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ローリスク・ハイリターン投資 チャート入門編(投資ブログ)

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2016/10/21 09:54

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【イチから始めよう】 具体的な失敗例から負けない投資戦術を学ぼう〜3




【Cさんの失敗】
Cさんはローツェが直近の高値である2291円を明確に上抜けてきたので9月29日の寄り付きの2320円で買いました。

最近の動きは25日線に下支えされて約2ヶ月もみ合っていましたが、いよいよ次のステージ入りと意気込んでいました。
ところが買った翌日に高値を付けると、決算発表後には急落してしまい、そこで損切りすることになってしまいした。

Bさんの投資は、運が悪かったのでしょうか、それとも「負けを避ける方法」があったのでしょうか。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161019_sai_05.png




拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161019_sai_04.png




まず週足チャートで見てみると、ローツェの株価は急騰していることが分かります。

移動平均線の計算日数を色々と変えてみると、株価の動きに沿うのは70週移動平均線だと分かります。そしてかい離率を見ると、購入時の株価は移動平均線にくっついていないどころか、43.25%も大きく上方にかい離しています。

◆このことから株価が「割高」水準にあることが分かり、少なくとも移動平均線近くまでの調整が予測できます。

また押し目率を見ても、現在の株価は日足では3分の1押しを割り込み、2分の1押しに接近していますし、週足では3分の1押し水準で落ち着き始めています。

※上級者の投資手法としては、これまでに何度か勝っていれば最後は負けてもいいという投資手法をとって、急騰中でも押し目であれば買ってもいいと言えます。

しかし、初級者は「割安で買う」ことが大切で、割安株が株式市場に見当たらなければ、株価が調整して割安株が出てくるまで待つことを徹底して下さい。


★個人投資家は、急騰した銘柄の場合、急騰前に買い損なったことに対する「残念」という気持ちと、「今度下がったら買おう」という気持ちがあるので、少し株価が下落すると思わず買ってしまいます。

しかしその際でも、「3分の1押しや抵抗ラインなどの客観的な指標」を参考にして買値を決めた方が、下がってしまった時も傷が浅く済むので覚えておきましょう。


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買う前の個別銘柄のチェックは面倒くさく、なかなかできないものですが、株式投資で一番大切なのは「負けないこと」なので、負ける回数を減らして確実に資産を増やしたいと思うならば、この作業を行った方が良いでしょう。
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※移動平均線かい離についてのレポートはこちらにあります
http://www.miller.co.jp/report/wakaru/20120411.html



【結論】
1 移動平均線かい離率を見て、大きく上方にかい離している銘柄は避けましょう。

2 上昇中の銘柄を買うときは、押し目を待って買いましょう。

3 株式投資で一番大切なのは「負けないこと」です。


2016/10/20 10:21

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【イチから始めよう】 具体的な失敗例から負けない投資戦術を学ぼう〜2



【Bさんの失敗】
Bさんはファーストリテイリングを49,570円で買いました。

高値の61,970円から20%下がるまでじっと我慢して買えたので「良い所で買えた」とほくそえんでいましたが、結果的にはその後、業績悪化の決算発表を受けて大きく下がったところで泣く泣く損切りしました。

Bさんの投資は、運が悪かったのでしょうか、それとも「負けを避ける方法」があったのでしょうか。


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まず週足で見てみると、すでにファーストリテイリングは1年超の上昇期間で、実に100%を越える上昇をしてきたことが分かります。

上昇の初期は「押し目買い」の戦術を取りますが、上昇期間がすでに約1年間、底値から100%以上の値上がりをしているとなると「割高な水準」と考えなければなりません。
◆また株価と移動平均線の関係を週足で見ると、上昇中は何度も13週移動平均線が下値抵抗ラインになっていることが分かります。

