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第6回 割安の定義を知ることから始める

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2016/08/18 16:02

中上級者向け 【勉強意欲のある人の方が危ない、投資スタイルの決定方法】

割安の定義を知ることから始める


一番簡単な割安の認識方法は、「株価の波動」を使って「どの程度の割安か」を認識することです。

景気循環では10年サイクル、20年サイクル、50年サイクルなどがあります。この景気のサイクルで投資する場合、何年間も資金を寝かせたままにしておくことになり、資金効率が悪くなってしまいますので財産構築には向きません。株価の波動はもう少し細かくあります。


・小さい波動(1年に10回以上)の押し目を割安とする
  →割安度が低い割安

・中くらいの波動(1年に4〜8回程度の波動)の押し目を割安とする
  →割安度が中程度の割安

・大きい波動(1年に2〜3回程度の波動)の押し目を割安とする
  →割安度が高い割安


この割安度の計算方法には、株価の波動で見た場合は「この波動の押し目を割安とする」とか「この景気の波の底を割安とする」とか色々な認識方法があります。

図:大きい波動と小さい波動

投資の勉強意欲がある人の方が危ない


割安度が最も高ければそれだけ安全性が高くなりますが、2か月〜6ヵ月程度は買わずに待つことになります。そのため、せっかく株式投資の勉強意欲が有るときに「実践は6ヵ月待ってください」と言われたら、その方法ではなくて、もっと身近に試せる投資手法から始めたいと考えてしまいます。そのため、勝ちにくい投資から始めて、資金を失ったり、投資手法探しの難民になってしまうのです。

そして、最初に投資資金を減らしてしまいますと、将来得られる利益はどんどん差が出てしまいます。例えば最初の投資で400万円の資金を200万円に減らしてしまうと、その後は毎年20%の利回りで複利運用したとしても20年後には約4000万円の利益の差が生れます。ということは、最初の負けによって、4000万円の利益を儲け損なう事になるとも言えるのです。


割安の認識方法を決定すると、自動的に投資スタイルが決まる


「投資スタイルを決定する方法はどうやって決めるか?」と言いますと、それは「株式投資に使う時間」と「現在の自分の投資レベル」によって決定します。

・株式投資の初心者
→無条件に割安度の高いものを割安と考えるべきです。
 まずは1年に2〜3回の株式市場の大きな下落を待ちます。

・株式投資に使える時間が少ない投資家
→例えば毎日5分程度しか時間が取れない、1週間に1度3時間程度という投資家は、
 やはり割安度の高いものを割安と考えるべきです。

割安度のレベルを下げると「売買チャンスが多く」なりますので、それだけチェックする時間が必要になります。このため、株式投資にあまり時間を使えない投資家が売買回数を多くすることは「チェックミスが多くなる」ことにつながりますし、妥協したチェックをしてしまうことにつながりますので、非常に危険だと言えます。

【結論】
「割安」とは「1日で見た割安」、「1年で見た割安」と変わってくるので「割安の捉え方」によって変わります。
「自分が投資する割安」は、「各自の使える時間」や「投資レベル」によって決まりますので、投資を始める前に決めておく必要があります。

【結論2】
ここから相場が下がって買い場を探すときには、幾らで下げ止まりそうかを探すのではなく、まず自分がどのレベルの波動で割安を判断するかを決めましょう。
小さい割安や中程度の割安でも投資するならば往来相場の途中で買いますし、大きな波動で割安を捉える投資家は、往来相場の下限を目標に下がるのを待つという戦略になります。
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