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第23回 いまさら聞けない株式用語【バリュー投資】

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2016/09/02 10:02

いまさら聞けない株式用語 【 バリュー投資 】

前回は2つある割安株投資のうち「グロース投資」について話しましたので、本日は「バリュー投資」についてご説明します。

バリュー投資


バリューとは「価値」と言う意味で、バリュー投資とは、企業の利益水準や資産価値などから判断して妥当だと考えられる株価よりも今の株価が安い水準にある銘柄を買い付ける手法です。

例えば、ある銘柄の本来の価値は500円だと算定されているのに、現在の株価が何らかの理由で300円と割安な状態にあったとき、300円で買っておけば、いずれ本来の価値である500円までは戻ると考え、そこまで上昇するのを待って売ることで利益を得ようとするのがバリュー投資です。

本来の価値に対して現在の株価がどうなっているかを判断するために、代表的な指標として、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)の2つがあります。

PERは1株あたりの利益に対して株価が何倍になっているか、PBRは1株あたりの資産に対して株価が何倍になっているかを表しており、どちらも数値が高いと割高、数値が低いと割安と判断されます。

※PER、PBRにつきましては「用語集」で詳しく解説しています。
「PER」については http://www.miller.co.jp/report/wakaru/20110817.html
「PBR」については http://www.miller.co.jp/report/wakaru/20111014.html


どうして会社の本来の価値と株価水準がずれるのか


ではどの様にして会社の本来の価値と株価水準が違ってくるのかと言いますと、株式投資は人気投票と言われており、例えば新しい商品を開発したとか、同じような業態の会社が良好な業績発表をした、といったニュースが出ますと、この株に注目が集まり、買いたいと思う投資家が増えるため、株価が上昇します。

上昇し始めると、さらに注目が集まり、「買わないと儲け損なう」と多くの投資家が考えてその株を買います。こうして株価は大きく上昇しますが、人気化して上昇した場合は本来の妥当な株価水準よりも株価は上昇してしまい「割高」となります。

そして割高になると、今度はどこかで投資家が「株価が高すぎる」と考え出します。そう考える投資家が多くなると株価は下がり始め、株価が下がり始めますと「買わないと儲け損なう」と考えた投資家が今度は「早く売らないと損をしてしまう」と考える様になり、その結果上昇の時とは逆に売る投資家が買う投資家よりも多くなり、しかも本来は売らなくてもいい投資家まで心配になったり、焦って売ってしまったりすることで、株価は本来の妥当な株価水準よりも売られすぎてしまいます。

この売られすぎた時を「割安」というわけですが、この割安な水準で買えば「更に下がる確率よりも上昇する確率の方が高くなります」ので、安全性を求める投資家には有効な投資手法と言えます。


これだけは覚えよう!


「グロース投資」は、未来に比べて今の方が割安な株に投資する手法なので、将来どのくらい株価が上がるかを予想して株を買うことになります。

株式投資を楽しんだり、一発大儲けしたい、と考えるならば「グロース投資」の方が面白いしと思いますし、当たった時は短期で大きく儲けることができて、豪快です。

これに対して「バリュー投資」は、過去に比べて今は割安だから買うという方法です。株価は常に上がったり、下がったりします。上がったところで買うと、下がった時に大きな損が出ますが、大きく下がったところで買えば、買った後に大きく下がる確率は少なくなります。

待つ投資になるので、買う回数があまりありません。地味で我慢する投資方法なので、派手さはありませんが、投資に失敗した時のリスクが少なくなるというメリットがあります。

つまり、株式投資を楽しみたいならば「グロース投資」、株式投資を財産構築の手段と位置付ける投資をするのであれば「バリュー投資」を選択することが個人投資家には合っていると思います。

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