このようにすでに半年以上と上昇期間が長く、すでに大きく上昇した銘柄は「いつ本格的な調整に入るのか」ということを考えなければなりません。


★その判断の一つに、この銘柄のように何度も13週移動平均線まで下がったら上昇するという動きを繰り返している場合、株価がその移動平均線を下抜けた時に「本格調整に入るかトレンド転換の可能性がある」という見方があります。

ファーストリテイリングも13週線を下抜けたことによって、下降トレンド入りした可能性が出てきたわけですから、Bさんが購入した時点では「非常に危険な銘柄」だったと言えるでしょう。


※株式投資は感情や勘では勝てません。

なぜならば株式投資は「確率の勝負」であり、確率である以上は「理論的な裏付け」が必要になります。

逆に言うと株価が上昇するという理論的な裏付けが無い場合には、その時点で投資対象外になります


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グッドイシューのローリスク・ハイリターン投資は、上がっていた相場が大きく下がった時に、「いくらなんでも売られ過ぎな値段で買う」投資です。

これには「市場が悲観的になり過ぎて、株価が明らかに下げ過ぎたところ」でだけ買う投資手法ですので、「株価が上昇する理論的な裏付け」があるのです
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※移動平均線についてのレポートはこちらにあります
http://www.miller.co.jp/report/wakaru/20130306.html



【結論】
1 底値からすでにどれくらい上昇したかを必ず確認しましょう。

2 株価が移動平均線を下抜けたら下降トレンド入りの可能性が高くなります。

3 簡単なことではありませんが、失敗したと思ったら迷わず「損切り」しましょう。
損切りがなかなかできない人は、大きく下がった「ローリスク・ハイリターン投資のタイミングだけ」を待って買い、損しない投資を目指しましょう


2016/10/19 09:54

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【イチから始めよう】 具体的な失敗例から負けない投資戦術を学ぼう



【Aさんの失敗】
Aさんはある株を580円で買いましたが、その後さらに下がった500円割れのところで恐怖心から持ち切れず、損切りしました。

まず日足のチャートを見ると、Aさんは上昇時に空けた580円の窓を埋めたところで買っており、窓埋めが終われば再度上昇する可能性があるため、上級者であれば間違っていないと言えます。(ここで言う上級者とは、自分の見通しが間違ったと思ったら、すぐに損切りできる投資家のことです)

ただし、日足では高値からの調整が十分のように見えますが、株を買う時には最初に長期のチャートをチェックすることが重要であることを見落としていました。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161018_sai_02.png




拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161018_sai_01.png



下の週足の図を見ると、安値226円から高値1212円まで大幅に上昇した後だということが分かります。

そして、ここまで急騰したあとの調整であれば、「今回の調整は大幅調整かもしれない」と考える必要があります。

◆初心者の投資家は、「ここまで上昇すれば本格調整は時間の問題」と考えて、調整が実際に起こるまで「待つ」という投資戦術が賢明です。


■次に高値からどれだけ下落するのかを考えましょう。
株価は上昇後、まず上昇幅の3分の1押しや半値押し程度下落してから反発に向かうという習性があります。

この銘柄の場合、ここでは日足の安値278円から上昇し、高値1212円まで上昇したあとに半値押し水準の745円で一度止まって反発し、その後もう一度半値押し水準まで下げて反発し、三度目の正直でその水準を割り込んで下落しています。

そして3分の2押しの水準である589円で下げ止まらずに一気に割り込んでしまいましたので、今度は全値押しの278円が意識されてなかなか買いが入らなくなってしまいました。

★つまり窓埋めの580円も大事ですが、3分の2押しで止まらなかったことがもっと重要であり、さらに週足を見て本格的な調整が始まる可能性があることも確認しておく必要がありました。


※株価が大きく上昇すると、上昇幅の3分の1や2分の1(半値)、3分の2の値幅を下げて調整することが多くあり、投資家の目安となっています。
この上昇幅に対して下げた率の事を「押し目率」と言いますが、詳しくはこちらにレポートがありますので合わせてお読みください。
http://www.miller.co.jp/report/wakaru/20110909.html



