あの時、なんで相場が上がったのか、あの時、なんで相場が下がったのかが分かりますと、投資戦略を立てやすくなります。
同じような条件の相場環境が来たときに、前の時は「どんな相場になったのか」を見る事ができます。
この目的のために作ったもう一つのソフトが「上書き」です。現在の株価指数の動きを固定し、作られた折線グラフを過去に移動する事で、今の相場と同じ動きをしていた過去の相場を探します。そして、ある動作をしますと、そこで折線グラフが固定され、その先の相場を示す機能があるので、過去の場合は「これから先は、こう動いた」という参考データが得られます。
日経平均のチャート上で過去のニュースや記録を見ることができるソフトです。
未来を知るには、まず過去を知れといいます。タイムマシンチャートなら、ケンミレが入力した市場が動く原因となった重要なニュースをチャートと合わせて見ることができますので、相場の変動時に何があったのか、自分はどういう行動をしたのかを振り返ることができます。
例えば、2012年6月5日の場合「欧州危機で世界の株式市場が下がった時に、緊急のG7電話会議が開催された」と書いておきますと、後で振り返ったときに「どうして、あの時に相場が動いたのか」をチャート上にカーソルを合わせるだけで分かります。
この入力は日々行うことができますので、毎日起こっている何かを書いても良いですし、政治や経済などで重要なことが起こったことや株式市場が大きく上がったときに「なぜ、上がったか」を書いたり、株式市場が下がったときに「なぜ、下がったか」、 株式市場が動かないときに「どうして、動かなかったのか」を書いても良いです。
この自分だけのタイムマシンチャートを2年、3年...と続けていきますと「チャートと連動した自分専用のデータベース」を作ることができ、強力な武器として活用可能です。
『タイムマシンチャート』の特徴と操作手順を解説します。
メモを登録すると、チャート上にアイコンが表示されます。メモの修正や削除をする場合は、チャート上に設置されたアイコンをクリックして赤いラインをアイコンに合わせた後、【メモを書く】ボタンをクリックするか、アイコンをダブルクリックすると、メモの編集画面が立ち上がり、修正・削除が出来ます。
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ケンミレが入力した重要なニュースです。 |
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自分で入力したメモのアイコンです。4種類あり、この時はこのアイコンという制限はありませんので、任意のアイコンを選択することが可能です。 |
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チャートが古い年月(左)へ移動します。クリックするとボタンが赤くなり、チャートの移動が開始されます。 |
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クリックするとチャートの移動がストップします。 |
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チャートが新しい年月(右)へ移動します。クリックするとボタンが赤くなり、チャートの移動が開始されます。 |
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クリックするとチャートが拡大表示されます。 |
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クリックするとチャートが縮小表示され、大きい期間での動きを確認することができます。 |
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クリックすると最新の日付(今日)に移動します。 |