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第21回 持ち株をいつ売るか

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2016/09/09 15:08

【持ち株をいつ売るか】

◆意外と強い株式市場?
今週の株式市場は、日経平均が下落に転じている一方で、個別株を見るとまだまだ上昇している株が多数みられます。

株を持っていない投資家にとっては、つい、上昇に飛び乗って買いたくなりますが、ここをグッとガマンするのがローリスク・ハイリターン投資になります。

株を持っている投資家は「売り時を探している」と思います。
上がっている株はいつ利益確定をするか、買値を下回っている株は戻るまで待とうか、下がっている株はいっそ売ってしまって損を確定させようか・・・と考えているのではないでしょうか。

今日は利益が出ている銘柄を例に「売る時に失敗しない」ためには何に注意したらよいかをレポートします。

売り方で失敗しやすいパターン


大前提として、株で儲かるためには「安く買って高く売る」こと。当たり前ですが、プロも個人も機関投資家も、すべてがこの原則にしたがって投資をしています。

誰もが分っていることなのに、なぜか「売る時に失敗して、負ける」ことがあります。多くの場合、その理由は「投資家の欲望」です。

株価が上昇している時に証券会社の画面で評価額を見ますと「もっと高値がつくはず。そこで売ればより多くの利益が稼げるはず」と、根拠のない欲望を持ちます。この欲望が強いと売るタイミングを逃してしまいます。

そうして株価の上昇が止まるまで持ち続け、株価が下がると「そろそろ売ろうと思う」のですが「もう一度高値までいったら売ろうかな」という、やはり根拠のない欲望で売らず、そう思っているうちに最悪の場合、株価が下がり続けて売るに売れない「塩漬け株」になってしまうこともあります。

これが「売り方に失敗」しやすいパターンです。


勝つ売り方のポイント


それでは、勝つ売り方とはどんなものでしょうか。ポイントは次の2点です。

1、買う時点で目標利益率を決定する
2、目標利益率を達成したら迷わず売る

実際、株式投資では「最高値で売ることはまずできません」ので、売った後は必ず「もうちょっと高く売れるはずだったのに」と思うことになります。
3、さらに株価が上昇しても気にしない

ここで特に重要なのは3の項目です。売却後に株価が上昇すると、つい「もう少し我慢すればもっと利益を稼げたのに」と考えがちです。そして、次の投資では株価が目標利益率を超えても、売りたくなくなり実際には売らずにいてしてしまい、負けパターンへとはまってしまいます。

しかし、自分が売った後に株価が上昇しないということはてっぺんの最高値で売るということで「運が良ければ売れるかもしれない」というレベルのものです。つまり、そういう場合はもっと高い値段でも買いたいという人がいないわけですから、確実に売ることができません。ですから、自分が売った後に株価が上昇した時には「大成功!」と思っていいのです。

持ち株が上がっている時に見るのは、証券会社の評価額ではなく「上昇率」


持ち株が上昇している時に、証券会社の評価額をみていますと、つい「もっと儲けたい」と思ってしまいます。
しかし、冷静に売るためには目標利益率を設定して、達成したら迷わず売りましょう。

目標利益率は「その銘柄が持っている上昇能力」に合わせて決めることで、無理なく売れる価格を決定することができます。

銘柄の持っている能力とは「過去の毎回の上昇率」を調べることから始めると良いと思います。

余談ですが

東証一部の銘柄全体で「何%上昇したら売った方がよいか」を見てみますと、もっとも大きく儲けやすいローリスクハイリターン投資のタイミング(市場の大きな下落)で買った場合、9割以上の銘柄が10%以上の利益率を達成できます。一方で20%の利益率を達成できるのは良い時で全銘柄の5割程度です。

ローリスクハイリターン投資ができるタイミングは年に2〜3回しかありませんから、1回の投資でなるべく確実に・大きく利益を取れる投資技術が必要になります。
1つの方法として、買った銘柄でなるべく大きく利益をとりたいわけですが、そのためには「買う時点で、上昇能力の高い銘柄」に絞って買うということになります。上昇能力の高い銘柄の探し方は色々とありますが、もっとも簡単で重要なことは、何回も大きく上昇した実績のある銘柄を選ぶことです。
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