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第17回 短期波動の買いタイミングは、やめ時が肝心

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2016/09/05 15:49

【短期波動の買いタイミングは、やめ時が肝心】

先にお知らせです

「グッディ―目線」でレポートしていました、グッディー独自の視点からみた相場レポートや投資戦略レポートは、こちらの「中上級者向け 実践入門編」で引き継ぐことになりました。
詳細はお知らせ→http://miller.co.jp/info/20160905.htmlをご覧ください。
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前回のレポートでは、短期波動を使って売買タイミングをはかるときの欠点についてお話ししました。短期の波動で買い続けると「最後の一回は100%負ける」ことになります。

今日はこの欠点をカバーする2つの方法についてレポートします。

A 短期波動で買い続けるが、損切りをする


証券会社のディーラーなど、デイ・トレードのプロは多くがこの投資方法を採っています。

個別銘柄でも株式市場全体でも言えることですが、上昇相場が続いている間はずっと勝ち続けられますから「株式投資の儲けのチャンスを最大限に活かす」ことができます。

しかし、最後の大きな負けを避ける何かをしなければ「最後の一回の負けが大きくなって儲けがなくなったり、それまでの儲けを失うだけでなく損失」になる可能性が非常に高いです(上図の4回目の買付けをご覧ください)。 そのため、自分なりの損切りのルールをきちんと持ち、実行し続ける投資レベルに達していることが、絶対条件になります。

・・・というと、もっともらしいのですが、本当に失敗しないのでしょうか?
個人で売買をしていますと「つい」「うっかり」「たまたま」をやってしまいます。ついうっかりが命取りになりますので、実際には、ほとんどの個人投資家にとっては「行うべきではない投資手法」だといえます。


B ある程度株価が上昇したところで、休みに入る。


休んでからしばらく上昇するかもしれませんが、その後には大きな下落(短期波動ではなく、中期波動の下落)が起こりますので、中期波動の下落が止まるまで待って(止まりそうなところまで待って)から買う投資方法です

下図でみますと、
1回目の利益は、左から安値圏で買って1回目の上昇で売り切って資金を一回転させて、次に、短期下落波動で買って2回目の上昇で売ります。しかし、その後の2回目の短期下落波動からは買わずに休んで、再び株価が安値圏まで下落してくるのを待つということです。

■Bの欠点
この方法の欠点は、そろそろ危ないと思って休んだら、その後も上昇を続けてしまい、なかなか下がらずに待ちきれず、今回は普通の相場とは違うと思って「また買ってしまう」ことです。

そのためグッドイシューでは「今は相場を休む時」「相場は大きく下がっていません」という事を何度もお伝えしていきます。

【まとめ】

短期波動は大きな上昇相場が起これば、利益を積み重ねるのに有効ですが、最後に大きく負けてしまうので損切りをしっかりおこなう必要があります。

リスクを抑えるには「中期波動の調整」もしくは「低い株価水準での短期波動の調整」で投資をする方法です。


【余談】 こんな事例がありました

〜アベノミクス相場からわかる、短期波動投資のメリットとデメリット〜

本題に行く前に、具体的な事例を紹介します。
2012年11月14日、当時の野田総理が「衆議院を解散します」と言った翌日から株式市場は急騰、最初の調整が起こる2015年5月23日までの間に、日経平均は8619円から15942円まで上昇、率にして84%の上昇をしました。

日経平均が84%上昇するというのはどれだけ凄いことかと言いますと、中期波動では平均的に15%前後〜20%前後で上昇が終わり下落調整が始まります。大きな上昇相場である2000年のITバブル相場や2005年の株式投資ブームでも1回の上昇は63%が最大で、どこかで一度は大きな調整が入っています。アベノミクス相場は大きな下落調整がなく、一本調子で84%上昇しましたので歴史的な上昇相場だったことが分ると思います。
上昇相場の最初から株式投資をはじめた投資家はとてもラッキーで、短期波動で売買すると最も利益を積み上げられた時期といえます。

一方で、上昇が大きければ、反動の下落も大きくなります。2013年5月23日に高値を付けた後は、15日間で一気に22.1%の下落。

「短期波動で売買」していた投資家は、5月23日から市場が大幅安したときに「この下落で買ったら、また儲かる」と思って買ったものの、想定外の下落になり、最後の最後に巨額の損失を出してしまう事になりました。

最後に大負けした人は「欲張らずに、もう少し前で投資をストップしていれば・・・」と思ったのではないでしょうか。
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