【結論】
1 買う時は、長期のチャートを必ずチェックしましょう。

2 すでに大きく上昇した後の銘柄は慎重に買いたい価格を決めましょう。

3 3分の1押し、半値押し、3分の2押し、などの水準で下げ止まるか見極めましょう。


2016/10/18 10:08

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【イチから始めよう】 それぞれの銘柄ごとに合った日数の指標を使おう




【売買タイミング指標の最適化とは】
移動平均線やRSIなどの売買タイミングを判断するテクニカル指標は、一般的に週足の移動平均線なら13週と26週を使い、RSIなどについては25%以下なら買い、75%以上で売りというように「単純に」使われています。

しかし実際にこのような使い方をすると、当たらない銘柄がたくさんあるのが事実です。というのも、銘柄ごとに成長力や注目度は違うため、株価が反転するタイミングも銘柄ごとに異なるからです。

★そこで必要になってくるのが「指標の最適化」です。


【具体的な方法】
たとえば下の図では75日移動平均線は下値抵抗ラインとして機能していないことが分かります。

しかしこの移動平均線を算出する日数を少しずつ調整してみると、56日まで調整したところで下値抵抗ラインとして何度も株価が下げ止まっていることが分かりました。

◆こうして算出のための日数を調整して、その銘柄や指標に一番合ったものを探すことを「最適化」と言います。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161017_sai_02.png




※RSIなどのテクニカル指標の場合も、一般的に使われる日数だと株価と指標の山と谷が一致しないことがあります。

ですので、まず株価の山と谷がRSIなどの指標の山と谷と合うように日数を合わせましょう。


【ローリスク・ハイリターン投資に活かすには】
・まず日経平均株価のテクニカル指標を最適化して買いタイミングを探します。一つの指標だけでなく、色々なテクニカル指標が「大きく下げている」という客観的な事実を表していたら、相場の転換点が近いと言えます。

・次に買いたい銘柄のテクニカル指標を最適化して、下値抵抗ラインを探します。やはり一つの指標だけでなく、色々なテクニカル指標が同じような値段で下げ止まりを示唆しているようですと、その価格の信頼性は高くなります。

※最適化の結果は、一度調べればずっと使えると言うものではありません。数値は日々変化する可能性がありますので、売買タイミング指標を使うときは最適化を随時行うことが大切です。



【結論】
1 銘柄ごとに株価に合った日数の指標を探しましょう。

2 次に株価が反転する確率が高い数値を使いましょう。

3 指標の最適化は随時行いましょう。


2016/10/17 10:14

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【イチから始めよう】 テクニカル指標を理解しよう〜RSI・RCI・ストキャスティクス




現在の株価が割安か割高かを判断する時に使われる代表的なテクニカル指標が「RSI」「RCI」「ストキャスティクス」です。

これらの指標は株価の動きを前提に計算され、「株価」と「日数」を使います。

ここではあえて計算方法はご説明しませんが、いずれも現在の株価に過熱感があるかどうかを算出したものです。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161014_sai_01.png




【基本的な使い方】
一般的にはいずれも25%以下になったら割安、75%以上になったら割高とされていますが
◆この通りに使うことはオススメしません。

なぜならば、銘柄の成長力などによって割高・割安の判断となる数値は違ってくるからです。

成長力が高い企業の株価が上昇したあとで下落した時は、多くの投資家は調整が終わればまた上昇すると思うため、通常よりも下落率は小さくなり、上昇に反転するタイミングを計るテクニカル指標も高くなります。

逆に成長力の低い企業は投資家があまり見ていないため下落率も大きくなりがちで、テクニカル指標もより0%に近いところで株価が上昇に転じることになるのです。

◆つまり、銘柄ごとに指標の過去の動きをチェックして
・何%以下になると上昇に転じる傾向があるのか
・何%以上になると下落に転じる傾向があるのか
という過去の上昇・下落に転換するタイミングの数値を参考にして使うべきなのです。

