トップ起業家タマゴの経営イロハ(投資ブログ)

起業家タマゴの経営イロハ(投資ブログ)

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2017/02/20 15:25

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◎(2)作者が自信満々に言っていることでも、自分に合わないところは捨てましょう(後編)

グッドイシューの副社長は『一般事務』の募集で来ました。

トップとともに経営を考えるという募集記事を見て応募したと言って、1年で取締役に、3年で常務に、7年で副社長になりました。

常務3年目に『上場企業の役員二人と有名企業の部長1人』をヘッドハンティングしたことがありました。

その時、彼女は「私よりも優秀な人の上では仕事ができないので、私も平取締役にしてほしい」と言いました。


私は、「あなたは彼らよりも数段上の能力を持っている」と言ったのですが、本人は信じませんでした。

また、最初は同僚であった部下も『彼女がそれほどの能力を持っている』とは思っていませんでした。

ところが彼らが入社したあとで、いろいろなミーティングで議論したときに、彼女よりもマクロで適確な発言ができる人は誰もおらず、数カ月で三人とも彼女に従うようになりました。

なぜ彼女が評価されず、自分を評価できなかったのかと言いますと、彼女は『何かの専門知識を持っている専門家』ではなかったからです。

しかし、いろいろな勉強をして、自分でも気が付かない間に『知識のピラミッド』ができ、物事を『考える手順』をマスターしたことで、周囲が『考え及ばない』ところまで考えることができるようになったのです。

つまり、ユリウス・カエサルと同じ『その場で対応策を考えられる』人になっていたのです。言い換えますと、他人が考えた知識に頼らず、自分が築き上げた経験と知識によって仕事をしていたので、他人よりも高い位置で物事を考えられるようになったのです。

結局、他人が書いたビジネス書に頼らなかったことで、現在の彼女が出来上がったのです。

青色発光ダイオードを発見した中村博士の恩師が「中村は学校の勉強をしなかったから発見できた」とテレビで言っていましたが、過去の知識に縛られない人には新しい何かが見えるのです。


2017/02/17 12:34

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◎ビジネス書 勝者になる読み方、敗者になる読み方

(1)分からないところは実践してから批評家になりましょう

自分に理解できないことが書いてあったときには、取りあえず経験して、その後で批評家になる。

経験していないことを判断する能力は人間にはありません。

一番いけないことは『ビジネス書に書いてあることは正しい』と思ってしまうことです。

ビジネス書を読んでプラスに持っていくにはその作者が言っていることを実践して、本当かどうかを確認し、本当のことだけを取り入れることです。


(2)作者が自信満々に言っていることでも、自分に合わないところは捨てましょう

ビジネス書は『経験していないことを想像で書いている』ものと、自分が経験したことを書いているものの2パターンあります。

ほとんどの経営学教授が経営では成功できないのと同じで、理論的に正しいことは社会では必ずしも通用しません。

なぜならば、理屈は他の人も知っていて、差別化ができないからです。

ローマ帝国の礎を作ったユリウス・カエサルは、全く方程式を持っておらず、現場の環境に合わせて戦略と戦術をその場で作ったと言われています。


2017/02/16 09:51

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★ビジネスマン・勝者への道(極意)

◎人生の勝者への道(後篇)


自分に合っている道が分かる人はいません。

誰でも『自分に合っている道』を探します。私は仕事を何度も変わっています。

昔は仕事を変わることは忍耐力がないとされてマイナス評価だったのですが、自分に合う道と出会うまで、仕事を次々と変えて『私の道』を探し続けました。


ただし、今の道が自分に合っている道かどうかは分かりませんので、どの道を選んだときでも全力投球で仕事をしました。

全力で仕事をすると、一般の人よりも『早く・深く』その道を知ることができます。

そして、いろいろな道を深く知れば『本当に自分に合っている道』と出会ったときに2つのメリットが出てきます。

それは、一生懸命することで『いろいろな道のオーソリティー』になれるので、自分の道で仕事をしたときに、それまでの経験が本当に自分に合っていた道を進むときの大きな助けになることです。

