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第27回 往来相場の投資戦略

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2016/09/23 13:37

往来相場の投資戦略

水曜日の日銀会合、そしてFOMCで利上げ見送りという2つのイベントがありましたが、日経平均の反応をみると1日反応しただけのようです。2016年に入ってからは、日経平均は相変わらず往来相場の中で動いています。

今、買い場を待っていて、何もすることがなくてつまらないという方のために「横這い相場の投資戦略」について、改めて整理してみたいと思います。

往来相場の前提


往来相場とは、一定のレンジの中で株価の上昇下落が繰り返される相場です。
相場全体の大きな上昇相場や下降相場は、金融政策、経済政策、経済環境や産業、為替、地政学問題の発生や消滅が材料となっていますから、分かりやすい相場と言えます。これに比べると往来相場の中にいる時には、ここから上がるか下がるかが分かりにくい相場だと思います。なぜなら「大きな材料がないから、上昇相場にもならないし、下落相場にもならない」からです。

しかし、往来相場は当然ですが「一定の法則 = 特徴」があります。

往来相場の特徴


往来相場の特徴を挙げますと、
1.上値と下値がほぼ限定されている相場

2.今後、大きく上昇する相場になるのか、大きく下落する相場になるのかが分からない相場。

3.いつかは一定の価格帯を抜ける相場

上値抵抗ラインを抜ければ上昇トレンドへの転換となり、下値抵抗ラインを抜ければ下降トレンドへの転換となります。いつ、往来を抜けるかというとそれは「材料が出た時」です。
良い材料が出れば均衡が破れて上値抵抗ラインを突破して上昇することになり、悪い材料が出れば下値抵抗ラインを突破して下落します。

反対に、大きな材料が出ない限りは、往来相場が続くということです。

★一昨日の日銀発表による株価の上昇が限定的な理由
日銀は、21日まで開いた金融政策決定会合で、物価を2%上昇させるという目標が達成できていない現状をふまえて「長期戦に持ち込み」することを決定しました。

つまり、一昨日の相場の上昇は「今までの政策から大きく変わらない」理由で、目先の材料によって短期的に反応して上昇しました。

別の見方をしますと、往来相場が大きく変わるような材料は出ていません。

【結論】 往来相場の上限までは+6.4%、下限までは−11.2%という中途半端な場所では、無駄な手出しをせずに「ローリスク・ハイリターン」になるタイミングまで「待つ」という投資戦略を取るべきだと言えます。

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