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第13回 中上級者向け【買ってもいい割安、の3つの条件】

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2016/08/30 12:13

中上級者向け【買ってもいい割安、の3つの条件】

8月22日のレポート「調整を理解した上で買いタイミングを探す」では、株価の波動によって「割安」を認識する投資手法について説明しました。

今日は「割安株の3つの条件」についてレポートします。
(1)下がっていること
(2)大きく上昇する可能性があること
(3)市場が下がっているタイミングであること

条件1★下がっていること


株価の「波動」の底値で買うには、まずは下がっている株であることが条件になります。
さらに詳しく、どのくらい下がっているといいのか考えてみます。すると、とても単純なことから申しますと高値から、1週間下落、2週間下落、3週間下落・・・とどんどん下落していくと(つまり、下落調整と日柄調整です)が増えると「上昇に転換する可能性はどんどん高く」なっていきます。

割安株の第一の条件は「下がっている株で、そろそろ下落が止まって上昇に転じるタイミングにきている」ことになります。


条件2★大きく上昇する可能性がある株であること


下がっている銘柄、というだけでは割安ではありません。
割安とは、その銘柄の価値(バリュー)と比べて大きく下がっている時が割安です。反対に、実際に業績が悪化しているなどの理由から下がっている株は「その銘柄の価値自体が下がっておりますので、株価が下がっても、割安ではない」といえます。

もう一つ、上昇に転じても「すぐに上昇が終わってしまう」株も、割安ではありません。上昇率が低い株はすぐに下落に転じてしまう可能性が高く、売る期間が短くて売り逃したり、上昇を見逃して売り損なうリスクもあります。
儲かりにくい株は魅力のない割安ですから、割安株かが除外して考えます。

つまり「大きく上昇する可能性がある銘柄」も割安株の条件となります。
大きく上がる銘柄の探し方などは、ちょうど今週の動画で解説しています。
http://www.miller.co.jp/applications/cgi-bin/CV00opin/pst/01/CV00opin_pst_01.kmh?_hps=off&p_kbn=0&cat_id=36#list36_1_4


条件3★市場が大きく下がっていること

「大きく上がる株(2)が、下がった時(1)」というのは、常にはありません。
特に株式市場全体が上昇している時は「ダメな銘柄が、下がっている」場合や「人気株が大きく上がっているけれど、下がらない」場合がほとんどです。

反対に、株式市場全体が大きく下がりますと「業績が悪化していなくても、人気株も下がります」。ですので、条件1と条件2を実行するためには、条件3=市場が大きく下がっていることが必要です。

では、市場がどれくらい下がったら割安か?

★★★年間で2〜3回しかないような株式市場全体の大きな下落=大きな割安
=ローリスク・ハイリターン投資
★★年間で4〜8回くらいある、株式市場全体の下落=中くらいの割安
==================大きな壁==================
★年間で10回以上あるような小さな下落=小さい割安

これが投資家ごとのレベルと、投資に使える時間によって変わってきます。
投資の上級者で、時間をたっぷり使える人は市場の小さな割安でも買うなど、売買タイミングを増やすことはできますが、投資になかなか時間を裂けない方は「ローリスク・ハイリターン投資」の割安だけに絞って投資すべきと言えます。

8/22レポート 中上級者向け 【 「調整」を理解した上で買いタイミングを探す 】
http://www.miller.co.jp/report/trade_point/2016/20160822.html