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第9回 中上級者向け【株で勝つための時間の使い方 2】

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2016/08/24 18:14

中上級者向け【株で勝つための時間の使い方 2】

5種類の時間の中から、昨日は(1)準備の時間についてレポートしました。

★株で勝つために5種類の時間
(1)買いたい銘柄を探す、買いたい価格を決める、売り値を決めるための時間
(2)自分の行動を振り返って、合っているか間違っているかを検証する時間
(3)株式投資の基本的な知識を身に付ける時間
(4)株式市場を取り巻く環境を検証する時間
(5)他の投資家の人と会って情報を交換する時間


★(2)自分が行った投資が合っているか、間違っているかを検証する時間

これはほとんどの方にとって、最も苦手なことではないかと思います。
この作業に時間を使っても、地味な作業であり、直接お金が入ってくるわけではないからです。

あるスポーツで5年連続日本チャンピオンになった人が、「目先の動きは反射神経(体)が行い、少し先の戦術は(頭)が行うことができれば、その部門で一流になれる」と言っていました。

つまり、練習によって体を意識しなくても動くようにすることが第一で、これができなければ頭で現在の行動を統制しなければならず、そうなりますと少し先の戦術を考えることに頭が使えなくなってしまい、総合力で勝てなくなるということになります。

株式投資も全く同じで、いざ株の売買をしている時には「条件反射で判断」出来る状態にしておき、頭はもっと先のシナリオとシナリオに合わせた戦術を考えるようにしなければ、色々なミスをしてしまいます。そのために、昨日のレポートで書きました「何回も見直しする時間」が重要になります。


★自分の行動を振り返って、間違いを見つける

一方で、実際の自分の投資結果が「自分が考えている通り」に行われているのかどうかは、やはりチェックする必要があります。面倒くさいですが、もし無意識のうちにやってしまっている自分の間違いを見つけることができれば、ラッキーです。次は同じ間違いで失敗しなくなります。つまり、自分の投資を振り返って間違いを見つけることは勝つために「必要不可欠」といえます。

そもそも、人間の行動は間違いだらけですから、むしろ「反射的に、こういう時にこういう行動で間違ってしまうんだよな、と思いだせる」ようにするのが正解だと言えます。普段から行っている人も多いと思います。車を運転している時に「時間に間に合わなそう」と焦っている時は、いつもより慎重に運転しますよね。「焦っている時こそ事故を起こしやすい」と知っているので慎重になれる。これと同じことを株式投資でも行うのです。

★どのくらいの頻度で、何をしたら良いか

3ケ月に1度程度のペース、使う時間も1〜2時間で十分です。
ローリスク・ハイリターン投資のみする方(株式市場が大きく下がった時だけ投資する方)は、全部売り切った後で、その流れで振替ってみると、記憶が鮮明なうちなのでより良いと言えます。

ここでは「細かい技術の正否」ではなく、まずは「欲望と恐怖心で間違った行動をしなかったか」というマクロをチェックするようにします。項目を自分で作ってみると、頭の中が整理されますので一石二鳥になります。

チェックする項目は、例えばローリスク・ハイリターン投資なら「株式市場が大きく下がるのを待って買えたか、小さな下落で飛びついてしまわなかったか」とか、「銘柄の準備では、何回も見直しをしたか」など、マクロから攻めていきましょう。

【結論】
「自分の行動を振り返る」という面倒くさいことを行うと、使った時間に対するパフォーマンスは非常に高くなりますし、お正月に昨年一年間の投資成果を振り返って笑えるようにもなると思います。