◆ただ投資回数は減ってしまいますが、0%に極力近いところで買った方が、その後株価が「上昇しない」というリスクは減少します。


※最低でもほとんどの指標で25%を割ってくれば、そろそろローリスク・ハイリターン投資のタイミングが近づいているとも判断できますので、準備をする段階と言えます。



【結論】
1 いずれも、0%に近づくと割安、100%に近づくと割高となります。

2 ただし個別株で見る場合、企業の成長力などで判断する数値が変わるので注意。

3 その銘柄の、過去の指標の動きを参考にしましょう。


2016/10/14 09:53

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【イチから始めよう】 テクニカル指標を理解しよう〜一目均衡表




一目均衡表は、異なる日数から計算した5本の線でできたテクニカル指標で、参考にする投資家が多い指標(チャート)です。

5本の線を使うことで、「相場のトレンド転換の時期」(時間論)や「下げ止まり」「上げ止まり」(価格論)を判定することができる、時間的な概念に注目して作られた指標であり、チャートです。

【構成する5本の線】
基準線:(当日を含めた過去26日間の最高値+最安値)÷2 で算出します。
転換線:(当日を含めた過去9日間の最高値+最安値)÷2 で算出します。
先行スパン1:{(転換線+基準線)÷2}を26日先行させて表示します。
先行スパン2:{(当日を含めた過去52日間の最高値+最安値)÷2}を26日先行させて表示します。
遅行スパン(線): 当日の終値を26日遅行させて表示します。


拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161013_sai_02.png




【一般的な使い方】
1 基準線と転換線に着目した使い方で、「転換線が基準線を下から上に抜いた地点が買い」、逆に「転換線が基準線を上から下に抜いた地点が売り」と見る方法ですが、「順バリ」の考え方ですので、大きく方向が変わった時には使えますが、往来相場の中ではあまり使えません。

2 2本の先行スパンに注目した使い方です。この「2本が作る帯」を一般的には「雲」と呼びますが、この雲が株価よりも下にある場合には相場は上昇トレンドにあると判断し、雲が下値の目安となります。

  逆に雲が株価よりも上にある場合には相場は下降トレンドにあると判断し、雲が上値の目安となります。

3 2本の先行スパンが交わったらトレンドの転換点になる確率が高いと見ます。

4 遅行線が株価を「下から上に抜く」形が出たら買い、「上から下に抜く」形が出たら売りと見ます。



【結論】
1 人気のある指標ですが、上の図からも分かるように、もみ合い相場ではダマシが多いので、これだけを売買の目安にするのはやめましょう。

2 相場の方向性が大きく変わった時には役に立ちます。

3 上記2の「雲」の使い方は底値買いに使うこともできますが、順バリ指標なので上記1は底値買いには使えません。


2016/10/13 10:00

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【イチから始めよう】 テクニカル指標を理解しよう〜ボリンジャーバンド




株価の上下に帯を作って、売買ポイントを判断するのがボリンジャーバンドです。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161012_sai_04.png




「移動平均かい離率」から派生したテクニカル指標ですが、移動平均線からのかい離を統計学を用いて、この線の間に株価がある確率が何%というふうに表し、それを離れて動いた場合にはある意味「行き過ぎ」と判断して「逆バリ」に使います。

つまり「上げ過ぎ」と見れば「売り場探し」に、「売られ過ぎ」と見れば「買い場探し」に使います。

☆少し難しくなりますが、株価が移動平均線をはさんで、
 +1σ(シグマ)から−1σ(シグマ)の間で推移するのが約68.3%の確率
 +2σ(シグマ)から−2σ(シグマ)の間で推移するのが約95.5%の確率
 +3σ(シグマ)から−3σ(シグマ)の間で推移するのが約99.7%の確率
 として表示します。