つまり、どんな道で仕事をしたとしてもそれが全力であれば無駄はないということです。

自分が使った時間は返ってきませんし、人生は非常に短いので『無駄』は勝者にとって一番怖いものです。


2017/02/15 11:58

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★ビジネスマン・勝者への道(極意)

◎人生の勝者への道(前篇)


人生の勝者への道はたくさんあります。

幸せな家庭を作る人、趣味に生きる人、ボランティア活動をする人、酒と博打に生きる人、仕事に生きる人、研究に没頭する人、他人を幸せにする人、自分の子供に夢を託す人など、個人個人の価値観によって勝者への道(幸せを感じる人生)は違ってきます。

多分、生まれた時に神様が『その人の勝者への道を作っている』のではないかと私は思っています。

なぜならば、100メートルを10秒で走れる人もあれば、絶対に走れない人もいますし、親が東大の子供の多くが東大に行っています。

俳優になる人、政治家になる人、学者になる人、コメディアンになる人といろいろとありますが、ビジネスマンでも、社員が合っている人、管理職が合っている人、役員が合っている人、社長が合っている人と、才能や性格によってジャストフィットする道は決まっているのではないかと思います。

この考え方を消極的だと思う方もいると思いますが、実は『この考え方』が勝者への道とつながっています。


2017/02/14 12:41

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◎上司が気持ちいいと部下が仕事をしない

E.部下との話し方も重要(後篇)


これは社員と酒を飲む目的が『マネージメントのため』ではなく、心地好く酒を飲むため(上司には社員は一歩引きますので、心地好く話せる)だからです。

つまり、自分が気持ち良く生きるために社員と酒を飲んでいたのです。

社員に借りを作るような対話をしたから、社員のコントロールができなくなったというわけです。

私は幹部社員には「社員とプライベートで付き合うな」と言っています。

どんな人でも『慣れ』が起こればコントロール不能になります。

そして、無理に指示に従わせようとしますと相手がキレて、退職に追い込まれる危険性もあります。


時間とお金と気を遣って育てたのですから、本来は投資に対するリターンを求めるべきです。

社員と話す目的は『会社の方向性を理解させる』『仕事の価値を理解させる』『社員に短期目標と長期目標を設定させて、仕事のモチベーションを上げる』ためであり、自分が楽しむためではありません。

自分が楽しむには『楽しむコスト』が必要になります。

部下と一緒に過ごして自分が楽しむと『仕事上でのマイナス』というコストが発生するのです。

会社の仲間は『ビジネス仲間』であり『プライベートな仲間』ではありません。

ビジネス仲間とプライベート仲間の違いを認識して、部下と仕事をすれば『対話』の意味も良く分かってくるのではないでしょうか。


上司の仕事は自分の生産性をアップさせる・部下の生産性をアップさせることで、幹部の仕事は結果を出すことです。

何かを調べる作業は部下でもできますが、そのデータから『どうやって、結果を出すか』を考えるのが幹部の仕事です。

したがって、幹部社員は結果を出すためには『どうすれば良いのか』を常に考えなければなりません。

本書では『この目的を達成するために必要な知識と行動方法』について書きましたので、自分が納得できるところ、やってみたいと思うところからスタートしていただきたいと思います。


・マネージメントの基本は『マインドコントロール』。
・上司の仕事は『自分の生産性をアップさせる』『部下の生産性をアップさせる』ことで、幹部の仕事は『結果を出す』こと。


2017/02/13 12:32

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◎上司が気持ちいいと部下が仕事をしない

E.部下との話し方も重要(中篇)


もう1つの問題としては『生産性を上げるためには、自分の時間をどの部下に使うか』『誰に対して我慢するか』を決める必要があります。

この人間には『こう対応しよう』とか、この人間は『この対応で良し』というように、我慢する相手にも差を付けるのです。

グッドイシューでは、威張って部下と話している上司を見つけると、その上司を個室に呼んで、「なぜ君は部下の、会社の生産性を下げる行動を取るんだ。君の言い方で部下が腐れば、表面には出ないが仕事のモチベーションが下がり、会社にダメージを与える。

