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第22回 いまさら聞けない株式用語【グロース投資とバリュー投資】

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2016/09/01 10:50

いまさら聞けない株式用語 【 グロース投資とバリュー投資 】

これまで「ローリスク・ハイリターン投資への道」コーナーには4つのシリーズのレポートが混在していましたが、昨晩からレポート毎にコーナーを分けて表示するようになりました。

途中からレポートを見て、この前はどんなレポートだったのかな?と思っていただいたとき、これまでは探すのが面倒でしたが、今後はシリーズ毎に並んでいるためすぐに過去のレポートにたどり着くことができます。これまでお読みいただいて、もう1回最初から読んで復習しようという方も是非ご活用ください。

というわけで、過去のレポートを選別するのにこれまで書いてきたレポートを読み直したところ、超入門編にも関わらず普通に株式の専門用語を使っていたことに気付きました。

そこで、今日から何回かに分けて「ローリスク・ハイリターン投資」をするにあたって、知っておいて欲しい株式用語を解説したいと思います。


「割安株投資」には2つある


これまでレポートに書いてきたように、株式投資の基本は「安い時に買って、高い時に売る」ことです。この「安い時」を判断する投資方法には「グロース投資」と「バリュー投資」の2つがあります。

簡単に言ってしまうと、
「グロース投資」=未来を予測して今の方が割安と考えられる株に投資する方法
「バリュー投資」=過去に比べて割安な株に投資する方法

ということになりますが、これをもう少し判りやすいようにご説明します。

<グロース投資>

「グロース投資」はこれから業績が大幅にアップする可能性がある銘柄に投資することをいいます。

例えば2000年頃は情報・通信やインターネット関連の会社は大きく業績がアップする可能性が高いと考えられていた業種でした。そして将来の業績アップが現実のものとなっていなかった時に、将来の成長性を期待した買いが集中して考えられない水準まで買われました。これがいわゆるITバブルです。

この様に現在の企業の実態とかけ離れた水準まで株を買う方法を「グロース投資(成長株投資)」と言います。米国では長い間グロース投資が全盛だったことから、グロース投資をしている投資家は莫大な利益を得て、バリュー投資をしている投資家は「割安株は割安のまま放置された」こともあってあまり利益を得ることが出来ないということもありました。

グロース投資とは「夢」がある間は急騰し続けますが、「夢」が「夢」と分かった段階では急落するリスクの高い投資です。過去の株式市場を見ると日本でも「夢」を買う投資は何回も起こりましたが、終わって見ればほとんどが「夢」であり、株価は急上昇した後に再び急落しています。グッドイシューのチャートで長い期間のチャートを見ると、昔数千円もしていた株が100円、200円まで下落していることが分かると思います。

グロース投資をするときには、「Aという銘柄は未来の業績に比べて割安」「Bという銘柄は未来の業績に比べて割高」という専門家が書いたアナリストレポートをみて投資判断をします。しかし、未来のことは誰にもわからないのに、予想を信じて投資することはリスクが高くなります。どんなに優良に見える会社でさえ、突然問題が発覚して上場廃止の可能性がでて株価が大暴落することがあるからです。

例に出して申し訳ないですが、「JAL(日本航空)」ですら上場廃止になることがあったことからもお判りいただけると思います。(ちなみにJALはその後、再上場を果たしていますが、上場廃止前に持っていた株は無価値になっています。)


長くなってしまいましたので、「バリュー投資」については次回ご説明します。