◇つまり統計学上は株価はほぼ+2σと−2σの間で推移しているわけです。


★ボリンジャーバンドの使い方は、帯が一定幅で水平な時期は、相場は帯の中での往来相場(ボックス相場)となるため、一番下のラインが「買い」、一番上のラインが「売り」のタイミングとなります。

またボリンジャーバンドの幅の動きと株価の動きに注目した場合は、狭かった帯が広がってきた時が「相場の転換点」になるとも言われています。

※詳細を勉強したい方はこちらからどうぞ
http://www.miller.co.jp/report/wakaru/20120606.html


◆より正確に計るには
各テクニカル指標は一般的には決まった算出日数で計算されていますが、株価の動きは全ての銘柄で違うため、全部の銘柄や指標で同じ算出日数を用いることにはやや無理があります。

各指標、各銘柄ごとに最適な算出日数を見つけることができれば、より正確なシグナルとなります。



【結論】
1 バンドの上下で相場が反転します。

2 株価が大きく動くと一気にレンジが広がるので昨日−2σの値に近付いたとか、−3σに近付いたからといって、それだけで売買に使うのはやめましょう。

3 テクニカル指標はあくまでも目安として使うものです。また一つのテクニカル指標だけを頼りに売買するのではなく、色々な物差しを使って「割安度」を確認してから売買に活かしましょう。


2016/10/12 15:49

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【イチから始めよう】 テクニカル指標を理解しよう〜ポイント&フィギアとは




株価は1円単位や10円単位で動いたりしますが、小さな動きで株価の方向性を知ろうとすると「時々間違った形」が出ます。

これを株式市場では「ダマシ」と言いますが、このダマシを防ぐには「小さな動きを排除」すればよいわけで、その方法の一つに「ポイント&フィギア」という指標があります。
たとえば、1円単位で動く株については、5円以上動いた時に初めて動いたと認識して○×の印を付ける方法です。

◆気をつけてほしいのは、上がった時に×、下がった時に○を付けるということです。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161012_sai_02.png




値幅を5円に設定した場合には、株価が上昇を継続した場合には5円以上動くごとに×を積み上げていきます。そして高値から3ポイント(5円×3ポイント=15円)以上下落したら、今度は上昇から下落に転じたものとして、その横の列に1ポイント(5円分)ずらした位置から○をつけていきます。

つまり3ポイント(15円)以上下落し始めて、上昇から下落に転じたものとして○をつけるわけです。

したがって、転換した直後には最低3つは○がつくことになります。


◆このポイント&フィギアも、サイコロジカルラインと同じように個別銘柄の分析よりも、日経平均などのマクロ指標のトレンド分析に有効です。

ただし印をつける値幅の設定(今回は5円でした)によって調整ができますので、長期、短期のどちらのトレンド分析にも使えます。

・短期のトレンドを見るときには→印をつける値幅を小さくします。
・長期のトレンドを見るときには→印をつける値幅を大きくします。


【トレンドの転換点を見つけるには】
○や×の印が同じ株価で止まっていることが多い価格を探しましょう。

印が同じ所で止まっている列が多ければ多いほど上や下に抜ける時の抵抗が大きいということになりますので、この価格を上や下に抜けた時がトレンドの転換点と判断できます。
またこの転換点が多くみつかるように値幅を調整することで、よりトレンドの転換点が見つけやすくなります。

★また、何度も同じ株価で○や×が並んでいるポイントは強い抵抗ポイントなのでなかなか抜けないと見て、待ち伏せする株価としても使うことができます。



【結論】
1 長期のトレンドを見る時には、変化の値幅設定を大きくします。

2 前回の抵抗ポイントを抜けるとトレンドが変化したと見ます。

3 同じ株価で止まっている列が多いほど抵抗が大きいと見ます。


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※ この指標は、抵抗ポイントを抜けたトレンドについていくという「順バリ」での使い方ではローリスク・ハイリターン投資の買い場探しには向いていません。

