トップ初心者が覚えたほうが良い投資の知識初心者が覚えたほうが良い投資の知識「第1回 はじめに」

初心者が覚えたほうが良い投資の知識

第1回 はじめに

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株式投資はしてはいけないという家訓がある家がたくさんあったと言われています。
なぜか、それは多くの人が株式投資で財産を失ってしまったからです。 つまり、株式投資=危ないというのが多くの日本人の認識だと思います。

昔、バブル崩壊によって株式市場が暴落したときに、当時のニュースステーションの司会者が「ざまーみろ」と言いましたが、 それほど株式投資=悪という図式が日本にありました。

本当に株式投資は危ないのか

株式投資が危ないという考え方は100%間違っています。

昔の人が株式投資で負けたのは「投資家が負ける社会構造」ができあがっていたからであり、投資家は株式投資で負けたのはなく、 証券会社の利益構造の犠牲になったのです。 高い株価で買わせて、すぐに売るという手数料稼ぎの構造が個人投資家からお金を巻き上げたのです。

株式投資で絶対に負けない方法は「買わないこと=投資をしないこと」です。 しかし、この場合は財産を増やすこともできません。どの世界にもメカニズムがあります。 もちろん株式投資の世界にも株価変動のメカニズムがありますし、当然ですが「勝利の方程式」もあります。 しかし、ほとんどの人は株式投資の「勝利の方程式」を知りません。

株価変動メカニズムとは

株価変動メカニズム「割安(アンダーバリュー)→適正価値(フェアバリュー)→割高(オーバーバリュー)→適正価値(フェアバリュー)→割安(アンダーバリュー)」という循環をします。

株式市場が大きく下落して個別の銘柄も売られて下落しますと、下がった銘柄は「割安な銘柄」になります。市場が、この銘柄は割安だと認識しますと、多くの投資家がその銘柄を買い始めますので、その銘柄の株価が上昇します。

当然ですが、その銘柄は適正価値と言われる株価まで上昇します。
本来は正しい価格まで上昇しますと、そこで上昇は終わりになります。
しかし、人間には金銭欲がありますので、今から買っても、まだ間に合うと思ってしまいます。
そうしますと、再び株価は上昇し、どこかで止まります。

つまり、まだ儲かるという人間の欲望が株価を大きく押し上げるのです。そして、割高な水準まで上昇しますと、当然ですが株価は適正株価まで下落します。 そして、適正株価で止まるはずなのですが、今度は損するのではないかという恐怖心から持っている株を早く売ろうとします。 そうしますと、適正株価で止まらずに割安な株価まで下落します。 つまり、この循環を永遠に繰り返すのが株式市場です。

違いは、上昇相場のときには「上昇率のほうが下落率よりも大きくなるので、方向としては上がり続ける」ことになり、 下落相場のときは「下落率のほうが上昇率よりも高くなるので、方向としては下がり続ける」ことになります。

結論

結論は、株価は下がれば必ず上がり、上がれば必ず下がるものですので、勝ち組は下がったら買い、 上ったら売るという勝利の方程式で投資します。 これに対して、負け組投資家は「上がったら、もっと上がる」と思って買い、買った後に下がり出すと、 最初は我慢して適正価値まで下落するのを待ち、適正価値から下がり始めますと、今度は 「持っているともっと大きな損失が出る」と思って、あわてて底値圏でたたき売りしてしまいます。

この負けパターンの投資をしている人はたくさんいますし、ほとんどの投資家が選んでいる道でもあります。

問題は変動メカニズムにしたがって動いていることはわかっているのに、実際に投資する段階になりますと、 敗者の道を選択してしまいます。どうしてかと聞きますと、勝者の道は「何時も閉まっているから」と言います。この意味は、下がっているときに「どの銘柄を」「何時」「いくらで」買えば良いのかがわからないという答えでした。

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