トップローリスク・ハイリターン投資 超入門編〜はじめての方向け〜(投資ブログ)

第3回 むりやり買う材料を探さない

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2016/08/08 19:15

ローリスク・ハイリターン投資への道【むりやり買う材料を探さない】

株式投資で勝つとは

株式投資の教科書を読むと「株価は、企業業績や景気によって価値が変わり、景気や業績が上がれば株価が上がり、景気や業績が悪化すれば株価は下がる」と書いてあります。
そこで景気や業績を予想して投資をしようとすると、多くの個人投資家と同じようにどこかで致命的なミスをしてしまいます。

チャートが「微妙」な時に、どう考えるか


先週のレポートでは、このまま下落調整しても「日柄調整が足りない」ので、転換点にはならないと書きました。

この時点でチャートを見ますと「下落率…うーん微妙、日柄調整…うーんまだ足りないかなぁ」と転換点の判断が付かない状況です。この「微妙」という時は度々ありますが、この時に何をするかで運命が分かれます。

一生懸命、相場予測をしているAさんは、なぜ勝てない?


Aさんは、いつも真剣に株式投資に取り組んでいます。チャートを見て「うーん・・・、微妙」と思った時にはいつも「チャートでは分からないから、他の情報を探そう」と考えています。つまり買いたい心理を後押ししてくれる材料を探しています。

投資家は儲けたい、儲けるためには買いたい、そのための情報を探していますから、投資家は無意識のうちに「上がる材料」を探しています。つまり、冷静な情報収集ではなく「無理やり買うための材料を探してしまう」のです。そして、1つでも上昇材料の記事を見つければ「あった!よし!相場は上がるぞ」と思って相場が高値圏でもかまわず買ってしまいます。

株式市場には、常に好材料と悪材料があります。そして、その材料を市場が(=投資家が)どう評価するか(=相場が上がるか下がるか)は、結果論でしか分りません。つまり、相場環境を分析しても株式市場が上がるか下がるかは分かりません。

Aさんが勝てない理由は「チャートが微妙だったという事実=株式市場は割安になっていないという事実」を無視ししてしまったことです。そして、事実を無視して、将来を予想する情報を探しているからです。このような投資ライフを送りますと幾ら投資資金を用意しても無くなくなってしまいます。

株式投資の世界には、将来を予想することで儲かると勘違いしてしまうポイントがそこら中にあり、それに踊らされた投資弱者が喰い物にされてしまう世界だと思います。

では、どうすれば投資弱者から脱却できるか。

すべきことを心得ているBさん、投資タイミングが来るまでしっかり待つ


今、大きく下がったのか、日柄調整は十分かという「実態」を見ます。そして「うーん、まだ足りないな」と思います。この後、つまり調整の程度が微妙と分った時点で、無理に情報を探しにいきません。「チャートは微妙。だから割安じゃない。だから、まだ待とう」という戦略をとります。この「待つ」という戦略がとても重要な選択になります。

Bさんは「相場は割安に見えないという実態を確認したら、あとは待つ戦略をとる」のです。

本日の株式市場は+396円の大幅高


本日の株式市場は「日銀のETF買い」と「米国の雇用統計からの円安」によって大幅反発し、日経平均は+396円高となりました。この大幅高で儲けるには、先週のうちに雇用統計結果を予想し、その結果をうけて株式市場がどう反応するかを予想することが必要でした。

予想が100%当たる人は、凄いと思います。
しかし、グッドイシュー創業社長の森田(グッディ―目線の執筆者)は、1984年からの研究で「未来は絶対分からない、という事が分った」と断言しています。そして「株式市場が大きく下落した実態をみて投資すれば、ほとんど負けない」という投資手法を提供してきました。

結論


大幅高を予想して買って儲かった投資家は、今日の結果は五分五分の勝負にたまたま勝てて良かったと思います。一方で、予想をせずに買わずに我慢した投資家は今日は儲かりませんでしたが、ローリスク・ハイリターン投資を実践できているので、長い目で見れば利益を積み上げることができると思います。
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