証券取引所』

全国には5つの大きな取引所(株の売買 をする場所)とそれぞれに新しい会社向けの取引所(新興市場)があります。そして 個人投資家はこの中の東京証券取引所、大阪証券取引所、ジャスダック市場、マザーズ市場の4つが分かれ ばOKです。

東京証券取引所(東証)には大きな会社が集まる一部市場(いちぶしじょう)と小さな会社が集まる二部市場があり、大阪証券取引所にも同じ様に一部市場と二部市場があります。また、新しい会社で成長する可能性が高い小さい会社が集まっているジャスダック市場やマザーズ市場があります。

ギーニの快答 - 目次

第1回 株式市場の基礎用語1
『寄り付き(よりつき)・前引け(ぜんびけ)・後場寄り(ごばより)・大引け(おおびけ)』
『出来高』
『買い気配・売り気配』
『銘柄・株価』
『各証券取引所』
第2回 株式市場の基礎用語2
『日経平均・TOPIX』
『株価指数』
『新興市場』
『大型株・中型株・小型株』
『日経平均225種・日経平均300種・日経平均500種』
『TOPIX・東証一部単純平均・東証一部規模別株価指数』
第3回 株式市場で使われる用語1
『NYダウ30種・S&P500種・NASDAQ・ラッセル2000』
『リバウンド相場』
『自律反発相場』
『高値引け・安値引け』
『反発・反落・小反発・小反落』
第4回 株式市場で使われる用語2
『騰落銘柄数・新高安値銘柄数』
『思惑先行』
『値動き』
『引き合い』
『利食い』
『流動性が高い(厚い)・低い(薄い)』
『銘柄の乗換え(入れ替え)』
第5回 株式市場で使われる用語3
『高値警戒感』
『割高(感)・割安(感)』
『ストップ高・ストップ安・比例配分』
『買い手口・売り手口』
『浮動株と安定株』
第6回 株式市場で使われる用語4
『値嵩株と低位株』
『ブル相場・ベア相場』
『追い証』
『追い証の投げ』
『窓・窓埋め』
『ナンピン(ナンピン買い)』
第7回 株式市場で使われる用語5
『(1/3押し・1/3戻し)(1/2押し・1/2戻し)(2/3押し・2/3戻し)(全値押し・全値戻し)(38.2%押し)(61.8%押し)』
『軟調・堅調』
『注意気配・特別気配』
『サーキットブレーカー』
『裁定取引』
第8回 株式市場で使われる用語6
『ベンチマーク』
『資金効率』
『整理ポストと管理ポスト』
『需給』
『5%ルール』
第9回 株式市場で使われる用語7
『押し目買いの押し目とは何ですか?』
『セリング・クライマックス』
『吹き値売り』
『売買(バイカイ=板)』
『底堅い』
第10回 株式市場で使われる用語8
『月曜ぼけ』
『陰転・陽転 』
『逆ザヤ 』
『売り一巡』
『買い安心感』
第11回 株式市場で使われる用語9
『塩漬け・塩漬け銘柄』
『買い仕掛け』
『売り仕掛け』
『はしごを外される』
第12回 株式市場で使われる用語10
『締め上げ』
『円高修正・円安修正』
『利益確定の売り』
『自社株買いとPER』
第13回 株式市場特有の用語1
『ザラ場』
『日計り・日計り商い』
『シコリ玉(ぎょく)』
『仕手材料株』
『政治銘柄』
第14回 株式売買の用語1
『現物株を買った場合』
『信用取引で買った場合』
『売買代金』
『マーケットメイク』
『自社株買い』
第15回 株式投資法の用語1
『バリュー投資』
『グロース投資』
『ドルコスト平均法』
『配当落ち』
『権利落ち』
第16回 信用取引で使われる用語1
『日柄整理(日柄調整)・値幅整理(値幅調整)』
『空売り(カラウリ)』
『買い乗せ・売り乗せ』
『順張り・逆張り』
『踏み上げ・踏み上げ相場』
第17回 株式とデリバティブ取引の用語1
『業種別日経平均』
『外国人投資家』
『派生商品(デリバティブプロダクト)』
『スペシャル・クォーテーション(SQ=特別清算指数)』
『スペキュレート取引』
第18回 株式市場の状態を表す用語1
『見送り症状』
『閑散症状』
『手掛かり材料難』
『閑古鳥が鳴く』
第19回 株式市場の状態を表す用語2
『こじっかり・小高い・小安い』
『下げ渋り』
『上値が重い』
『地合い』
『嫌気売り』
『引け際』
第20回 株式市場の状態を表す用語3
『人の行く裏に道あり花の山』
『甘い・小甘い』
『買い決め・売り決め』
『連想買い』
『陰の極』
第21回 株式市場の状態を表す用語4
『模様眺め』
『手詰まり感』
『アク抜け・アク抜け相場』
『節分天井』
『彼岸底』

グッドイシューで学ぶ株式投資

無料メールマガジン

イチ押しリポート

トランプレポート

広角投資のススメ

今日のマーケット
☆ココが気になる

起業家タマゴの経営イロハ

to top

reviewed by TRUSTe

当ホームページ上の著作権はグッディー株式会社に帰属し、自己の投資判断以外の目的での使用を禁止します。尚、当社が公開しているすべての情報について、当社の許可なく複製・転用・販売・ダウンロードすることを禁じます。本ホームページにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、株式会社野村総合研究所、東洋経済新報社、日本経済新聞社からの情報の提供を受けております。日経平均株価及び日経ジャスダック平均株価の著作権は、日本経済新聞社に帰属します。各種情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。