ただし、下値で○が何度も並んでいるポイントは下値抵抗が大きいと言えますので、そういう位置で待ち伏せ買いをするのには使えます。
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2016/10/11 16:37

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【イチから始めよう】 テクニカル指標を理解しよう〜サイコロジカルラインとは




売買タイミングを計る指標の中で最も仕組みが簡単なのがサイコロジカルラインです。

株価が過熱しているのか、そうでないのかを見るためのものですが、計算の方法は非常に単純で、株価が前日よりも上がった日を「勝ち」、前日よりも下がった日を「負け」として、一般的には過去12営業日の勝ち負けを集計して勝率を算出します。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161011_sai_01.png




一般的には勝率が25%以下になると割安、75%以上になると割高と言われています。
おおざっぱな計算で求められる指標なので、個別銘柄の分析には精度が低いためあまり向きませんが、日経平均株価やジャスダック平均など、マクロの株価指数の動きをつかむには有効です。


■マクロ指標の分析に限定して使う方が精度は高く、相場が
高値圏にある時に
 ・11勝1敗や
 ・12勝0敗になった時。
安値圏にある時に
 ・1勝11敗や
 ・0勝12敗になった時にのみ重要視する方が良いでしょう。

※言い換えるならば、100%や0%に近い特殊な環境にならない限り、サイコロジカルラインは無視した方が良いでしょう。


【結論】
1 おおざっぱな指標なので、マクロ指標の分析だけで使いましょう。

2 なるべく100%や0%に近づいた時にだけ、トレンド転換の目安に使いましょう。


2016/10/07 11:14

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【イチから始めよう】 重要なチャートの形〜三尊底と三尊天井




【三尊底:逆三尊(ヘッドアンドショルダーズ・ボトム)】
◆前回のダブル底よりもさらに強力なトレンド転換サインです。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161007_sai_01.png



三つの谷ができて、「真ん中の谷が一番深い谷」となる形です。
めったに出ない形なので、出た時には高確率で株価の下落トレンドが上昇転換します。

まず最初の二つの谷に注目します。これは株式市場を取り巻く環境が悪化して大きく下落し、下落が止まっていったん上昇するも、上昇が長続きせずに再び下落に転じて前回の安値を割り込んだ形です。

※前回の安値近辺で下げ止まる、ダブル底にならなかったという形です。

そして三つ目の谷は、二つの谷の後に上昇して、みたび下落した時に
・前々回の安値を割り込まなければ→【三尊底】
・前々回の安値、前回の安値をともに割り込んだ時には→【新たな下降トレンド入り】
となります。

ちなみに前回の安値(図の2)は前々回の安値(図の1)よりも下なので、前々回安値を割り込まないと言うことは前回の安値はもちろん割り込んでいないことになりますので
「今回の安値(3)>前々回の安値(1)>前回の安値(2)」 という形になります。

◇前々回の安値を割り込まないと言うことで、悪材料は織り込まれたと認識されます。
つまり、株式市場は大幅調整を完了し、上昇トレンドに転換する可能性が非常に高いので絶好の買い場と言えます。


【三尊天井:(ヘッドアンドショルダーズ・トップ)】
これは「三尊底」のまるっきり逆の形で、天井打ちのサインと言われています。

拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20161007_sai_02.png



真ん中の山が一番高い形の山が三つできたケースで、三つ目の山が一つ目の山を超えない方が精度は高くなると判断できます。

つまり相場の売り圧力が強いことを示し、下降相場に入る確率が高くなります。



【結論】
1 めったに出ない形ですが、出た場合は非常に高い確率で方向性が転換します。

2 どちらも週足の方が信頼性が高く、日足では信頼性が低くなる傾向があります。

3 ローリスク・ハイリターン投資の買い場とは違いますが、上級者向けの投資には役立つ形の一つとなります。


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