トップチャートの使い方 上昇相場の必須アイテム「押し目ライン&2つのバー」

上昇相場の必須アイテム「押し目ライン&2つのバー」

上昇相場の必須アイテム 押し目戻し目ライン&2つのスクロールバー

皆様こんにちは、それでは押し目戻し目ラインについて解説します。

ある程度株式投資を経験された方は「押し目買い」や「戻り売り」といった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

まず最初に、「押し目ライン」とは上昇した株が下がったときの「下げ止まり」(上図右を見ると1/2押しで止まっています)の目安として使います。
一方、「戻し目ライン」は下落した株が上昇に転じた時、どこまで戻るのかという「上げ止まり」(上図左を見ると1/3戻しで止まっています)の目安として使います。

アベノミクス以前は長期的に株価が低迷していたので、押し目買いよりも戻り売りの方が有利な時期が多かったのですが、アベノミクスによって相場環境が大きく変化した現在、新ケンミレでは「株式市場は長期的な上昇基調に入っている」と判断しています。

そのためこの動画では特に上昇トレンドの時に大きな「力」を発揮する「押し目ライン」の使い方に焦点を合わせて解説いたします。

押し目表示の方法

それでは早速、チャート上に押し目ラインを表示させてみましょう。

押し目ラインを表示させるにはチャート欄上の「押し目・戻し目」ボタンを押します。

押し目ラインはチャートの右側部分に表示されます。

押し目買いの場合、どのくらい下がったら買うのかという目安として一般的には1/3、1/2、2/3押しなどがありますが、新ケンミレでは、フィボナッチレシオと呼ばれる0.382押し、そして0.618押しを加え、最後に安値を「全値押し」としています。

この押し目ラインに応じた価格は、手計算で算出することもできますが、時間もかかる上、チャート上に表示させることは出来ません。その点、新ケンミレではボタン一つで全銘柄の押し目水準を瞬時にチャート上に表示させることが出来ますので、特に人気の高い機能の一つとなっています。


下の画面は日経平均のチャートですが、高値は7月4日の15490円、安値は4月11日の13885円となっています。この上昇に対する押し目ラインが右側に表示されています。

押し目ラインは、「どの上昇部分に対して表示させるか」によって水準が変わりますので、まずは、このチャートのように直前又は現在継続中の中期上昇波動をもとに押し目ラインを表示させてみてください。

次は、もっと長い期間の「押し目ライン」を表示させてみましょう。

この画面では高値が2013年12月30日の16320円、安値はアベノミクス相場開始直前の2013年11月13日8619円となっています。日経平均の昨年末高値からの安値は13885円ですから、2013年末までの上昇に対して約1/3押しの水準で止まっていることがわかります。

どの押し目ラインを使うのか?

次は個別銘柄で見てみましょう。

画面の銘柄は一本調子で上昇しているように見えますが、こうして波動ラインを表示してみると上げ下げを繰り返しながら上昇していることがわかります。

次に、チャートの表示期間を短くして、反転上昇した2月4日からの動きを見てみましょう。

この部分は2月4日から大きく上昇した後の最初の押し目です。押し目ラインボタンを押してみると丁度1/2押しで止まっていることが分かります。

次の表は2月4日からの上昇の2度目の「押し目」ですが、この時も1/2押しで止まっていることが分かります。

この表はすべて2月4日を安値とした大きな上昇に対する各押し目の押し目率です。

『2つのスクロール』を使えば、過去の上昇に対する押し目率も表示できる

ここまでは2月4日の大きな安値を基準にした押し目率でしたが、今度は直前の上昇波動に対する押し目を見てみます。チャート下の2段に分かれているスクロールを操作して過去の上昇に対する押し目率を調べてみましょう。

このチャートは2回目の上昇波動に対する押し目ラインを表示していますが、ほとんど全値押し近辺まで下落してることがわかります。

下の図は、5月の中旬から下旬にかけた下落局面ですが、この時も直前の上昇に対して全値押し水準まで近づいています。

上昇相場の押し目の場合、1/3押しや1/2押しまで下落してから前の高値を更新するという上昇パターンを想定する人が多いと思いますが、一般的な上昇相場は「全値押しが数回続いた後に大きく上昇し、大きく上昇した後に再び全値押しが数回続き、その後に再び大きく上昇する」という動きになることが多いという検証結果が出ています。

1/3押しや1/2押しで下落が止まり上昇に転じるケースとしては「業績が良い」とか相場全体に「先高感がある」時が多く、どのみち調整が終わったら上昇するならば、大きく下がるまで待っていると「買い損なってしまう」という投資家心理が働いて、1/3押しや0.382押しで上昇に転じる確率が高くなります。

どの押し目で買うかというのは「押し目買い投資の永遠の課題」

株式投資は予想してはいけないと良く言われます。主観的で独りよがりな「予想」はお勧めしませんが、今回の押し目ラインだけでなく、波動ラインのパターンや平均上昇率、そして新ケンミレ抵抗ラインなどの客観的な分析を積み重ねればそれだけ勝つ確率が高くなるのが株式投資です。
そのために、新ケンミレの高機能チャートを是非活用して下さい。

押し目/戻し目ラインのまとめ

・押し目ラインは押し目買いも目安、戻し目ラインは戻り売りの目安
・押し目ラインは高値、1/3押し、0.382押し、1/2押し、0.618押し、2/3押し、全値戻り(安値)がある。
・押し目ラインは「どの上昇を取るのかで数値が変わる」ので、まずは直前又は継続中の中期上昇波動を対象にする。
・上昇相場でも直前の波動に対して2/3や全値押しになることが多い
・1/3押しや1/2押しで反転するケースは「業績が良い」場合や相場全体に「先高感」がある場合
・押し目ラインのほかに波動ラインや新ケンミレ抵抗ライン、平均上昇率などを合わせて分析すると勝つ確率が高くなる。