なぜ、給料を多く貰っている人間が会社にダメージを与えるんだ」と指摘します。

あるとき、常務が『難しい顔、怖い顔』をして社内を歩いていました。私は常務を呼んで「君の不機嫌な顔を部下が怖がり、会社の生産性を下げている」と言いました。


以上は社長としての幹部マネージメントになりますが、会社とはそれほど細かいマネージメントを毎日繰り返す必要があります。

以前、常務が私に「私は社員と酒を飲んで、社員の深層心理を調べ、マネージメントに役立てていますが、社員と親しくなったので『社員の抑え』が利かなくなったので、『厳しい言い方が必要なとき』は社長から話して欲しい」と言ってきました。

この常務は社員と話して、社員の心の中を知って、マネージメントに使うと言いながら『社員に物が言えない上司』になってしまっています。


2017/02/10 12:32

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◎上司が気持ちいいと部下が仕事をしない

E.部下との話し方も重要(前篇)


部下が失敗すると『鬼の首でも取った』ような言い方をしたり、『自分のフラストレーションを発散する』ような怒り方をしたりする上司がいます。

グッドイシューでは一番我慢するのは社長、その次は副社長と、地位が上の人ほど我慢しなければならないというルールを作っています。

上司が気持ち良く話すと、部下は居心地悪く聞くことになり、上司が考えて話すと部下は心地好く聞くことができます。

地位が上の人ほど給料が高く、仕事もでき、権利もたくさん持っています。

地位が低い人は給料が安く、仕事のレベルは低く、権利もあまりありません。

それなのに、権利が多い人が会社で気持ち良く生きられたら『バランス』がとれません。

バランスがとれないものは『時間の経過』で崩壊します。

つまり、上司が気持ち良く働ける会社はバランスが壊れていますので、成長は難しく、崩壊に向けて動いていることになります。

気持ち良くとは『部下の能力と仕事量』を考えずにという意味で、部下が心地良いという意味は『部下に気を遣う』という意味ではなく、言葉で部下のやる気を失わせないという意味です。

部下に『おべっか』を使う上司は、最後は部下のコントロールができなくなって、居場所がなくなってしまいます。


2017/02/09 12:43

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◎上司が気持ちいいと部下が仕事をしない

D.差別化する(前篇)


激動の1990年代にソビエト連邦の崩壊、東ドイツの崩壊、中国の民主化、東欧の民主化が起こりました。

つまり共産主義は生産性が悪いと証明されたわけです。

しかし、民主主義を標榜していても中身は共産主義の日本では、良い仕事をしている人も悪い仕事をしている人も『それほど大きな差』が付きません。

仕事をサボっても労働基準法で守られ、女性がセクハラされたと言えば事実に関係なく男性が負ける日本、社員募集も差別化できず、色々な世界標準から遅れている日本ですが、それでも『差別はいけないこと』という共通認識が根付いてしまって

います。

グッドイシューでは、同じことを社員が要求した場合『AさんにはOKを出し、BさんにはNOという』ことが普通に起こります。

それは責任ある自由の問題、結果と努力が均衡するマネージメントを行っているからです。

グッドイシューでは社員は頑張れば頑張っただけ権利が生まれ、頑張らない人には権利を認めないというルールが徹底しています。

社員には会社に残る自由、会社を辞める自由は保障され、会社が社員を解雇する自由はない『ぬるま湯』の日本で、生産性を上げる方法は自浄作用が効く環境を作ることです。

それは徹底した成果主義を貫くというメッセージをいつも社員に送り続けることです。

グッドイシューでは2年間昇給ゼロだった社員もいれば、一年で八回昇給した社員、半年で給料が倍になった社員もいます。

そして、『昇格・昇給の理由が分からない人は聞きに来て良い』『どうして昇給しないか聞きに来て良い』『どうして減俸になったのか、どうすれば評価が変わるのかを聞きに来て良い』と表明しています。

