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第4回 ニュースでよく聞く「◯◯円を挟んだ攻防」という言葉の罠

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2016/08/09 22:51

ローリスク・ハイリターン投資の 実践 【ニュースでよく聞く「◯◯円を挟んだ攻防」という言葉の罠】

株式ニュースを聞いていますと「日経平均は◯◯円を挟んだ攻防となっています」という言葉をよく聞きます。株式投資をはじめた当初「攻防すれば、何だというのだろう?」と疑問に思いました。攻防をしたところで、結局買い手が多ければ上昇し、売り手が多ければ下落。

ということは「攻防」したら上がるか下がるかを予想して、当たれば持ち続け、ハズレたら損切すれば良いのかと勘違いしましたが、これは危険です。

日経平均17000円の攻防次第で、その後の展開が変わる


日銀のETF買いと、それに続く米国の雇用統計が予想以上に良かったことから、日経平均は大幅上昇し、このまま上昇すれば往来相場の上値目途である17000円、その手前の節目は16700円もありますね。

17000円は往来相場の上限ですので、ここで止まればチャートはダブル天井となり、8月下旬から9月上旬に株式市場が再び大きく下落し「ローリスク・ハイリターン投資」のチャンスが来る可能性が出てきます。買いたい銘柄と買いたい価格を準備して、もしチャンスが来たら万全の体制で臨みます。

逆に、日銀がETF買いを再び行い、今回のように相場を大きく押し上げる結果となると、こんどは18000円を上限とした往来相場になる可能性が出てきます。

つまり、株式市場は15000円から17000円の往来相場が続くのか、それとも15000円から18000円のレンジに変わるのかが、17000円トライの動きで決まるという事になります。

ここまでは誰でも理解できる事であり、問題はこの先です


17000円まで相場が上昇した場合、その後、ETFの買い入れはあるのか、ないのか、それを市場が反応するのか、しないのか、18000円まで上昇するのか、途中で下落するのか。

これらの確率はさっぱり分りません。上るか、下がるかは、その時になってみなければ分らない。

この状況で上がりそうだと思って買う、下がりそうだと思って買うことは博打になります。
もし思った方向と逆に行ったら「損切すればいいのではないか」と考えますと、多くの投資家と同じようにどこかで必ず、大きな損を出してしまいます。思惑が当たっているうちは良いのですが、ハズレた時でも当たると思っていますから「もう少し待てば何とかなるかもしれない」と思って、そのうちに、どんどん思惑と逆方向に行って、もう駄目だと思うころには取り返しのつかないことになってしまうからです。

相場展開のシナリオは、心づもりのために使う


17000円を超えて往来相場のレンジがどうなろうと、買いタイミングの探し方は全くかわりません。ローリスク・ハイリターンの株式投資の買い場探しに必要なことは、大きく下がった事実があるかどうかになります。

ただ、その攻防ラインをぬけたら(今回ですと17000円で攻防ラインを抜けたら)、往来相場のレンジが15000-17000円から15000-18000円に変わるかもしれない、そうしたら買う時期までもう少し時間がかかりそうだな、と思います。

この「心づもりをしておく」ためにニュースを見たり、相場分析をします。
実際に行動するのは、大きく下がって15000円台までくれば「買う」。それまでは買わない。
地味ですね。地味ですが、この方法以外に「株式投資で勝ち続ける事」は難しいと思います。

大底を何によって判断するかは、これは個人によって違っても良いと思います。大底は当てられなくてもほとんど負けませんから。「大きく下がった事実を見て買う」ここが重要です。
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