トップチャートの使い方 銘柄によって売買回数が違う?「波動ライン」

銘柄によって売買回数が違う?「波動ライン」

皆様こんにちは、それでは高機能チャートの機能の一つである「波動ライン」について解説します。

波動ラインは新ケンミレのチャート分析ソフトです。短期波動ラインが(年間8回)、中期波動ラインは(年4回)、長期波動ラインは(3年に一度)を目安に、波動ラインを「コンピューターが最適化」して自動表示をします。

そして、これらに加えて短期波動を個別銘柄ごとに最適化させるため「任意に波動を作る」コースを追加しました。

株は「安くなったら買って」「高くなったら売れば」いいのですが、「何を買うのか」という銘柄選びよりも「いつ買うのか」「いつ売るのか」というタイミングがもっとも重要です。

この単純ですが、実際には難しいことが波動ラインを使えば比較的簡単に実践することが出来ます。


使い方その1:波動ラインによる売買タイミングの取り方

まずは、買いのタイミングですが、その前に波動ラインの色について簡単に説明します。
波動ラインには4色のパターンがあります。

4色のは同ラインパターン

上昇波動は赤色とピンク色、下落波動は青色と水色です。
赤色の波動は既に完了した上昇波動、そしてピンク色は継続中の上昇波動を表します。
青色は完了した下落波動、そして水色は継続中の下落波動となります。

株が一定レベル下落すると下落認定されて、このように水色のラインが引かれます。
下の図は、高値から下落してますが、下落認定されるレベルの下落に至っていないということになります。
(このチャートは短期波動(年8回の買いタイミングが目安)を表示していますが、例えば設定から波動回数を年15回に増すと水色の下落波動が引かれます。)
波動回数はチャートのテクニカル設定から指定できます。テクニカル指標設定の詳細はこちら

短期波動:年8回

それでは実際にチャート上に波動を表示してみましょう。

波動ライン 

波動を表示するにはチャート欄左上の「波動ライン」ボタンを押します。

波動ライン 短期

画面のチャート上の波動を見ると最後が水色になっています。この銘柄の場合、現在下落波動が継続中という意味になります。

そして、この水色の下落波動ラインが引かれたら、「買いタイミングを探す」ことになります。
ただ自分の見ている銘柄の調整が進んでいても、日経平均などに下落波動が引かれていないときは、個別では買いのタイミングであっても市場全体の下落に引きずられて、更に下落することが考えられますので、市場全体が下落しているタイミングをプラスするとより安全に割安株投資が出来る可能性が高くなります。

波動ラインを使った買いタイミングの基本は下落波動が引かれてから買うということです。

このことを実行するだけで、多くの個人投資家を悩ませる「高値掴み」を防ぐことが出来はずです。

次は売るタイミングです。

売るタイミング

売るタイミングの基本は買うタイミングとは逆で、このチャートのようにピンク色の上昇波動が引かれたら持ち株の売却を考えます。実際の売値については、波動ラインだけでなく、平均上昇率や新ケンミレ抵抗ライン新ケンミレ抵抗ラインの詳細はこちらなどを参考にするとより効果的です。
(この銘柄の場合、平均上昇率15.5%に対して現在19.5%の上昇率になっています。)

そして売る時に重要なのは、「天井で売ろう」としないことです。相場格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というものがありますが、天井や底値で売ったり買ったりすることは偶然以外の何ものでもありません。
確実に利益を確定することを心がけましょう。


使い方その2:波動ラインで売買しやすい銘柄とは

波動の上昇率や長さが揃っている銘柄を探そう

個別銘柄の波動の形は様々です。しかし、一見ランダムに動いているように見えても、波動ラインを引いてみると規則正しい動きをしているものも見つかります。上のチャート図を見ると、この銘柄は「平均上昇率が20%、平均下落率が12.2%となっています。

そして実際の波動ラインを見ると上昇率、下落率ともに「過去の平均値」とほとんど変わらない動きとなっています。このチャートのように概ね同じような上昇率と下落率で上げ下げを繰り返す銘柄は売買のタイミングや買値売値の判断がつけやすいため、勝つ確率が高い投資が出来るかもしれません。

波動の長さと日数が揃っている銘柄(概念図)


使い方その3:波動の回数を銘柄ごとに最適化する方法

新ケンミレの高機能チャートは、「最適化」が大きな特徴となっています。RCIやストキャスティクスなどのテクニカル指標は個別銘柄ごとに最適な数値を日々算出しています。

そして、波動ラインも個別銘柄ごとに「最適化」することが出来ます。ゆっくりとした波動を描く銘柄と値動きの激しい銘柄とでは、年間に出る波動の回数が大きく異なります。そのため、銘柄ごとの最適な波動回数を探せるように回数の変更が出来るようになっています。

波動回数の変更は設定ボタンから行います。まず、チャート表示欄の上の部分の真ん中付近にあるオレンジ色の設定ボタンを押します。

※波動ラインの回数設定は「日足」のみできます。

次に「任意に波動を作る」のポッチをチェックした後、右のボックスで変更することが出来ます。

それでは実際のチャートで波動の回数を変えてみましょう。

これは日経平均のチャートですが、高値安値が年4回になるように描画した波動ラインの様子です。(13/3/28〜14/7/11)

これが年8回の波動ラインです。理論的には8回売買が可能となります。

それではもっと波動回数を増やしてみましょう。

これが最大19回の波動ラインです。理論的には19回の売買が可能となります。

※波動回数が多くなると上昇率などの数値が重なりやすいので「表示期間を短くする」など見やすいように調整して下さい。

波動回数を増減させることで、自分のレベルや投資スタイルにあった売買回数を設定することも可能です。ゆっくりとした大きな上昇下落の底値で買い、高値で売るという投資スタイルを好む方は「年間で2回〜4回の波動ラインを引いて」売買タイミングを取るという使い方をします。

★新ケンミレの一押し(波動ライン関連)
〜平均上昇率の高い銘柄で利益を大きく取ろう〜

上図の2つの銘柄は両方ともに証券会社で、同じ日に底打ち反転しています。
同業種なのでチャートもほぼ同じV字反転形状となっています。
違うのは「平均上昇率」です。このように市場全体が底打ち反転するタイミングで銘柄を選ぶときは、一回の上昇波動が大きい銘柄を選ぶと利益を大きく伸ばせるという検証結果が出ています。

【波動ラインのまとめ】

・チャートの値動きに合わせて、上昇下落のラインを自動的に引く機能です。
・山谷の回数は短期=年8回程度、中期=年4回程度、長=3年に1回程度
・株価が一定レベル以下に下がると下落波動ライン(水色)が引かれますので、波動を見れば割安だという判断が出来ます(初心者の方は中期波動をラインを使ってください)。
・波動ラインの数字を見て、常に一定の上昇率と下落率を繰り返している銘柄は売買の判断がつけやすく、勝つ確率が高くなります。
・波動の回数を最適化すると、銘柄ごとの値動きの癖にあった波動ラインを探せますので、より精度の高い分析が出来ます。