公平のためには評価の根拠が公平でなければならず、評価を公平にするためには上司がどこまで部下を知っているか、どこまで部下の変化を掴めるかが重要です。

そして、平等ではなく公平にするためには『この種の情報収集は必須』となります。


2017/02/08 12:36

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◎上司が気持ちいいと部下が仕事をしない

C.上司の特権を生かす(後篇)


アイデアは経験と知識と、そして『情報』から生まれます。

上司が先に話せば、部下はそれを情報として得られ、この情報をそれまでの自分の考えに加えて話すことができるので、部下の方が上司よりも情報が多い分だけ上回ります。

逆に部下の話を全部聞いてから上司が話せば、上司は『自分の能力、自分の立場で得られた情報、そして部下が考えた情報』をミックスして、部下よりもレベルの高い話をすることができ、部下はその上司を『仕事ができる上司、頭の良い上司』『

尊敬に値する上司』と思い、そういう上司の下で働きたいと思ってくれます。

それは、この上司の下で働けば自分がレベルアップできると思うからです。

部下は自分をレベルアップさせてくれる上司を常に求めています。

上司は最初は『できるだけマクロの視点に立ち、マクロの方向で正しい考え方』を言い、その発言で部下の想像力を刺激して、部下の頭の活性化を図ると良いでしょう。

この時、上司の話の内容が自分の思考では出てこないレベルのマクロ思考であると部下が思えば尊敬してくれます。

このためには、色々な部下の色々な考え方を聞いて、そこに自分の考えをプラスして話せば、どの部下よりも良い意見を言うことができます。


部下に何か聞くと「そんなことも知らないの」と馬鹿にされるのではないかと危惧する上司もいると思います。

しかし『部下はいつでも上司が自分をどう思っているか』気にしていますので、上司から質問されたら『馬鹿にする』のではなく『自分をアピールするチャンス』と考えて、熱心に説明したがります。

これは部下に質問すればすぐに分かることです。ただし、恥ずかしいと思って質問すると部下は馬鹿にしますので、正々堂々と質問してください。

多分、自分が想定した方向とは違う反応を部下はすると思います。

ミーティングで先に聞く権利、質問する権利を上司は持っています。

この権利を使って、部下に尊敬される上司になれれば、その部署の生産性は格段に高くなるのです。


2017/02/07 12:33

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◎上司が気持ちいいと部下が仕事をしない

C.上司の特権を生かす(前篇)


「上司の特権とは何ですか、上司の特権を使っていますか」と問われて、明確に答えられる人は意外に少ないです。

上司が特権を使える会社と使えない会社では、長い間に部下の能力は大きく違ってきます。

上司が特権を生かせれば、上司が出すアイデアのレベルがアップし、部下の尊敬を受けることもできます。

部下の尊敬度が上がれば仕事はスムーズに進み、日本の課長の多くを悩ませている神経性胃炎にもならないと思いますから、是非トライしてください。

上司の特権、それは部下に質問する権利です。

剣豪の世界に『後の先』という高等技術がありますが、これは相手が動いたあとの、対応できない瞬間に相手を攻撃するという一番難しい技なのですが、質問するのはこれと同じことです。

質問するだけで『後の先』という極意が会得できるかもしれません。


私は実行するまで変更可能という生き方をしています。

したがって、実行の直前に変更したり、中止したりすることが日常茶飯事です。

グッドイシューに入社した社員は『最初にこの洗礼』を受け、どうして良いか分からなくなります。

例えば、私がアドバイスをした通りに仕事をし、そのあとに、「それでは違っている」と私に言われますと、多くの人は「社長が言った通りにしたんですが」と答えます。

これが役員や部長クラスからそう言われますと『怒り』さえ生まれます。

なぜならば、人の言う通りにするのは社員の仕事であり、『誰が言ったとしても、それが会社にとって正しいか』『これを参考にもっと良いことができないか』と考えるのが幹部社員だからです。


話がそれましたが、何事でも『話さなければ相手は分からない』『行動しなければ相手は分からない』のです。

話した時、行った時に初めて、その人は批評される立場に置かれます。

つまり、話すまで、実行するまでが勝負であり、話すまで、実行するまでは『自分の考えを、どのように変えても、誰も知らない』のです。


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